ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

2021年12月

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もはやブリマスターの称号を神様から授与してもらってもいいんじゃないか、と思っている小生です。


こちらでブリ86cm


こちらでブリ90cmをゲット。

さすがに今回もブリは無いだろう、と元来控えめな小生らしい心持ちで当日を迎えたのだが…

いやぁ、やはり小生のウデにはブリさんも敵わないんでしょうな、見事にブリ80cmをゲット!!!!
緊急事態宣言が明けてからの青物釣行全てでブリを釣るという快挙を成し遂げましたぞ。



もともとはジギングでの青物狙いを目論んでいた12/19、折からの強風予報で2日前には船宿から「日曜日は休船します」の連絡。

う~ん、でも天気図と予報を見る限りでは吹いても昼からじゃないかなぁ~、とあきらめきれない小生、こんな時は強気で出船する名田屋さんに連絡である。ただジギングだと迷惑をかける可能性があるのでノマセで電話をしてみる。


小生「日曜日、ノマセ釣りって出船しますか?」
女将さん「もちろん出るよ~」
小生「じゃぁ予約お願いします」
女将さん「はいはい、4時半にはきといてねぇ~」

うん、全く休む気がございませんな。さすが名田屋さん、ドM釣り師の強い味方です。



という訳で12/19、
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朝焼けの中を出船。

実は強風のため、ノマセに使うアジ釣りはキャンセル、船内販売で購入となったため出船が6時に変更。
こういった対処をとってくれるのも名田屋さんの良いところ。
小生、青物を釣りたいのでアジ釣りはどうでもいいんである。

ちなみにさすがの名田屋さんでもタチウオ狙いとフグ狙いはキャンセルになったようす。
そりゃさすがに西風強風高波の中を洲本や淡路の西側からは帰ってこれねぇやな。
ノマセは出船してくれて良かった良かった。



この日は大潮で朝イチから潮が効いている良い潮周りの日。
いきなり大橋下の激流アタックか、と思いきや
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あらら、橋を素通りしちゃったよ。


どうやら東浦のちょい東側を流すもよう。


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朝焼けの中、船長の「やろか~」のアナウンス。


で…
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いきなりツバスゲット。

40cm弱とはいえ、朝焼けの時間帯で釣れてしまうと非常にうれしい。



その後、このポイントでメジロクラスを追加するも、イマイチ青物からの反応が薄い。



この日はそもそも出船していた船の数が少なかったのだが、それでもこのポイントで7~8船ほどの小船団が出来ていた。
やはり強風下で流せるポイントが限られているのであろう。
にしてもこの船団にいた船、皆さん天気を読むのがうまいですなぁ。


今日はここで終わりまで流すのかな?と思いきや、おもむろに船団を抜けて橋方面に走る船長。

お、まさかの大橋まわり?と期待していたら、まさしくそのとおり。
単独での大橋ポイント攻略とあいなりました。


さすがに一級ポイント、流すたびに船中のどこかでメジロクラスが上がっている。

…ただ小生のアジは無反応…。


どうしたものか、と思案している内に小生の左右の人がオマツリ。
それを避けるために竿先を船側に寄せた途端、

「ドンッ」

と竿が動かなかくなった。


「あ~、根掛かりか~、ん? いや違う、コイツ、巻けるぞ!!」


オマツリしているラインが目の前を横切っている状況だが、なんとか巻き込まれないように竿を捌く。

電動リールがうなりを上げるが一向に巻き取れない。

それどころかドラグが滑ってドンドンラインが出ていく。


前回、前々回のブリよりも明らかに重いし、明らかにパワフルである。


小生が格闘している間に目の前のオマツリが解消され、自由に戦えるようになった。

小生が悪戦苦闘している様子を見て、他の釣り人が仕掛けを上げてくれる。

時間をかけてしまうと他の人の迷惑になるのでなんとか早く勝負を決めたいが、電動でも手巻きでも全くあがってこない。


「これはメーターオーバーちゃうか」とどこからか聞こえてくる。


うわぁ、こりゃバラしたらかっこ悪いなぁ…とハラハラドキドキしながらも、青物も疲れてくれたのかカウンターの数字が少しずつ減ってきた。


巻いたり出されたりを繰り返しながら上がってきたのは…

え、意外に短い…

え、メーターオーバーのウワサは…



それでも釣りあげたのは
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ぎりぎりブリの80cm!!!

