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性懲りもなくタチウオ狙いに出動である。



元来、このブログタイトルのように非常に坊主率が高かった小生であるが、今シーズンの魚影が濃いのか、はたまた釣り部長に教えてもらった場所が良いのか、幸運なことに海釣りではまだ完全坊主はない。
いつも何かしらお土産は持って帰っているのである。



調子に乗った小生は坊主の可能性なんぞ微塵も考えずにイソイソと釣り竿を担いで神戸湾奥に向かう。



出動日は10/20の土曜日、さぞかしファミリーが多かろうと思い少し早めの16時頃に到着したが、いつもの人出ではない。
なんと一番乗りなのである。

はて?先週はこの時間よりも少し遅かったとはいえもう少し人は多かったような…。


一抹の不安を感じつつも早速第1投。


………



反応がない…。



ただ、時折なにかに追い上げられているようなボイルが起こっているし、足元にはサヨリの大群が群れている。



これはイケるはず、と信じてウキをじっと眺める。



陽が暮れた17時半頃、

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来た来た!!

やっぱり絶好調である。

やっぱり今シーズンのタチウオは裏切らぬ。



続けてきたのは

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これまた絶好調なバーサー。

こいつはエサを激しく消耗するのでできればご遠慮願いたいのだが、心なしか先週よりはバーサーの食いがよく、エサだけ持っていかれることは少なかった。

サバがいればエサにちょっかいかけるのではなくちゃんと食う、という感じである。



その後、

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ドンッときて、さらに

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ドドンッである。


注目すべきは上記の画像、中通しのドングリウキを付けてオモリなしのフカセ釣りで流した結果の釣果である。


下記の記事でウキの浮力を出来るだけ殺して、食い込み時の違和感を減らす釣法を紹介したが




今回のはそれとは違い、ウキはあくまで目印と飛ばしウキとしての役割のみであり、オモリではなくエサと仕掛けの重さのみで沈んでいくようにセッティングしている。
ちなみにウキ止めは付けない。つまりほっとけばどこまでも沈むのである。


これはアタリが頻発した。
ウキ止めはなくともラインとウキの摩擦によりアタれば動く。
それもオモリを付けている時よりも明確に動くものだから面白い。


ただ、どこで合わせればよいのか分かりにくいのだ。
そもそも通常の仕掛けには食ってこない警戒心の強い魚がアタっているはずだから、少し聞きアワセしただけでもエサを離すのである。


う~ん、これは経験が物をいうパターンか。
送り込みをどれだけとればいいのか、状況による経験の蓄積が必要となりそうである。


ともあれ、この釣法で1尾確保できたのは次回へのお楽しみが増えたというものである。



周りをみればいつの間にか人が増え、ファミリーもそれなりに来ておった。

隣に陣取った常連さんなどは5尾連続の入れ当たりであった。
最後にはサゴシまで加えて悠々と納竿しておられた。

小生よりだいぶ後に来られて納竿も小生より早い。
ざっと2時間ほどの滞在時間であろうか。

釣れる時間だけ来て、きっちり釣って帰る。
仕事のできる男とはこういった御仁のことであろうか。
うらやましい限りである。


小生も

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最後に尻切れトンボを追加して納竿とした。



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なんだかんだで4時間ほどの釣行でこの釣果。

うまい人はもっと釣るのであろうが、小生はこれで十分なのである。

む、負け惜しみなんかじゃないぞ、小生だってやれば出来るんだ、やらないだけなんだ!!



と我が娘のようなよく分からん捨て台詞でもって今回のブログの締めとさせていただく。


嗚呼、次回はもっと釣りたいなぁ…。


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