釣りに行けない週末は雨が降っていることがほとんどなので、必然的に屋内に籠ることになる小生。
何をやっているかと言えば、だいたいの場合が仕掛け作りか釣具の修理である。
釣具が壊れた場合、ほとんどの方が思い浮かべるのが「壊れた」→「直せない」→「新しいのが買えるぞ!!」→「うれしい!!」のパターンであろうが、小生小遣いが少なく「壊れた」→「直す」→「悲しい…」の選択肢しかないのである。
で、今回の患者であるが
穴釣りロッドである。
ヤフオクで2,000円もしなかった代物であるが、そう易々と廃棄はせぬ。
直せるものはトコトン直すのである。
長さ130cmだった竿だがテトラにぶつけてしまい、すでにトップガイドが消失。
2番ガイドがトップ代わりになっているので120cmほどになってしまっている。
調子はやや硬くなったものの、特に支障がなかったためそのまま使用していた。
ところがだ。
気が付けばガイドの数がえらく少ない。よくみると2~4番を残して5番と6番のガイドが無くなっていたのである。
上から無くなるのなら分かるが、なぜに元竿側が?しかも2つも…。
なぜかは分からぬが無いものはしょうがない。ついでだから1つガイドを増やしてしまおう。
さて、ここで修理に必要な物だが、当然ガイドが必要である。
エイト玉津に行ってみたらすぐに見つかった。
エイトさん、毎度ありがとうございます!!
今回3個使ったのであと7個残っている。あと2回は修理できる計算である。
こころおきなくテトラにブツけられるというものだ。
で、直してみた。
もうロッドビルダーとして生きていけるレベルである。
調子に乗って会社を辞めて妻子が路頭に迷うパターンである。
いきなり完成図を見せられても読者諸兄も戸惑うことであろうから、順を追って作業を見ていただこう。なお、完全に独自のやり方である。これを真似て竿が壊れたり大物を逃がしたりしても小生にクレームを入れないように。
①
あくまで仮止めなので少量でOK。
②
ここでガイドの位置が本決まりするので注意のこと。
③
糸でガイドのフット部分を巻いていく。
釣具店で専用の糸を売っているが、ガイドより高かったりするので小生は細君の裁縫箱から拝借した。
糸のうえから瞬間接着剤を塗布するだけでもOKかと思うが、小生はもうひと手間かける。
④
グルーガンとはなんぞやという諸兄はググッてくれたまえ。
ああ、ゴロが良くて小生は満足である。
これでグルーを糸の上に塗布するとさらに強度が高まる。
ちょっと真面目に書くと、瞬間接着剤は硬化するため曲がりに弱い。
竿は曲がってなんぼなので必然的に割れに繋がってしまうのである。
反面、グルーは硬化すると言ってもやや柔らかさが残る。
竿の曲がりに追従できるレベルの柔らかさのため、保護材料としてうってつけなのだ。
とりあえずだが修理は終了。あとは実釣で試すのみだ。
今週末は晴れそうなので早速使ってみよう。
※穴釣りロッドのような安価な竿での話しです。
磯竿や船竿、ルアーロッドなどはちゃんと専門店に修理を相談してくださいね~。

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