いやぁ、久々の垂水一文字である。
長らくこのブログ画面の背景を飾っておった明石大橋の画像であるが、これは垂水一文字から撮影したものである。
思えば初めて沖一文字で釣りをしたのが垂水一文字であった。
その時はガシラの穴釣りで随分と良い思いをしたものである。
今回はガシラ君に浮気せず、メバル狙い&朝マズメの青物狙いで勝負である。
垂水一文字も和田防には劣るものの長大な波止であるがメバル狙いとなれば一級ポイントは中央東寄りの「く」の字に曲がった沖側テトラになる。
ここは潮がよれる場合が多く魚が溜まりやすいのだ。
という訳で10/13(土)の17時、最終便で渡りいきなりこのポイントに入った。
これは内側の風景だが、丁度この反対側テトラがポイントである。
最終便で渡ったのは小生と釣り部長を含めて5人、その全員がメバル狙い。
まずは1gのジグヘッドでご機嫌伺いを。
これで釣れてくれると楽なのだが……釣れぬ…。
しばらくフォールで誘ってみて釣れたのは
やはりガシラ君である。
このサイズであれば無限に釣れてくる。
その代わり根掛かりも激しく、ジグヘッドを計25個も無くした…。
少し太めのラインに軽めのジグヘッドだったとはいえ、これは下手すぎである。
もう少しジグの動きを感知できるようにしないと…。
と考えながら試行錯誤すること5時間…
!?5時間!!!
そう、待望のメバルちゃんに出会えるまでに5時間もかかったのである…。
なんというレベルの低さであろう。
同行した釣り部長などは5cmくらいのベビーガシラが無限に釣れる、と肩を落としながら最終的にふて寝し始めたほどである。
大人しくふて寝しておいてくれればいいものを「寒いから眠れない」などと小学生並みのダダをこねる。
眠れないものだから他の釣り人に話しかけまくっていたのでさぞかし迷惑だったことであろう。
その釣り部長が仕入れた情報によると、同時に波止に上がった御仁は30cmほどの良型を頭にポンポンと釣りあげられていたそうだ。
やはり腕の差なのか…。
ちなみに私が釣ったメバル、最終兵器ともいえるこちらを使った。
ガルプである。
こいつは非常によく釣れるのだが、どうしてもガシラを拾ってしまうのとワームが漬かっている液が漏れてクサい。
使用する際は別の密閉容器に移すことをオススメする。
あまりにもガシラばかりが食ってくるので内向きに移動、得意のノベ竿で際を狙っていく。
もしかしたらこの日は内側の際狙いが正解だったのかもしれぬ。
あれほど苦労したメバルが3尾、ポポンと上がってきた。
ただ、後が続かず小さなセイゴやガシラばかり釣れてタイムアップ。
朝マズメの時間である。
垂水の青物狙いといえば一文字西側のテトラが切れたポイント。
水面まで垂直で5mある少々怖い場所だが、6時の一番船が来るとこのポイントにルアーマン達が大挙して押しかけてくる。
通しの良いところはこの1番船より前にポイントを確保できるところ。
最先端の一級ポイントは釣り部長に譲り、小生はテトラ寄りのポイントに陣取った。
80gのジグをブン投げて底をとってからシャクリあげてくる。
当日は潮の速さ的に60gのジグでも大丈夫そうであったが、激流になると100gのジグでも底をとれなくなるので、80~120gほどのジグとそれを投げられるタックルを用意しておいた方がよかろう。
数投した時にガツンときた。
さかんに底にもぐろうとする。
来た!!青物だ!!!
引きの重さ的にメジロクラスは固い。
タモ入れをしてもらおうと釣り部長を呼ぶが声が届かん。
しょうがないので自分でタモ入れを試みるが、なんせ5mの高さである。
小生のタモも5mなのでギリギリの長さ。
なんとかもう少しでタモに入る、というところで
ポチャン…
いやぁ、もう何というか…このタイミングで何故?ということが平気で起こるんだから怖い。
なんとタモ枠とジョイントだけ抜け落ちたのである。
手にはタモの柄だけ…。
これはマズい…5mの高さをズリあげるライン強度はない。
仕方ない、水面に魚を浮かせたまま釣り部長のもとまで波止を移動することに。
このころには1番船も到着し、ルアーマン達が着々と用意をし始めた頃。
そのルアーマン達に謝りながらもなんとか釣り部長にタモ入れしてもらって何とかひと息。
…
……
………
ボラじゃねぇか!!!!!
なんでボラの口にキレイに針掛かりしてんだよ~!!!!!!
という訳で…恥ずかしすぎて写真すら撮っておりません…。
スゴスゴと釣座に戻る時に「うわぁ立派なボラ…」なんて言われる始末…。
現場にいた皆さま、ご迷惑をおかけしました…。
当日はこれで終了…。
帰る頃にはご覧の通りの人出。
さすが人気の垂水一文字である。
結局は青物に恵まれず、メバルも4尾のみ…あとはガシラが盛りだくさんという釣果でした。
結局ガシラか~い!!!
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