ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

2019年06月

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4月の垂水一文字通しでメバリングロッドを半壊させていた小生、


沖一文字でメバリングロッドを使うことに違和感を感じていたこともあり、ここぞとばかりにメバリングロッドではない何かを探しもとめてエイト玉津へ。



トラウトロッドはすでに和田防で試しており


「メバリングロッドよりも良いのではないか」という感触であったものの、激流の垂水一文字では役に立たず…。


トラウトロッドのセンシティブさを残しながら、バットをもっと強くしたような…船竿でいうとトラウトロッドが55であれば73ぐらいの調子の竿…と我儘を炸裂させながらロッドコーナーを物色すること数分。



見つけました!!


tailwalkのMOONWALKERというシリーズで
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AJ64-tiというモデル。

いわゆるアジングロッドである。


すでにAmazonでは売られていないモデルのようであるが



こちらが比較的近いモデルと思われる。


ちなみに丁度セールをやっており、なんと諭吉さん1枚で購入できた。



価格もそうであるが、購入の決め手は何と言っても軽さ。
トラウトロッドのセンシティブさの要因のひとつにロッド本体の重量もあると思うので、できるだけ軽い竿が欲しかったのだ。

こちらはガイドがチタンということもあり、持った瞬間に「うわぁ軽い!!」と感じるほど。

長さは6フィートちょい。まぁ沖堤で使うこと前提であれば許容範囲。
メバリングで遠くを狙うなら軽めのフロートを使えばいいだけだし、ガシリングは近距離戦なのでロッドの長さは必要ない。



実はすでに試しており、先日の和田防ガシラ3ケタ釣果はこの竿で達成したもの。


3ケタ達成にこの竿の貢献度は非常に高かった。



それでは沖堤での使用感をインプレしていこう。



まず、そもそものスペック。
ジグヘッドは5gまで対応だが、一番気持ちよく投げることができるのは2gほどと思われる。
PEラインは0.2~0.4号だが、ガイドが非常に小径なので0.4号ではライン放出時にもたつきバックラのような現象が数回起きた。
推奨は0.2号であろう。


ガイドはFujiのKRコンセプト。
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糸がらみを抑えてくれるはずだが、先述のとおりそもそもラインサイズが合ってないと絡むので要注意。

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このようにとても繊細なティップをしている。
ちなみにソリッドではなくチューブラーである。


う~ん、ガサツな小生のこと、いつか折ってしまいそうで恐ろしい。


リールシートは
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珍しい形状だが使いやすい。

エンドの形状や長さも
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申し分なし。



さて、使い心地だが、1.5gのジグヘッドにPE0.4号、無風状態で振り抜いて約10mほどの飛距離。
沖堤では十分である。
おそらく2g・0.2号の組み合わせであればもっと飛距離は伸びるはず。



当日は1~1.5gのジグヘッドのみを使ったが、着底はトラウトロッドに引けをとらない明確さ。

「トン」と着底し、2回ほど軽くシャクりあげてテンションフォール、その着底間際に「コン」というアタリ。
ここでアワセればキレイな口掛かりでガシラをヒットさせ続けることができた。


和田防に限って言えば、この「コン」というアタリが小さければ小さいほど型が大きい傾向がある。

つまり小さいアタリを拾えると型も拾える、ということ。

メバリングロッドに違和感を感じていた理由はここなのだ。
この小さなアタリを拾えないことが往々にしてあり型を伸ばしきれていなかったのである。



さて、それではメバリングではどうか。

ガシリングとは違いタナをキープしながら引いてくることが重要。

本来はアジングロッドであるのでタナをキープすること自体は問題ない。

試しに堤防に沿って引いてくると、「コココッ」とメバル特有のアタリ。

メバリングロッドとの違いは、そのアタリがワームのどこを咥えているアタリなのか凡その検討がつくということ。


ワームを引いてきて、「テールの部分しか咥えてないな」とか「針まで口に入れてるな」とかが感触として伝わってくる。
これには正直驚いた。ここまでセンシティブとは思わなかったのである。



お次は針掛かりさせたあとのやりとりであるが、垂水一文字でトラウトロッドが役に立たなかったのはこの部分。

魚の引きと水流の重さに耐えきれず、バットまで曲がってしまうためラインブレイクが頻発したのだ。


今回の和田防ではそういったことは一切なかった。
24cmのメバルだと、トラウトロッドはバットまで曲がるが、アジングロッドはバット上部で止まる。
なんの心配もせずに抜きあげることもできた。


感触といいバットの強さといい、現段階では理想的な竿と言えるのではないか。



さて、お次は鬼門の垂水一文字での検証である。

とはいえ、しばらくタコ釣りで予定は埋まっているし、季節的にはジギング・タチウオと続いていく。

う~ん、検証は秋に持ち越しか…。




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いやぁ、さすが小生である。
もう笑いが止まらんくらいの大爆釣である。

ガシラを釣らせれば天下一品と自負しておったが、まさかここまでとは。
我ながら大したもんである。


なんと「ガシラ107匹」の大爆釣!!



