ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

2019年05月

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買うつもりは微塵もなかったのだ。

いや、ホントにデビルクラッカーを買おうかなぁ、ぐらいの軽い気持ちでエイト玉津に行っただけなのである。



その日に行く予定だった垂水一文字の通し釣りが強風でキャンセルになり、急に時間が空いたものだからエイト玉津に。
入り口に向かう階段を登ったところに見慣れぬガチャガチャが置いてある。

なんだなんだ?と思いつつ店内に入るとタコエギコーナーに人だかり。

蛸墨族のエギを3つ買うとガチャガチャが出来て何やら景品が当たるそうな。



う~ん、心惹かれるが小生にそんな金銭的余裕はない。
それでもタコエギ関連を物色し、結局「タコの恋人」セットとPEラインを購入。


店を出たところに「蛸墨族」と染め抜かれたTシャツを着たお兄さんが。



むむ、なかなか格好の良いTシャツではないか。

傍らのポスターには何やら「Tシャツプレゼント」なんて書かれておる。


もしもし、そのTシャツもガチャガチャの景品なんですか?

「いや、ウチのロッドを購入してもらえればもれなくプレゼントです」

あ~、なるほど。

そりゃそこそこの金額使わないともらえないわな。



「もしかしてタコエギに興味をお持ちですか?」

お持ちも何も仕事の間もタコのことばかり考えておりまする。

「今はどんなロッドを使われてるんですか?」

いやぁ、お恥ずかしい、専用ロッドではなくてジギングロッドを流用してるんすよ。

「それでしたら、ウチのロッド、ちょっと触ってみます?」

いいんすか?でも触るだけですよ~。



………
…………
……………



小生は悪くないのである。

「これは釣れる竿ですよ」だの「タコが触ってくる感触も分かりますよ」だの「釣果が上がる竿とか言われてます」だの言葉巧みに小生を篭絡してくる墨族お兄さんが悪いのである。

ロッドと一緒にTシャツ・トートバック・ステッカーまでサービスしてくれたお兄さんが悪いのである。

明石蛸の浜値がキロ3,000円として何キロ釣ったら元がとれるんだ?なんて計算させてしまうお兄さんが悪いのである。

車の後部座席にいつのまにか新品のロッドと墨族グッズが横たわっていたとて誰が小生を責められようか。





ちなみに購入したのはこちら



「エギ蛸ライト」のセクシーバイオレットという色。


実はすでに前回の釣行で使用したので、


「初心者が専用ロッドを持つと、こう感じるぞ」的なインプレを試みようと思う。



まず、竿のスペックだが超先調子の60号。


どれくらい先調子かというと82の竿よりも先調子、というか82の竿のバット側が超固いという感じか。
ちなみにあくまで私見だがタチウオテンヤの竿よりもバット側が固い感じがする。

先述の墨族お兄さんの言によると、60号負荷の竿だが120号ぐらいまでは大丈夫とのこと。

聞いた時は「ホンマかいな」と思ったが、バットの硬さを考えるとあながち冗談でもなかろう。


あくまで蛸を誘う動作をメインにするのであれば60号負荷までが適正ですよ、ということか。



何はともあれ実釣では50号オモリで実に快適な使い心地であった。


小生のジギングロッドが150gまでのスペックなので、これに50号≒190gを背負わせると所謂スロージャークしかできないような竿のしなりになる。

それがエギ蛸ライトの場合はバットがしっかりしているので、ほぼ竿先だけがお辞儀しているような形に。

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この白い部分だけが曲がり込んでいくという具合。
オモリを「トントントン」とさせる動作に非常に合っているのだ。

ジギングロッドではイマイチつかめなかった海底状況が20m前後の浅場ポイントであれば丸分かり。
しかも、「あ、これはタコが触ってるのではあるまいか」という感覚が伝わってくる。
う~む、丸裸とはこのことか。さすがセクシーバイオレット。



さて、良い点ばかりを書いてきたが、少しは悪い点も書いておかねばなるまい。

浅場ばかり攻めると思われがちだが、意外と水深50m強のポイントを攻めることもある。
この深場が曲者で、小生の腕だと底に着いたかどうかは分かるものの、蛸が触ったかどうかまでは分からぬ。気づいたら乗っていたという状況だった。

おそらくタコエギ玄人の方だと感知できるのであろうが、小生レベルだと100号負荷の竿の方が感覚は良かった。

ただ100号竿に50号のオモリだとすぐにオモリが底を切ってしまい、底をキープするのに難儀する。
結局はエギ蛸ライトで深場も攻めるという結論になるのだが、心のどこかで「浅場のポイントに移動してくれ~」と思ってしまう。
こればっかりは修行あるのみか。



