嫌な予感はしたのである。
小生の釣行にかかせない自転車(釣りに最適化済み)の後部変速機が壊れ一番重いギアしか入らなくなったり、ウキ釣りに使っているメインの磯竿の2番ガイドのSicが無くなっていたり、リールのラインを巻き替えようと思ったら間違えて1号細いラインを用意していたり…。
オマケに電車に乗ろうと思ったら前日までで定期が切れており、釣り場最寄りの駅まで無駄な交通費がかかったり…。
釣果には何ら影響を与えない事象ばかりであるが、実際に懸念していたことが起こってしまうと人とは振り返って不幸事ばかりを思い出してしまうものなのである。
そう、完全坊主を喰らってしまった…。
「完全」である。
外道のサバのアタリすらないパーフェクトゲームである。
野球で言うなら四球・死球・失策もない完全試合のようなものである。
冒頭の画像は過去に和田防で釣ったタチウオである。
今回の記事とはなんら関係ないのでご容赦を。
10/27の土曜日にそこそこ釣った小生、ただアタリを全て拾ったかと言えばそうではなく、エサだけ取られたりスッポ抜けたりと悔しい思いも残る釣行であった。
それでは練習せねばいかん、と翌10/28の日曜日にも全く同じ場所へ出動した。
ちなみに同じ中潮、同じ時間、同じポイント、同じ天気、同じ風向き、同じ気温、同じ水温と前日と全く同一で沈みゆく太陽ですら同じ色をしておった。
それが、である。
1投目から全くアタリがない。
小生だけなら分かるが、前日に入れアタリを演じておられた男前常連さんも「おかしいおかしい」と繰り返しながらウキを見つめていらっしゃる。
見渡す限りズラッと電気ウキが並んでおったが、そのどれもが沈む気配無く沈黙し、いつもより早い時間にひとつ、またひとつと竿仕舞されていった。
つい前日は小生でさえお土産を確保したというのに、たった24時間でこの変化。
正直、何が違ったのか全く分からずままの納竿であった。
天候が変わったり風が強かったり水温が急に下がったりと何かしらの要因があれば次回への教訓とできようが、ここまで要因が分からないとどうしてよいか分からぬ…。
ホンにボーズとは怖いものよのぅ…。

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