
久方ぶりの更新である。
忙しかったわけでも面倒だったわけでもない。
インフルエンザで倒れておったのだ。
小生、毎年インフルエンザにかかる軟弱者であるが、今年は何の根拠もなく「かからない」と思いこんでおった。
それが声が枯れ、喉が痛み、くしゃみが止まらず、関節が痛くなって、我慢できずに医者に行ったところ「A型である」とのお達し。
という訳で丸4日間ベッドのお世話なっておった関係でブログの更新が遅くなってしまった。
いやはや、インフルエンザはやる気の全てを削いでしまうのでご遠慮願いたいのであるが、こればっかりは致し方ないか。
そんな言い訳はさておき、今回はインフルエンザに罹患する前の2019年2月後半の釣行を報告しよう。
ブログタイトルにあるとおり、「海上釣り堀をルアーで攻める」のである。
そう、本来ならば海上釣り堀でルアーの使用は厳禁。
それどころか、サビキやマキエなど、一般的にエサ釣りのメソッドとして認知されている仕掛けすら禁止である場合が多い。
つまり「1本針に固形のエサだけが有効だかんね」という非常に漢らしい釣り場なのである。
ところがだ。
姫路・飾磨沖に浮かぶ家島の「海恵」さんではなんとルアーで鮭が狙える「ルアー専用マス」を用意されているのだ。
小生はここ数年何度か通い、それこそ毎回爆釣しておった。
ちなみに過去の釣果を披露すると
サツキマスが…
このように大量に釣れてしまう。
これでもご近所中にお裾分けした後の我が家でキープしただけの量であるから、かなりの本数を釣っていると思う。
昨年などは開始直後から釣れ続き、2時間ほどでスカリの中が水面までいっぱいになった。
海上釣り堀に行かれた方はご存知と思うが、釣り堀のスカリは青物もキープできるほどの大きさなのでかなり大きい。
そのスカリが満杯になるのだから爆釣すぎる爆釣なのである。
ちなみにこの時はふと振り返ると重さのためかスカリの紐が切れており、大量の魚ごと海中に沈んでしまっておった…。
それでもそこからも釣れ続け、最終20匹超えで終了したと記憶している。
もし途中でスカリが切れていなかったら、おそらく50匹は超えていたと思う。
というほどの爆釣っぷりなので今年も非常に楽しみにしていた。
毎年GWが始まる前まで開催されており、いつもは3月後半から4月前半ぐらいに出掛けるので、「もうそろそろ海恵さんのHPをチェックしとこうか」と見てみると…なんと今シーズンは2月の後半の週末4日間限定、と記載されているではないか!!
むむ、確かに例年人が少なく、日によっては小生1人のみなんて日もあったが…。
それにしても4日間のみの開催とは極端すぎる。
という訳で慌てて予約を入れて釣行してきた。
いつもは電車釣行の小生であるが、さすがに海上釣り堀だけはクーラーが大きすぎて無理なので、細君に交渉して車での釣行である。
なんでも細君によると鮭は冷凍保存しておいても味が落ちないらしく、おかずが足りない時の非常食としてとても有能なのだそう。
なのでこの鮭釣りだけは細君も快く送り出してくれるのだ。
海恵さんは季節によっては姫路→網干→坊勢島と1つの船で客をピックアップしていくので、少しでも乗船時間を減らしたいのであれば網干からの乗船がおススメ。
小生も姫路の方が近いにも関わらず網干組である。
網干港を7時に出船して、
8時から釣り開始なのでゆっくりと準備できる。
この日は総勢13名のルアーマン。
小生が今まで釣行した中で一番多い人数である。
この13人が2マスに分かれ、互いに向き合って釣座を構えるのだ。
スタッフの合図で第1投。
同時にほぼ全員の竿が曲がる。
小生のロッドも曲がり、マズマズの型が上がってきた、と思いきや、いきなりのバラしである。
その後も…なんと5投続けてのバラシ…。
いや、理由が分からぬ。周りは順調に釣りあげているのであるが、なぜか小生だけがバラすのである。
いわゆる「モーニング」と言われる時間帯に釣りあげたのは、なんと2匹のみ…。
よく釣っている人はおそらく10匹以上は上げておられたように思う。
その後も順調にバラし続け、
途中、全く釣れない時間帯があったりしたので周りも釣果は少なめだったと思うが、それでもよく釣られた方は30匹前後は釣られていたと思う。
それに引き換え、小生の3匹…。
いや、どうしたことであろうか。まさかの完敗である。
全く想定してなかった結果だけに暫く茫然としてしもうた。
3匹だけでは細君に合わせる顔がない。
ここは潔くボーズの神様の思し召し、と言い訳しようではないか。
という訳で釣果の3匹を隣で竿を出していた方に譲り、堂々と空のクーラーで帰ったところ…。
細君の逆鱗に触れ、インフルエンザもあいまってベッドの隅で小さくなっていた小生であった。
ちなみに…さきほど海恵さんのHPを見たところ…
アンコール!ルアーコーナー限定開催!
とのこと。
むむむ…行きたい!!
でもどうやって細君に話せばいいのやら…トホホホホ…。

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