深場への対応は小生の腕次第ではあるが、それを差っ引いても初心者が専用ロッドを使うことは多いにメリットがあると感じた。
それどころか初心者こそ専用ロッドを使うべきと思う。

ジギングロッドや棒みたいな竿を使うくらいなら、始めからオモリの動きを体得できる竿を使った方が何倍も楽しいから。



ともあれ前回の釣行で10匹釣れたのは完全にエギ蛸ライトのおかげである。
なんせタコが触ってきたことが分かる=こちらからアワセにいける、ということになるからだ。

つまり墨族お兄さんの「これは釣れる竿ですよ」「タコが触ってくる感触も分かりますよ」「釣果が上がる竿とか言われてます」の言は全て正しかった。

墨族のお兄さん、悪口言ってしまってごめんよ~!!




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2019年5月26日、明石海峡のマダコに再挑戦である。



前回は初体験にも関わらず9匹と善戦した小生であるが、


今回は前回に学んだことの復習を兼ねての挑戦である。



目標は前回惜しくも達成できなかった「ツ抜け」、つまり二けた釣果。

今回の釣行のために色々と新兵器を購入したのでなんとか達成したいものである。



さて当日、女将さんには電話で「5時には着といてよ~」と言われていたが近い駐車場がいっぱいになると嫌なので早めの4時15分着。
それでも一番近い駐車場はいっぱいで少し離れた駐車場に回される。


それもそのはず、
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名田屋さんの大きな船が3隻とも満船…。
皆さん、どんだけタコが好きなの…。


女将さんが受付時に竿釣りか手釣りか確認されていたので、おそらく船を分けられているのであろう。だからか船中は全員が竿釣り。空席がない満船なので竿が林のごとく林立しておる。


という訳で小生はもちろん竿釣りの船に。
予約が遅かったので最後の方の乗船。トモと胴は全て埋まっていたのでミヨシ寄りの段差がある釣座へ。



港を出て
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朝焼けの中を疾走すると思いきや…


なんと、
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出航してすぐに「やってよ~」のアナウンス。

うわぁ、明石浦が目の前…ここで釣れたタコは誰がなんと言おうと「明石ダコ」と胸を張って言えるほどの距離である。



早速、先日直したエギを2つ付ける。


事前に実績カラーと聞いていた緑のエギと黄色のエギをチョイス。



水深は20mほど。

底にオモリ50号を着底させて、「トントントン」とオモリを立てたり寝かせたりする。



「トントントン」
「トントントン」
「トントントン」


反応がない…。


船中でもポロポロとは上がるがそこまで勢いがあるようには思えない。


すぐに移動で、今度はかなり走る。

本州と淡路島の真ん中あたりであろうが、両岸ともにかなり離れておりどこのポイントか分からぬ。

ただ水深は20m前後…はは~ん、これがウワサの「鹿の瀬」だな。



かなり昔から好漁場と聞いていたポイント。
気合を入れて「トントントン」を繰り返すと

「ヌーン」

という感触あり。


アワセを大きくいれてグリグリ巻いてくると…またもや岩である…。

小生、どうしても岩を釣らぬと始まらぬらしい。


それを2回…。
もう岩はいらぬよ…。


でも今回は
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なんとこんな子ダコがくっついておった。
しかも2匹も。


あまりに面白くて隣のオジサンに見せたら、
「兄ちゃん、それはリリースや~」と笑われてしまった。

いくら小生でもこんな子ダコは持ってかえらんよ…。

いやぁ、しかしこんな小さくてもしっかりマダコである。
海に返そうとしても吸盤が指に張り付いて難儀した。



そうこうしている間に再びアタリ。

「ヌーン」を大きめのシャクリで合わせてグリグリ巻いてくると…今度は岩じゃない!マダコだッ!!


それが立て続けに3匹来て出航後1時間で…

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3匹ゲットである!!


これはなかなか良いペースではないか!!




ただただ、うまく行かぬのが小生の釣り。

ここからウンともスンとも言わぬようになり、な~んにもアタリのないまま2時間ほどが経過…。

それどころか3匹釣った緑と黄色のエギを根掛かりでロストしてしまうわ

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天気はごらんのとおりカスミがひどくなってくるわで散々である。



ん?カスミ?


