さて、前回穴釣りロッドを直したブログを書いたが、直している途中で思い出してしまった。
「エアベッドの空気が漏れるから修理せよ」と細君より厳命されているんだった…。
キャンプで使用している物だが、使うのは細君と娘であり私はいつも薄っぺらいアルミマットを与えられているのみである。だから2人が使っているベッドの空気が抜けようがどうしようが痛くもかゆくもないのだが、深夜に起こされて空気を追加で入れさせられるのが苦痛なのでしょうがなく直すことにする。というよりも先送りにして細君が不機嫌になるのが怖い。
エアベッドの状態だが、所謂「スローパンク」の状態である。
ロード乗りにはおなじみの言葉であろうが、いつの間にかタイヤの空気が抜けていることをさす。
パンクと言えば「パンッ」という音とともに急激に空気が抜けると思われようが、ごくごく小さな穴があき徐々に空気が抜けることもある。これが「スローパンク」である。
この「スローパンク」、原因が小さな穴である場合が多いため、その穴を探すのに一苦労する。
なんせ針の先ほどの穴である場合がほとんどなので水につけて空気がポコポコ出る場所を目視するなどしないと特定するのが困難なのだ。
で、そのスローパンクがエアベッドで起きた。
パンパンに空気を入れていても3時間もすれば半分ほどに減ってしまうのだ。
大きな穴が開いていれば空気が漏れる音で場所を特定できようが、おそらく小さな穴なので場所が特定できない。
さて困った。
なんせクィーンサイズである。
ましてや
水につけて空気漏れを確認することができない。
他のブロガー様が書かれているように石鹸水を霧吹きで塗布しようとも思ったが、よく考えたら洗うことができない以上、石鹸水の使用も考え物である。冒頭の画像のように怪しい箇所に水だけを吹いてみたが徒労に終わった。
むむむ、こりゃ困った。というかこれを理由に匙を投げてしまう法案も我が脳内国会で提出されたが、細君が不機嫌になるとの反論があり早々に却下。
と悩んでいる小生の脇を抜けてダイブする小さいけれどそこそこ大きな物体が。
娘である。
小2なのにすでに小4の平均身長を超えるという将来有望な娘であるが、その巨躯がこんなところで活かされるとは。
そのダイブの先にあったエアベッドから「パァンッ」と小さいけれど気持ちの良い音が鳴った。
ああ、その手があったか。
穴が小さくて分からなければ、大きく広げて分かるようにすれば良いのである。
小2の児童でも分かる道理であった。
なんと2か所も見つかった。
見事に穴が開いておる。
そりゃ2か所も開いていれば空気も抜けるわな。
お次はこの穴をどう塞ぐかである。
例によって廃棄という考え方はない。
あくまで「修理」が既定路線である。
という訳で長くなったので修理編は次回で。

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