連日の投稿である。
例によって釣行できている訳ではない。
書きたいことが山ほどあるので今のところブログのネタには困らぬが、早く釣行したいものである。
試してみたい釣り方がいくつかあるのだが、いつになったら試せるのやら。
おいおい出てくると思われるので懲りずにお付き合いいただければ幸いである。
という訳で今回はクーラーについて考えてみよう。
ルアーしかやらぬ御仁の中にはキャッチ&リリースを旨とされており、クーラーなどいらん、という方もいらっしゃると思うが、釣り人であればほとんどの方が必要とされるはずである。
それほど身近なツールであるのにクーラーについて所見を述べられたブログをあまり見かけぬ。
であれば小生のクーラー考を披露いたそう。
初めてクーラーを購入されようとしている人の検討の一助となれば幸いである。
ただしあくまで小生の考えである。
間違ってもこれが世間一般の常識と勘違いされぬよう。
小生が考えるクーラー選びの優先順位は
①価格
②使用用途
③大きさ
④保冷性能
⑤使いやすさ
の順になる。
あいや、分かっておる。クーラーである以上、保冷能力が最優先であろう、それが4番目とはいかなことか!! という御意見はもっともである。
しかし、それは釣りに対して無尽蔵に投資できる大釣り天狗か家計を顧みないほど達観しておられる太公望かのどちらかであろう。
通常の釣り人であれば、ブリクラスを入れられるクーラーでも出来れば2万円台、小物釣りであれば数千円レベルで抑えたいはずである。
「あわよくば100均の簡易クーラーで…」という御仁もおられるかと思うが、残念ながらあれはクーラーではない。スーパーで買ったアイスを家に持って帰るくらいは出来ようが、朝釣った魚を夜まで保冷できるような能力はもちろんない。
②③の使用用途・大きさであるが、これは小生だからこその選択肢やもしれん。
電車もしくは自転車での釣行を主眼とするならば、必然的に小さなクーラーしか無理なのである。
特に自転車の場合はキャリアに乗せられる大きさとなるとかなり制限されてしまう。
④⑤は一般の釣り人の優先順位通りであろう。
さて、①~⑤までを満たすクーラーだが、現在のところ2種確保している。
ともにIgloo製であるが非常に使いやすい。
ひとつめは
この15ℓのクーラーである。
小生の所持しているものとAmazonで販売しているのとは細部が異なっているが、おそらく同系列の商品のはずである。
このクーラー、2ℓのペットボトルが2本横向きにきっちり収まる。
2ℓの水のペットボトルをキンキンに氷らせて2本寝かせて入れ、その上に新聞紙を置いて、あとのスペースに獲物を入れていく寸法である。
フタ部分に保冷能力はないし、スライドする構造上、密閉はできない。
にも関わらず、前回の和田防釣行から帰って翌日の夕方まで氷は完全に溶けていなかった。
どうやって冷気を保持しているのか分からぬが大した保冷力である。
ただ、密閉できない以上、氷締め等はできない。あくまで凍らせたペットボトルや保冷剤を使用する前提である。
こちらは主に自転車釣行に活用している。荷台に乗せるのにぴったりの大きさなのだ。
さて、お次は電車釣行。
電車の場合はクーラーをキャリアに乗せて運ぶか、クーラー自体にホイールが付いている必要がある。
これである。
先日のプライムセールで購入したので、小生は4,000円台で購入した。
実は前回の和田防釣行に持っていくべく前日到着するよう注文しておいたのだが、21時を回っても到着せぬ。
Amazonに確認の電話を入れると、注文が殺到して配送が1日遅れになったそうだ。
豪雨災害もあったから致し方ないので前回の釣行は赤い方のクーラーを持参した。
なのでこのクーラーは未使用である。
赤いIglooよりも一回りほど大きいので自転車釣行には向かぬが、
スーツケースのごとく、ゴトゴトと引いていけるのは非常にありがたい。
電車釣行時の荷物運びの悩みが解決するというものである。
中身は2ℓペットボトルを縦に入れられる大きさ。
通常の沖堤釣行であれば必要十分な大きさである。
ちなみに保冷力は前述の赤いクーラーに引けを取らぬとのうわさ。
次回釣行にて真偽を確かめてみよう。
さてさて、それでは沖堤で間違ってブリが釣れてしまった場合どうするか。
ブリとはメジロの80cmオーバーを指すことが多い。つまり頭と尾を落としても50~60cmほどは必要になる。
あいや待たれい。あわよくば80cmオーバーのまま持ち帰りたいのが人情であろう。
そういう時のためのニッチな商品があった。
ルミカのおさかなパックLLである。
この商品、内寸910mmのジッパーがついた袋である。若干の保冷機能のついた大きなジップロックと思っていただければほぼ正解である。
つまりだ。これを携行しておけば90cmまでのブリを持ち帰ることができるということになる。
ブリが釣れることを夢みて常に携行しているのであるが、ただただ残念ながらついぞ使用したことがない。この夢が叶う時が来ればよいのだが、そもそも釣れる仕掛けを投げていないのでやはり夢で終わってしまいそうである。
【番外編】
自転車や電車に縛られない釣行も稀にある。
小生の場合は家島の釣り堀に釣行する場合であるが、その場合は車載になるので当然ブリが入る特大クーラーを持参する。
このデカクーラーである。
ブリでも10尾ぐらいは余裕である。大ダイだろうが冬場のクエだろうがドンとこいである。
惜しむらくはクーラーの半分も釣ったことがないことだけが残念である。
とはいえ、このクーラー非常に大きい。
フタに刻んであるメモリでも75cmまである。実際の内寸は80cmを超えるであろう。
保冷力も折り紙つきで、キャンプでも使用するのだが、赤いクーラー同様、2ℓの凍らせたペットボトル2本で翌日まで保冷可能である。
容量も100ℓを超えるので室内では置けず、ウッドデッキに置きっぱなしである。
なので当然、
このように物置代わりになっておる。