もしかして太陽の明るさがエギの色に関係あるかも…。



という訳で新兵器の投入。

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「タコの恋人」である。



どうもテンヤに付けて使用する物らしいが、エイト玉津でコレと串とサルカンがセットで安く売られていたので思わず買ってしもうた。


太陽が明るい内は緑や黄色にアタッきたタコだが、カスミが出てローライトになったので暗い色の方が良かろうと思ったのである。
勝手にそう思っただけで根拠は全くない。


だが、これが当たりでまたもや3連続ゲット!!



その後はカスミが晴れてしまったので元の緑と黄色に戻そうと思ったが、黄色のエギはあるものの、緑のエギはもうない。

そこでさらに新兵器を投入。

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ワンナックさんのデビルクラッカーである。

実はこれ、前回の釣行時に隣のオジサンが爆釣していたのである。



今回、小生もオジサンにあやかって最終兵器として投入!!

これもアタリである。


連続ではないものの定期的にアタリがあり、最終的には

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10匹ゲット!!!!!


「ツ抜け」で目標達成である!!!!

重量は10匹で約5kg。
1匹当たり約500g、こちらも前回を上回ることができた。


ちなみに小生よりも一席ミヨシ側に座られたご婦人、小生と同じく初心者だったようだが、後半に向けて尻上がりに調子を上げられ、最終的には小生よりも多くのタコをゲットしておられた。

やはり明石のマダコは初心者にも優しいようである。




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先日のタコ狙いで集寄の効果は実証済み。

なんせ、集寄を付けた途端にタコが釣れ出したんだから。





前回は中古のくたびれた集寄を使用して9匹も釣りあげたんだから、新品を使えば釣果倍増と信じて疑わぬ。
当然新しい集寄を手に入れようと画策するのであるが…1つ400円前後と意外とお高い…。


ん?待てよ…そういえば小生が乱雑に仕掛けなんかを放り込んでいる「なんだかよく分からない仕掛けBOX」の中に集寄っぽいのがあったような…。


探してみると果たしてあった。

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例のごとくいつから存在している物か分からんが、おそらくヤフオクでジャンク品をまとめて落札した時の一部であろう。


だが、130cmは少々長い。

小生が使用している竿が165cmである。
せめて50cmほどには収めたいところ。


となれば…自作しかあるまい。

参考にする集寄は

これは全長30cmだからかなり使いやすい長さ。


単価目標は1つ400円。
上記のヤマシタやOWNERの集寄が400円ちょい。それ以下に抑えるのだ。



まずは100均にレッツゴー!!


とりあえず使えそうな物をピックアップしていく。

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まずはビーズ。
うん?意外に量が少ないな…足りるかしらん?
保険で色違いをもう2袋購入。


このようにビーズ単体で販売しているものももちろん使えるが、ヘアバンドに使われているビーズも流用できる。

大きめなビーズがついたヘアバンドも購入したのだが、写真を撮る前に娘によって分解され目ぼしいビーズは奪われてしまった…。

ともあれビーズは十分な量を確保。



こちらは
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その名も「ホログラムちよがみ」。

こいつも娘が非常に欲しがったので、赤だけ小生が使うことにして残りは娘用とした。


材質は紙ではない。出してみるとよく集寄に使われているヒラヒラと同じ材質である。
つまり水に浸かっても破れたりしないということ。

ちなみにこのちよがみ、まともに折れない。
う~ん、本来の機能を果たしてないような気がするが大丈夫か?
果たして娘が「お父様…これは折り紙ではありません…」と悲しそうな顔をしている。

「すまんな。これは折り紙ではなくタコヨセヒラヒラという大人が使う物なのだよ」と訳の分からんことを教えてやったら、神妙な顔をして頷いておった。
小3なりに何かを理解したのであろう。


あとは釣具コーナーに置いてあるバス用の「スピナーベイト」からブレードのみを流用。



お次は釣具屋にて
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こいつを購入。パニックベイトというのが正式名称らしい。ちなみにタチウオ用である。




こいつ達を
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ナイロンラインに通す。
ちなみに集寄をリーダー代わりに使用するつもりなのでジギング用のショックリーダーを使用してみた。


で完成形がこちら。

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下が水深10m前後の浅場用で全長40cmほど。
光が届いているレベルの水深で使う想定なのでキラキラひかるような視覚に訴えるパーツを多めに使用している。


上が水深30m以上の深場用。
全長60cmほどで光が届かないレベルの水深バージョン。
キラキラよりも音や振動でタコを寄せる効果を狙っているのだが、同時に潮が速い時にも使用するつもり。


