タチウオにリベンジできなかった9/22(土)、3連休なのを幸いに9/23(日)も通しで和田防に行ってやろうと目論んでおったが…。
いや、無理無理。体力が持たぬ。
30代前半は余裕でこなせたスケジュールもオヤジになると厳しくなるもの。
ましてや2日連続の徹夜なんて…体力の衰えを感じるお年頃…寂しいものよのぅ…。
という訳で9/23はぐっすりと休み、9/24(祝)の朝から釣行することにした。
青物好調の垂水一文字、アオリイカとあわよくばサヨリ狙いで林崎、夕方~夜限定で明石市役所裏のタチウオ、ちょっと足を伸ばして本荘人工島とどこに行こうか悩んだが、娘からの「私も付いていくかんね!」オーラに負けファミリーフィッシングとあいなった。
前回は大蔵海岸でサビキであったから↓
今回は久しぶりにアジュールへと向かう。
台風21号来襲の夕方に偵察したときはかなりの範囲で立入禁止の規制が張られておったが、それがどうなっているかの確認も兼ねよう。
例によって電車釣行なので舞子駅で下車し、改札を出てすぐの陸橋を渡ってそのまままっすぐ明石大橋の西側ベランダを目指す。
ベランダ到着は9時半頃。
大橋の真下はまだ規制中であったが、
西側の規制はなく
ベランダは使用可能であった。
しかも3連休だというのに比較的空いており余裕を持って竿だし可能。
西端の南向き部分などガラガラである。
例年なら家族連れや常連でビッシリのはず。
やはり規制地区が広いことが影響しているのか、釣人の出足は非常に鈍いと感じた。
という訳で早速サビキをセッティング。
前回の大蔵海岸でウキを付けて投げないと釣れないと思い込んでいる娘、のっけからウキを付けろとうるさい。
仕方がないのでウキを付けて比較的近くに投げ込み様子を伺う。
その竿の前で謎の踊りを披露する娘。
「もしもし、あなたは一体何をしておられるのですか?」と尋ねると、「私はたくさん釣れるようにお魚さんにお願いの踊りを見せているのです」との回答。平たく言えば必釣祈願の舞を披露しておられるそうな。
魚が見てくれておるのかどうかは全く謎だが、本人は非常に楽しそうなので良しとしよう。
その舞を魚が気に入ったのかどうかは分からぬが
いきなり怒涛の入れ食いタイムに突入である。
分かりにくい画像で申し訳ないが、6本針にパーフェクトで釣れてくる。
しかも前回とは違い小アジが混じって釣れるのだ。
何が影響しているのか分からぬが、6本針全てイワシの場合もあれば、下3針がアジで上3針がイワシの時も。不思議なのはアジとイワシが交互に針掛かりしていたこともあった。
普段は群れや泳層が違うので混じって釣れることが少ないのだが、今日は一体どうしたことであろうか。
素針で返ってくることが無いものだからあっという間に50尾を超える。
こうなってくるといかにイワシを避けてアジを釣るか、という小生にあるまじき贅沢な悩みが出てくる。
おや、そういえばいつもギャーギャー何かしら騒いでいる娘が静かだ。
コンニャロウメ、自分から連れていけと言い出したくせに、釣り飽きるのが早すぎるのではないか。
しょうがないので小生は出来るだけアジの数を増やすようひたすら試行錯誤である。
水面は
これまた分かりにくくて申し訳ないが、イワシの大群で定期的にザワつく、というか半分ボイルのような感じになる。
こうなってくるとカゴにアミエビを詰めなくても、カゴが沈む前にイワシが食いついてしまうため6本針全てイワシになってしまう。
なのでボイルが起こるたびに投入をやめてボイルがおさまってから投入したりしていたのだが…。
待てよ、ボイル=青物ではないのか?
ハマチやメジロとは言わぬが、サゴシあたりが下から食いあげてきているのではないか?
と閃いてしまった小生。
早速サビキを投入し、魚が掛かってもしばらくそのままにしておった。
すると、ウキがスーッと沈んでいきそのまま急に横にズバッ!!
反射的に合わせて
ほら、このとおり。ハマチゲット!!
む、ハマチか?ツバスではないのか?
いやいや、例えツバスであっても、ここはハマチにしておこうではないか。
という訳で35cmのツバスもといハマチを見事にキャッチである。
お隣さんもハマチを掛けられたが、これは惜しくもラインブレイク。
一瞬見えた魚体から考えても小生のツバスもといハマチよりも間違いなく大きかった。
ただ後が続かず、午前の釣りは終了。
娘と12時になったら昼ご飯と約束していたので一旦竿を置いて細君が持たせてくれたオニギリをほおばる。
ちなみに午前だけで
アジとイワシ合わせて87尾であった。
午後からもアジ・イワシは順調に連れ続け、16時の納竿までに210尾をゲット。
アジとイワシの割合は4:6ほどで、傾向としては岸寄りを深めの棚で探るとアジの確率が高かった。
アジとイワシが混ざって釣れていたのはおそらく青物に追い回されていた結果であろう。
早くに気づいておればもう2、3尾は青物を追加できていたやもしれぬ。
特筆すべきはその青物である。
掛かることは無かったが、定期的にボイルが起こりメジロクラスがジャンプする場面もあった。
これが竿2本分くらいの範囲で起こるのである。
上手い御仁であればかなりのアタリを出せていたと思われる。
週末の台風が残念で仕方ないが、アジュール舞子、まだまだ釣れそうである。
なお、釣ったツバスもといハマチは美味しく刺身でいただき、
イワシは唐揚げとツミレに、小アジは翌日南蛮漬けになった。
あぁ幸せ。
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