暑い!!
もう暑すぎて外に出るのもイヤだっ!!
な~んて言う訳もなく週末はまたもやタコ修行である。
神戸の花火大会から帰宅したのが23時頃、風呂やらなんやらで寝たのが24時、翌2:30には起床してタコ釣りに向かうんだからアラフォーオヤジにはなかなかハードである。
という訳で2019年8月4日にお世話になったのが
※画像は海蓮丸さんのFacebookからお借りしました。
シャアザクみたいでものすごく目立つ船である。
良い意味で手作り感満載の船であるが、何と言っても素晴らしいのは船頭さんのキャラクター。
この人の船にまた乗りたい!!と思わせてくれる船頭さんは久々である。
さて前回、タコの大逃亡劇を演出してしまった小生であるが
海蓮丸さんのミヨシ側には
このようなスカリが用意されており、全くもってタコが逃げ出す余地がない。
これなら小生のような間抜けでもタコはしっかりキープできる。
寝ぼけ眼の小生を乗せて、
ポイントに着いてみると
こりゃ暑い1日になりそうだぜ……。
まわりを見てみると前回のきもとさんの時と同じく、なぜか船はまばらである。
盆が近づくほどタコ狙いの船が減るとは聞いていたが、ここまで顕著だとは思わなんだ。
ともあれ6時過ぎに釣り開始。
船頭さんによると前日は1人50匹ほど釣った人もいたそうで、数・型ともに好調だとか。
それを聞いた小生、いつにもまして気合をいれる。
エギをトントン。
トントントン。
トントントントン。
トントントントントン……。
釣れねぇじゃねぇか!!!!
船頭さんも首をかしげる。
「昨日までは早い段階で数釣れとったんやけどなぁ。友達の船もみんなアカンゆうてるわ…」
………もしや………タコも熱中症なのか……
それでもポツポツとは釣れだし、なんとか3時間で10匹ほど確保。
冒頭のサイズが結構な割合で混じったので型には大満足である。
ただここからがさらに苦しかった。
小生は左舷に陣取っていたのだが、潮の具合で船首は西向き。
おかげで左舷は常に淡路島を見る状況になり、つまり太陽がサンサンと降り注ぐ。
めちゃめちゃ暑いのだ。
右舷は屋根のおかげで日陰になっているのだが、左舷は直射日光+無風、しかも間の3時間ほどまったくアタリがなく、おまけにひどい睡魔が襲ってきてまるで修行のようであった。
思わず悟りをひらいてしまいそうになったほどである。
その間、色々なエギ・スッテ・タコ串を投入したものの
いつもなら大活躍の猛者どもであるが、この日は全くの役立たず…。
船頭さん曰く、「どうやら数釣りは昨日までやったんやろなぁ。今日から型狙いに移行やわ」……。
「あっちの船に〇〇〇のテスターさんが乗ってて、その人で30匹ぐらいやて。やから普通の人で15匹も釣ったらいい方ちゃうか」…。
ものすごく正直に状況説明してくれるので気分は若干持ち直したが、ここまで前日との差が激しいとは。
小生、常々クジ運が悪いとは思っていたが、ここまで悪いと逆にフッきれるから不思議である。
「もう今日は日焼けに来たんだ」と開き直ったとたん釣れだした!!
いやぁたいしたもんである。
そこから良型3連発!!
……そのうち2匹を水面でバラしてしまったが……
何はともあれ良型をゲットして納竿できたのは重畳であった。
最後には
遠方からこられている御仁にとっては何気にうれしいサービスではなかろうか。
釣果はさんざんであったが、今回乗せてもらった海蓮丸さんは素晴らしい船であった。
普通釣れていない時間帯はイライラしたり不平が出たりするのが釣り人であるが、船頭さんが異常に陽気で正直なので逆に楽しくなってくるのである。
色々アドバイスしてくれるし、他船の状況も教えてくれる。
おかげで自分の船だけではなく釣り場全体のことが把握できたので釣れないストレスはかなり軽減された。
やっぱり船釣りは釣果も重要だけど船頭さんの人柄も大切だなぁ、と改めて実感できた船であった。
うん、来シーズンは海蓮丸さんメインで釣行しよう。
この日の釣果は…
でも重さはそこそこあって5.2kg。
平均370gほどだから船頭さんの言うとおり数から型へと移行し始めてるのは明確であった。
さて今シーズン、もう1度タコ釣りに行くか、それともタチウオやノマセに切り替えていくか…迷うところだなぁ…。
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