実は前回の釣行時、後半になるにつれ少しずつ潮が速くなっていったのだが、集寄が潮に引っ張られる感覚があった。
おそらくヒラヒラが抵抗になっていたのであろう。

という訳でできるだけ抵抗が少ない集寄を作ったつもりである。
これでもラインが引っ張られるようであればブレードを外すか、そもそも集寄を付けないかであろう。
そこらへんは状況により判断したい。


ちなみに上記の理屈が合っているのかどうかはタコさんしか知らぬ。
釣れないからといって苦情はいれないように。




さて気になる制作経費であるが…

上記2点で
・ビーズ108円×3
・スピナベブレード108円×2
・ちよがみ108円
・パニックベイト424円
合計1,072円。
1つ平均536円…。

ありゃ、割高になったぞ….本末転倒ではないか。


う~ん、集寄ばかりは市販品の方がコスパ的に良いかもなぁ。




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先日のタコエギ初挑戦で大いに味を占めた。


どれぐらい味を占めたかというと、6月までで空いている日全てにタコ狙いの予約を入れてしまったほど。



現状で3回の釣行が確定しているので、この全てを現在保持している3つのエギで攻略するのは困難と判断し、新たなエギを導入することにした。

無論、新卒エギ採用できる資金力がある訳はなく、全て中途エギ採用である。


リクナビならぬヤフオクで採用をかけたところ、中古エギ35点セットを格安で採用できた。

なんでも漁師網に絡まっていたエギだそうで、そういう意味では実績ありのエギ達であろう。


まさしくキャリア採用である。


ただ、数々のタコどもと戦ってきたと思しきエギ達であるゆえ、ある者は錆びつき、ある者の針は曲がり、またある者はアイすら失っておる。



この壊れかけの勇者たちを再び戦えるようにするのが今回のミッションである。



さて、届いた荷物を開封。

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う~ん、予想以上にクタビレ感が強い…。

よほどブラックな環境にさらされていたのであろう。




ひとつひとつ点検して

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左の6点がそのまま使用出来ると判断、右の4点はボディに割れなどがあり修繕不可能と判断した物である。


残念ながら右の4点は不採用通知を出し、左の6点については正社員雇用を行うことにした。


さて、残りの25点であるが…
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こちらの17点がフック及びアイの修理のみで使用可能な物、


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こちらの8点がフックの錆びを取れば使えそうな物達である。

合わせて25点については修理次第なので今のところ研修社員登用である。

修理し試用期間を経たうえで採否の判定をしようと思う。




さてここからが本題。


まずはこちら。
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一見すぐに使えそうなエギであるが…ペンチでフックをひねると簡単に

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こんな状態に。

これではせっかくタコが掛かってもフックごとバイバイしてしまう。


ちなみにシンカー部分に「SUMIZOKU」と印字されたエギはほぼこの症状。



墨族さんはアオリ用のエギでも非常に有名かつ優秀なメーカーさんなので、フック部分の強度テストなど当然やられているはずである。

であれば海底に沈んでいたという事実が接続部の劣化を引き起こしているのか。

まぁ、普通は根掛かりしたエギを再利用するなんて想定はしていないはずなので、墨族さんに否がある訳ではない。



さてこのフック部分、
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ゴミをとって

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100均のエポキシボンドを

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塗り塗り。

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元通り差し込んで、継ぎ目にもボンドを山盛り塗って

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硬化させればこの通り。

立派に使えるエギへと復活である。




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お次はアイの修復。


100均を探した限りでは
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こいつに入っていた

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このヒートンが最小であった。

エギのアイにするにはかなり大きなヒートンなのであるが、タコ相手に限ればアオリのように細かい部分を気にしなくても良いと思うのでこれをブチ込むこみ、同じようにエポキシを塗ったくって終了。



さて、問題はこいつらである。

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フック自体が折れていたり、動いてしまう物が少なからず…。


こちらは圧着シートをめくって

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半田ごてで再構築することにする。


と思っていたのだが…コツが全くつかめず断念。

どうしても3本同時にハンダを付けることが出来ぬのだ。


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しょうがないのでダブルフックにしてお茶を濁すことに…。

中には2本針のエギもあるので大丈夫であろう。



最後はフックの錆び取りである。

これはロードバイクの錆び取り経験がいかされよう。

ロードバイクの錆び取りの場合、サンポールにドブ付けするという荒っぽい手段を取るのであるが、今回は繊細なフックであるのでもうちょっと優しい錆び取りを行うことにする。


