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和田防にもついにヤツがやってきた。

ギンピカの見目麗しいアイツ、そうタチウオである。



9月~11月はやっぱりギンピカを狙わないとどうも調子が狂う。

あの根掛かりと間違わんばかりの「ドカンッ」を味わいたくて、幾夜眠たい目をこすったか。

という訳でどうしようもなく魅力的なヤツを狙いに和田防へ突撃である。




台風やら大雨やらで週末に半夜渡船できない日が続いていた和田防。

実は9/15の土曜日も天候が不安定で半夜便の出航が危ぶまれておった。

北公園や神戸空港の釣果を見る限りでは間違いなくタチウオが回ってきているはずなのであるが、渡船できないのであれば確かめようもない。


まぁ出航しないのであればそれはそれでしょうがない、ととりあえず河内渡船に出掛けてみた。
今回は会社の釣り部長と同道である。


河内渡船に着きオヤジに聞いてみると、なんとか出船できるとのこと。それどころかこの調子であれば通しも可能とのことである。


釣り部長と顔を見合わせることコンマ数秒。

仕事では全く意見が合わぬ釣り部長だがこういう時だけ息があう困った釣友である。
答えは当然「通し」。
これで翌朝5時までの徹夜が確定である。



心配なのは半夜のつもりできているので、そもそもの道具立てを簡素にしてきている。
2号の磯竿、エギングロッド、アジングロッドの3本である。
徹夜するならば朝の青物・サゴシを期待してもう少し強い道具立てが欲しいところであるが、まぁなんとかなるであろう。


釣り部長と船着き場にテクテク向かっていると

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いつもの小道が通行止めになっていた。
どうやらこの奥にあるコインパーキングはまだ復旧していないようだ。
駐車場は臨時で別の場所にあるようなので車で来られる方は河内渡船に問い合わせした方がよろしかろう。


我々は徒歩なのでいつもどおりに進み船に乗り込む。

船着きの向かいにある赤レンガは

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まだこの通り。

復旧は遠そうである。



17時の出船であるが、案の定人出は少ない。乗客は他に1人のみでこの方もタチウオ狙いのようないで立ちである。


で、白灯に到着してみるとご覧のとおり。

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同船された方は出っ張り方面に行かれたので白灯付近には我々と先行者の方1名のみ。
この先行者の方は21時便で帰られるそうなので21時以降は我々だけの2人締めである。


途中の兵突はすごい人手であったし、最近の釣果を見れば北公園も神戸空港も満員であろう。

それが沖に渡ればこの通り。

周りを気にせず釣りが出来るだけでも2,000円を払う価値は十二分にあるというものである。



先行者の方に聞いてみると昼から渡ってさっぱりとのこと。

な、なんと。話が違うではないか。和田防にもタチウオが回っているなんて言っていたのは誰だ。


小生である。

自分で予測して外れたのだから致し方ないのである。



それならば、ここは決して裏切らぬヤツを呼び出そう。

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ガシラ君!
君だけは裏切らぬと信じていたよ!!


この後ガシラを数匹追加するもリリースサイズばかり。
う~ん、これはひょっとするとひょっとするのか…とこのブログの主題にあるような文言が頭をかすめたその時、白灯の先で先行者の方が声をあげた。


タチウオである。


サイズは小さいものの間違いなくギンピカのアイツだ。

ワインドで根気よく攻めてやっと掛かったとのこと。


すわ時合か!!
早速、なりふり構わず、先行者の方に甘えまくって釣り部長と2人で横からワインドで攻めさせていただいた。


………



なぜか沈黙する水面。



やっぱり小生の友人はガシラ君だけのようである。

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やっぱり君は裏切らぬなぁ。



と小生がガシラに浮気している間も一途にギンピカを狙っていた釣り部長、いきなり雄たけびをあげた。

いい年こいて叫ぶのは恥ずかしいのでやめた方がよかろう。
どうせ何か外道をバラシたのであろう、と思っていたら

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まさかの本命…。


またも先を越されてしまった…。



これをやられると、次のセリフは予測がつくのである。


「君は何を狙っておるのかね。え、ガシラ?確か私と同様、タチウオを狙ってはいなかったかね。いや、私はこれこのとおり、ちゃ~んと釣っておるんだが。え、まだ釣れてない。ほぅ、こんなに簡単に釣れるんだがねぇ。いや失敬失敬(笑)」


とドヤ顔+ニヤニヤ顔でムカつくことこの上ない。

こんなのが管理職をやっている会社を見てみたいものである。



……小生と同じ会社であった。残念である…。



とほぼ同時刻に出っ張りの方向からも声があがる。

どうやら西側で竿を出されていた先行者の方にもタチウオが来たようだ。
なんと続けざまに4尾も上げられた。

こちらはワインドではなくフラップ釣法である。



先行者の方と釣り部長が釣りあげたということは間違いなくこの周辺にタチウオの群れがいるということになる。

これは乗り遅れてはいかん。早速浮気相手のガシラ君を見捨て、本命のタチウオさんに狙いを定める小生であった。


続く。
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