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例によって釣りに行けておらぬ。



台風で被災された方や先日の大雨による二次災害を心配されていた方々には非常に恐縮なのだが、こう週末を狙ったかのように天候が悪いと釣りに行けないストレスをどこで発散したらいいのやら…。



釣りに行っておらぬ逃げ口上はこれぐらいにして、今回は私の使っている仕掛けの紹介でお茶を濁させていただこう。
とは言っても、和田防で私が最適だと考える穴釣り仕掛けを紹介するだけのことである。
穴釣り大好きな諸兄のみ読み進めていただければそれでよい。


さて、穴釣りといえばブラクリである。
本記事冒頭に代表的なブラクリ画像を載せておるが、これは実際に小生が所持しているものだ。
ただ所持しているだけで全く使っておらぬ。使う気配もない。いずれどこかで使うだろうとタックルボックスに忍ばせてはおるが、おそらく後10年は眠るものと思われる。
というか、この記事を書くためにタックルボックスをひっくり返すまで存在すら失念しておった。



というほど和田防ではブラクリを使う必要性を感じない。
というよりも、ブラクリを使うのがもったいない、という方が正しいか。
もっと簡単で割安な仕掛けで釣れてしまうので、どうしてもブラクリの出番がないのである。



和田防のテトラであるが、

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まぁ、誰もが想像する標準的なテトラである。



初見の釣り人は間違いなくテトラの上に乗り、テトラとテトラの間にできた穴に仕掛けを落とすであろう。かくいう小生もその1人であった。



ところがだ。



和田防に限らず言えることであろうが、沖堤に関して言えばテトラ同士の穴よりもケーソンの継ぎ目の隙間の方が魚影が濃い。しかもその隙間の出来るだけ奥の方が大型の出現率は高い。
「なぜ?」と聞かれれば理由は分からぬ。経験則でそうとしか言えないのである。
ただし、あくまでケーソンの隙間にある程度の水深がある場合に限る。
垂水一文字の東側のように干潮時になると敷石が水面から出てしまうような場所だとテトラ同士の穴の方が魚影は多くなる。



さて、和田防。



上記のようにテトラの上に乗る必要はない。ケーソンの上から継ぎ目に仕掛けを落とすだけでよいのだ。



ただ少々テクニックはいる。
ケーソンの真上はゴムだか何だか分からぬが何かしらの素材で隙間を埋められている。真上からケーソンの奥に仕掛けを投入することは不可能なのだ。
従ってケーソン側面から仕掛けを投入していくことになる。



かのニュートン大先生が発見された万有引力の法則どおり、物は真下に落ちることはあっても真横に自然落下することはない。
しかるに横に物体を動かす場合は、その初動において必ず何かしらの力を加わえる必要があるはずである。物理のテストで赤点をとったことのある小生が言うのだから間違いない。



ところがだ。釣り道具というものはほとんどの物が前方に仕掛けを投入するのを前提に開発されているはずである。そもそもであるが釣り人の足よりも下側後方へ投げ入れるようにはできておらぬのだ。



ではどうするか。



海というものは時に便利なもので「波」というものが発生する。そのエネルギーたるや大変なものでテトラの隙間を縫い、ケーソンの際にまできっちりと到達する。
要はその「波」を利用するのだ。

もし沖堤に上がる機会があれば観察して欲しいのだが、ケーソンの継ぎ目をのぞき込むと必ず海水が出入りしている。これは波の満ち引きに連動して出入りしているのであるがこの満ち引きに仕掛けを乗せて転がせてやれば奥へと運ばれる寸法である。


あとは波に乗せやすい仕掛けにすればいいだけの話である。
「落とす」ではなく「波で転がす」を念頭におけば、おのずと下記のような仕掛けになろう。

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すまぬ、小生イラレやフォトショといった高級なソフトを持ち合わしていない。持ち合わせておったところで使いこなす技術も持っておらん。
で娘に借りた伝言ボードに描いたイラストでお許し願いたい。
いや、適当に描いてはおらぬ。本気で描いてこのレベルなのだ。
字の汚さは遺伝である。小生のせいではない。



イラストだけ見ると何の変哲もない仕立てと思われようが、この組み合わせで販売されている仕掛けをついぞ見たことがない。見たことがない以上自分で作るのみだが、非常に簡単なので蘊蓄とともに披露しようと思う。
なお、あくまで小生が思うベストであろう仕掛けである。もっと効率のよい仕掛けを教えていただければ喜んでそちらを使おう。