何を投げても簡単に釣れてしまうので、もしや小生の腕ではなく単純に運が良かっただけではないか、たまたまタイミングがあっただけで誰でも釣れたのではないか、と客観的意見も頭に浮かんだが、あくまで小生の腕のなせる業と思い込むことにしよう。





6月と言えば和田防の通し釣りが始まる。



このところ船釣りの記事ばかりだし、久しぶりにガシラやメバルに遊んでもらおうと、2019年6月1日の17時便で和田防に渡ってきた。


渡してもらう渡船は
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もちろん河内渡船。

7防や8防は摩耶から出る渡船に乗るが、和田防へは河内渡船が一番近くて便利なのだ。



河内渡船の通し便は17時渡しもしくは20時45分の最終便で渡堤し、翌日の始発便で帰ることになる。
始発便は平日は6時だが土日祝は5時なので気を付けるべし。



今回はなんとハマチが好調とのことで夕マズメと朝マズメはジグで青物を狙い、日が落ちている間はメバリング・ガシリングで楽しもうという2段構え。



という訳で
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一路ガシラの聖地へ。

海上わずか10分程度の船旅である。




17時過ぎ、和田防にあがるとなんと白灯が空いておる。いつもなら青物やタチウオの情報が出回ればたちまち人でいっぱいになる白灯なのに、一体これはどうしたことか。


しめしめと白灯に荷物を置き、まずはハマチ狙いで40gのジグをブン投げる。

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向かいの新波止先端でも同じようにルアーを投げておられる。


見ているとその御仁がヒット。

うん?なんかおかしいぞ?

あれ、20cmぐらいしかない。サバかなんかがヒットしたのであろう。


ともあれ魚が掛かるのをみれば俄然やる気が出てくる。


繰り返し投げているとガツンと衝撃!!…と言いたいところだが、カツン程度の小さなアタリ。

そして途中でバレてしまう…こんなことが3~4回…。


こちらもサバであろうか?


白灯反対側で同じように投げておられた人がキャッチ。
見せてもらうと…25cmほどのツバスである。

なんと可愛い。

さっきからアタックしてきていたのはコイツか。


う~ん、コイツを釣るつもりはないのでそのまま大きめのジグを投げ倒したが、残念ながら日没終了。
朝マズメに期待である。




さてここからは2つ目のお楽しみ。
ガシリング&メバリングである。

事前情報ではメバルは不調とのことだったのでガシリングメインに組み立て、状況によってはメバル狙いも織り交ぜていくことにしよう。



昨年末、実は和田防でガシラを爆釣している小生、


今回は夢よもう一度、と数釣りチャレンジを行うことにした。


前回は17~21時までの半夜で57匹であったが、今回は日没19時から夜明け4時までの9時間チャレンジ。
単純計算で倍以上にはならなければならん。
う~ん、3ケタか、さすがに無理っぽいぞ…とこの時点では思っていたのだが…。



まずは内向きで第一投。

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ありゃ、いきなり釣れちまったよ。


サイズは小さいものの、その後も一投ごとに釣れてくる。


ジグヘッドが底まで沈まないな、と思えば

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犯人はこちら。


うん?狙ってないのに釣れてしまったぞ。


その後も
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メバル混じりで釣れ続け、

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わずか1時間ほどでこのとおり。

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深夜1時には当日最大24cmのメバル君。

続けて
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こちらも当日最大のガシラ。
ガシラ君は大きくてもこのくらい。


その後も
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途切れなく釣れ続け…


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終わってみればメバル7匹+ガシラ107匹!!
トータル「114匹!!」の爆釣であった。

前回のガシラチャレンジの綺麗に倍でフィニッシュ。

うん、小生もやる時はやるのである



今回はスカリに活かしておいたので、生きているものは全てリリースし、弱っているもののみ持ち帰ったのでお土産はホンの少し。


ちなみに全て1~1.5gのジグヘッドでワームはなんでも釣れた。

というか、一緒に渡っておられた初心者集団の方々もエサ釣りで大爆釣。



うん?やはり小生の腕ではなくタイミングか?




さてここからは再びハマチ狙い………


これでハマチが釣れていたら最高だったのだが、そこまではボーズの神様が許してくれぬ。

見事にアタリもなく玉砕であった…。




ともあれ、今年も和田防のガシラは絶好調の気配。

ちょっと気が早いが秋の爆食いシーズンが楽しみである。



ちなみに……白灯付近であるが、もうすでに蚊が発生しておった…。
それもかなり強力なヤツが。


おそらく白灯下の水溜まりで涌いているのだと思うが、一度刺されると非常に痒いうえに腫れ上がるので難儀するのだ。

今回は耳たぶを刺されて、誇張なしに2倍くらいに腫れ上がった。
2時間もすれば痒みも腫れもおさまるのだが、鬱陶しいことこのうえない。

だいたい白灯~出っ張りの丁度真ん中あたりまで蚊が飛んでいるので、この付近に釣座を構える人は虫よけを持参されることを強く勧める。


いやぁ、大漁は魚だけでいいのだよ…。




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