なぜか週末ばかりを狙う台風どもに、一体何を考えて北上ルートを選定しておるのか問い正したい気持ちを押し殺しながら平日の仕事に励む今日この頃。
読者諸兄は釣行できないストレスをどこで発散されておられるのか。
先週末3連休もきっちり台風が来襲、土曜日曜の和田防は船止めとなってしもうた。
祝日であった月曜は前々から細君より買い物に付き合うように厳命されており、こんな日に限って絶好の釣り日和だったりする…。
ここ数週間、まともに釣りが出来ておらぬような気がするが、天候ばっかりは仕方がない。お天道様の都合に合わせるのも釣りの醍醐味であろう。
さて、そんな3連休の中日、和田防は船止めだが天候は快晴。
しかも細君が車を使わぬと言うから珍しく車での釣行が出来る日であった。
それであればと、駅から遠い普段は行けない釣り場に娘を連れて行ってやろうと考える小生はなんと娘孝行であろうか。
娘よ、そんなお父さんに少しぐらい優しくしてもバチは当たらんと思うぞ。
さて行先であるが、本荘人工島の波止は人が多いうえに小2には危険であろうし、神戸空港のベランダは根掛かりが激しい。北公園は駐車料金が高いし須磨の海釣り公園はまだ閉鎖中…。平磯が部分的に開園したと聞くが、やはり人出は多いであろう。
いつもは電車か自転車なのでさほど気にしておらなんだが、車釣行でも子連れとなると意外と選択肢が少なくなるものである。
結局近場でチョイ投げがよかろう、ということで林崎漁港に出掛けてきた。
ちなみに林崎のベランダは台風21号で柵をボコボコにされており封鎖中。竿を出せるのは漁港内もしくは西側波止のみである。
という訳で漁港内北側岸壁に釣座を構える。
辺りを見渡しても意外に人が少ないが漁港の東角、潮通しのよい場所のみは地元のオジサン方の竿が乱立しておりハイピッチでイワシを釣りあげておられた。
ならば我々もイワシを…といきたいところだが前回のアジュール釣行↓でイワシを釣りすぎ、「イワシは禁止である」と細君より言い渡されていた小生、釣れると分かっているのだがサビキをすると細君に叱られてしまうため今回は封印、チョイ投げとサヨリ狙いに集中することにした。
ファミリーフィッシングでハマチ!? in アジュール舞子
娘は柵のない釣り場が初めてなので少々怖がるかな、と思っていたが意外や意外、岸壁ギリギリまで寄って海を覗き込んだりしている。
海が如何に危険かを教えにゃならんな、と思いながらも釣りの楽しさを恐怖で半減させても可哀そう。匙加減が難しいのである。
ともあれ釣り開始。
今回から娘専用の釣具を用意した。
とは言っても、ヤフオクで釣具を落札した時にオマケで付いてきた無名のエギングロッドとエイト玉津で売っていたサビキセットのリールなので非常に安価である。
ただ…
こいつは高かった…ダイワの自動膨張ウエスト型ライフジャケットである。
エイト玉津で20,000円ほど。
最近の釣り関係の買い物ではダントツに高価な品である。
児童になぜこんな高価なライジャケを、という御意見もあろうかと思うが、これには海より深いワケがある。
詳細は別記事にさせていただこう。
柵がないこともあり順調に投げては巻きを繰り返す娘。
マイロッドとマイリールが出来、しかもお気に入りの赤いライジャケを付けてご満悦である。
さて、今回の狙い物であるが、チョイ投げ仕掛けにイソメを付けて釣れればなんでもヨロシのスタイルである。
林崎の漁港内であるので根掛かりのリスクも低い。
そのリスクを娘のためにさらに下げようではないか、という訳で用意したのがこちら。
チョメリグである。
これを使用するようになってからかなり根掛かりを回避できるようになった。
普通の天秤よりも海底の状況を感知しやすいのである。
小生は固めのエギングロッドで25gを使い遠投するが、子供であればアジングロッドや柔らか目のエギングロッドで8gや12gを使わせるのが良かろう。
我が娘は大人並みの馬力なので25gを大遠投である。
で小生を尻目に娘が連発…。
ハゼに
チャリコに
ダブルに
しまいには15cmほどのメバルまで。
なんという釣運であろうか。
釣り部長と釣行すると貧果に終わるのに、娘と釣行すると何かしら意外な物を釣りあげる。
さすがは我が娘である。
ただサヨリは不発に終わった。
足元に寄せようと思いアミエビを撒くのだが寄ってくるのはイワシばかり。
試しに仕掛けを入れても掛かるのはイワシ。
面白かったのはマイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシの3種が同じ群れで泳いでいたことである。
なので掛かってくるのもバラバラ。
大型ならマイワシ、中型はウルメ、小型はカタクチなので掛かった瞬間に何か分かるのではあるが、掛かるまで何が来るのか分からぬのが難儀であった。
ともあれ
少し大きめのハゼが13尾釣れたので夕食のオカズは確保できた。
ブクで活かして持ち帰ったのでフワフワの天婦羅になり非常に美味であった。
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