①道糸

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フロロである。
穴釣りの特性上、どうしても根擦れ(この場合はケーソン擦れか)が起こるので擦れに強いフロロ一択になる。
PEは貝に掛かるとすぐに切れるし根掛かり時に無理に引っ張ると竿の方が負けてしまう。ナイロンは擦れに弱い。
太さは3号(約12lb)で十分であろうが、小生は手元にあった3.5号(14lb)で間に合わせておる。まぁ大差はない。

画像は昔小生がよく利用していた「POPEYE」オリジナルのフロロラインである。50m換算約300円という非常にコスパのよい商品であった。
再度購入したいと思っているのだが京都店も尼崎店も琵琶湖店も閉店しておりどこで購入できるのか分からぬ。
仕方なく

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こういった商品を購入しておるが、70mで672円…まぁ、これでもコスパはよい方であろう。



②オモリ

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これが今回の核心である。
丸オモリであらねば成立しないのだ。

先述のとおり、波の波動に乗せて仕掛けを「転がして」いくイメージである。なのでブラクリによくある瓢箪型オモリでもナツメでもナス型でもなく「丸」である必要がある。
しかも出来るだけ奥に届けるには軽い方がよい。
図や上記の画像は2号になっておるが、手にはいるのであれば1.5号の方が望ましい。
それ以下になると今度は仕掛けが落ち着かぬので1.5号が下限と思っていただければよかろう。

画像はAmazonで購入できる格安オモリである。
2018年7月30日現在、1kg入りで2号が2,033円、1.5号が1,972円である。


一応、該当ページを載せてみるが、これで見ていただけるのだろうか。
ちなみにプライム会員であれば送料無料になるが、在庫や時期によって価格は変動する。

画像で1/3ほど使った状態である。なので購入時は見た目1.5倍ほど入っておる。週イチの釣行であれば半期は持ちそうな量である。

なお、オモリはツマヨウジで固定した方が釣果はよい。


③サルカン
画像すらない。サルカンであればなんでもよろし。


④ハリス

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これはナイロンで道糸よりも号数の低いものになる。
画像はたまたま手元にあったものであるが、こんなに高いハリスを使う必要はない。
安売りの1~1.5号程度で十分である。
フロロでもよいのだが、ハリスは根に擦れる機会が少ないためより安いナイロンにしているだけである。

なぜ道糸よりも細いラインを使うかだが、根掛かりには2種類あり、オモリが引っかかる場合と針のみ引っかかる場合がある。
オモリが引っかかった場合は緩めたり放置したりしておくと外れる場合が多い。ただ針が引っかかるとどうやっても外れぬ。切るしかないのである。
ただ切るにしてもオモリは回収したい。ではどうするか。
オモリの上ではなく下で切ればよいのである。
ハリスを細くする理由は「切れやすく」するためなのだ。
メーカーが切れにくいラインの開発に躍起になっているというのに「切れやすさ」を求めるなんてとんだへそ曲がりである。


⑤蛍光玉

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ヤフオクで大量に手に入れたものである。
100円と記載されておるが、単価はおそらく20円を切るほどの安さであった。

画像はハードタイプであるが、クッション性のあるソフトタイプでも一向に構わぬ。

理由は分からぬが付けている方が間違いなく釣果はよい。


⑥針

これはこだわりがある。

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好んでグレ針を使っておるが、カサゴ針にしろ必ず「ネムリ」が入っている針を選ぶ。
根掛かり率を各段に減らすことができるのだ。
ネムリが入っている以上フッキング率が下がるように思われようが、下の画像のように

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ああ、またもやピンボケ。スマホでうまく撮影できぬ自分が悔しい…。

返しのない所謂バーブレスフックを使用すれば解決される。
こと穴釣りに関して言えばフッキングしてしまえば力業で巻き上げるのみであり、返しを必要としない。
実際、フッキングしたあとでバラしたことはない(ガシラのエラロックでラインブレイクは何度もある…)。

ネムリがあって返しがない、こんな針が存在するのかと思ったらあった。
がまかつの「あわせちゃダメジナ」である。


がまかつさんにしては思い切ったネーミングであろう。もはやネーミングのせいで売り上げを落としているのではないかと心配になるほどである。
ちなみに私の画像にあるパッケージは非常に古いものなので値段もかなり前の価格である。全く参考にならないのでAmazonの価格を参考にされたし。


この針、非常に太軸だが見た目に反して刺さりはすこぶるよい。穴釣りだけに関していえば今後もこの針を使い続けるであろう。


上記の仕掛け中、サルカンより下を事前に用意しておき

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これこのように多数用意しておくと現場での手返しがとてもよくなる。

単価換算すれば市販仕掛けよりも随分と安いはずであろうから一度お試しあれ。










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