なんだかもったいつけているが非常に簡単。
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お酢に漬けるだけである。

なんだか皆で温泉に入っているようで楽しそうじゃないか。



意外に効果絶大でわずか1時間ほど漬けただけで

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これが

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ここまでぐらいにはなる。


小生の場合、一晩漬けておいたがまぁまぁ綺麗になった。
一晩漬けて落ちない錆びはそもそも侵食が激しいので研修社員登用ではなく補欠採用ぐらいの立ち位置で頑張ってもらおう。

ちなみに、お酢の欠点は匂い。
部屋で一晩漬けておくと家族はもとより己の鼻までもげてしまうので外で漬けておくことを強く勧める。



という訳で初めから不採用としていた4つを除き、
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31個を何とか使えるレベルまで直すことができた。


元から持っていた3つと合わせて総計34個。

とりあえずはこれで戦いに挑むとしよう。




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前日のマダコ釣りで思いがけず9匹も釣ってしまった小生、



帰って娘に自慢しておったら「私も釣りたいのです!!」などと言い始めた。


と言われてもなぁ。


船タコのようなパワーゲームは小3の女の子には厳しかろうし、何よりも2人で13,000円の釣代が小生の財布の中にない。


「タコは力がいるから、海岸から投げる釣りにしようか。もう暑いぐらいだから足ぐらいは海に入れるぞ」と言葉巧みに目先を変えることに成功。


かくして2019年5月12日、キスが釣れているという須磨・千守突堤への釣行とあいなった。

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この突堤、JR須磨駅から歩いてすぐだし、北側線路沿いから行けばエサ屋さんもあるので非常に便利なのである。


しかも整備が進んでおり、旧和田防赤灯台のそばには

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非常に綺麗なトイレが新設されており、子供や女性にも優しい釣り場へと変貌しておる。
※画像右が赤灯、真ん中の茶色の建物が旧トイレ、左のフェンスに囲まれているような白い建物が新トイレ。




という訳で朝9時頃に到着、冒頭の画像のようにまるで夏のような光景である。

河口突堤のすぐ東側では
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地引網のイベントが行われており、


そのイベントが終了した途端に
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なんだかスゴいアクティビティが始まる。


須磨一文字と海岸の間をジェットスキーが走り回り、ジェットスキーに引っ張られたバナナボートから黄色い歓声があがる。

なんだ、ここはどこぞのリゾートか。



昼に近づくにつれ海岸に人が増えていき、ビキニはいないものの上半身裸のマッチョが多数出没。

なぜ裸?
なぜマッチョ!?

先ほどの新設トイレの隣のベンチ付近には特に多数のマッチョが群れておった。

マッチョ好きなご婦人は是非堪能されたし。

残念ながら小生は黒焦げマッチョに毛ほどの興味もない。
どちらかというとグラマービキニギャルを群れさせて欲しいものである。



もう海開きしたか、と思われるような千守、小生と娘はイソイソと釣りの準備…と思いきや、
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河口を覗き込んでいた娘が

「お父様、貝殻拾いをしてよろしいか」

とのたまう。



なんだ、君が釣りをしたいと行ったから来たんだぞ、という言葉を飲み込んで

「いいよ~。ズボンは濡らさないようにね~」

などと優しい返事をする。

小生だって娘には嫌われたくないのだ。


娘と一緒になって河口付近を覗きこんでいると
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ん? こんな季節にハクか?
いや違う。なんと、キスの群れである。

しかも結構デカい。



急いで仕掛けを作り近場にちょい投げ。

河口付近は藻場が形成されているので、そのフチをゆっくりサビいてくると



プルプル


ン!?もしや…

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そうは簡単にはいかねぇやな。



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その後のアタリはことごとくコイツでキスはさっぱり。


細君を迎えに行く都合で14時頃に納竿としたが、フグとハオコゼばかりでまともな釣果はゼロであった。



釣果はお寒いものであったが、
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人出はご覧のとおり。



初夏の陽気がそうさせるのか笑顔があちらこちらでこぼれており、まぁ釣れなくてもこんなゆったりした気分になれるのならそれもアリだな、と思える1日だった。


ちなみに我が娘、釣りそっちのけで河口付近で遊びまくり、なんとカニをゲットしておった。

釣りはほとんどしなかったものの、本人は非常に満足できたらしい。


うん、パパもうれしいぞ!!




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