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そりゃ重いはず、めちゃめちゃメタボなブットいブリでした。


タモ入れの際に針が外れてヒヤッとしたのだが、
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これこのとおり伸ばされておった。

いやぁ、あぶねぇあぶねぇ。



その後も
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メジロを1匹追加するも、白波が立つほどの強風になってきたため早上がりの強制終了。

潮も緩んできたタイミングだったしブリもゲットできたので、小生としては大満足の釣行となった。



家に持ち帰ったブリをマジマジ見るも
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ホントにデブである。


胃を覗いてみたが、釣りあげた際に飲み込んだであろうアジが1匹入っていただけ。

う~ん、一体何を食ったらこんなに丸々太るんだろう?



さて、師走ももう少しで終了。
あと1回釣行するつもりだが、次の週末は大荒れの予想。
なんとか天気が持てばよいのだが…。



今回の教訓
ハリス14号のビッグベイト対応仕掛けは不発。
すべてハリス10号1mで釣りあげた。
もう少し細ければさらに釣果が伸びた可能性があるが、8号だとブリクラスが掛かった時に対応できないため、10号でのチャレンジがベターと思われる。



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あ~寒い寒い。

少し前まで半袖を着ていたような気がするが、今や船上ではヒートテック+フリース+ダウン+レインウェアでまだ寒い。


海の中も同様なようで、お魚さん達もさぞかし寒い思いをしていることであろう。

昨年より1度ほど低い水温で推移している大阪湾、12/14現在の明石水深5mでわずかに16度である。

この水温になってくると当然タチウオの誘い方も冬のそれに変わってくる。
即掛けや巻き合わせではなく、誘って誘って誘いあげてもなぜだか掛からないあのイライラ釣法である。


12月初旬はどの船も釣果が低調で、良い人5匹だとか10匹だとか…

急激な水温低下でタチウオがへそを曲げたのか、急に気配が無くなってしまったらしい。


そんな状況だからこそ釣りに行きたくなってしまうドMな小生、もしかしたら名田屋さんだったら釣れるかも、と前日に予約。



12/11、前情報だとやっぱり釣れてない。
これだったらお客さんも少ないだろうと、ゆっくり目に名田屋さんに到着すると、いやはやなんのその、2船体制でのテンヤ釣りである。

釣れてないのに皆さん好きだねぇ。



名田屋さんは予約順に好きな席を選んでいく方式。前日予約だったものだから、呼び出しは最後の方。
ただ、洲本沖ということで1時間以上走ることを考えてか、皆さんミヨシを敬遠。
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ミヨシ大好きな小生としては迷わず左舷一番前をゲットである。


洲本沖まで少々航程があるので風が当たらないところに逃げてひと眠り。
エンジン音が小さくなったところで目を覚ますと
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洲本沖の朝焼け。
やっぱり冬の朝焼けは綺麗ですな。


この日の水深は90~130m。前回より少し深いライン。
ただタチウオの反応があるのはだいたい70~90mラインだったので底まで落とす必要はなし。



早速50号テンヤにイワシを括り付けて投下。


ちなみに小生、またまた変なM体質がうずきだし、どうせ釣れないのなら冬の釣りではなく即掛けで通してやることにした。

何故かって?

特に意味はない。痛い目にあってる自分に酔いたいだけなのである。



という訳で90mラインからハンドルを高速2回転→ストップ5秒、小生なりの即掛けモードで誘っていくと…
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朝焼けの内から銀ピカが釣れると安心するなぁ。


このまま幸先よく5匹ゲット。

全て即掛けで我慢の誘いは一切なしである。
あら、これじゃドM気質が満足されないじゃないか。


日が昇ってからも好調で
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ベルトクラスが混じりながらも、F3.5メインに飽きないペースで掛かってくれる。


確かに最盛期に比べると合わせ損ねが多発するものの、合わせ損ねたタナを再度攻めると高確率で掛けることができた。


グロー系でアタリが落ちてきたのでテンヤを金赤に変更。
すると…
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F4クラスがこの通り。

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続いて上がってきたこいつも
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ギリF4。



ああ、これだけ釣れると気分がいいなぁ、なんて目を細めながら沖を見ると
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海王丸が紀伊水道から外海に出るべく航行中。

や、いいものが見れた、と反対側を見ると
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全く同じ形の船が、紀伊水道を通って大阪湾内へ。




南向きにも北向きにも同じ船?


海王丸って兄弟船がいたんだろうか?


それにしても同型帆船が入れ違いに出入りするなんてレアなんではなかろうか。



な~んて考えておったらもっとレアなケースが…

80mラインでハンドルを高速回転中にガツンと針掛かり。
どうもタチウオの掛かり方と違う感じだったし、掛かった後に若干走る。

ああ、これはサバでも掛けたかな、と思っていたら…
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なんとまさかのF5を釣っちゃいましたよ。
お隣の常連さんによると、ドラゴンが掛かった時の暴れ方らしい。

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初のドラゴンか!と思いきや、デブなだけで長さは短く110cm止まり。


でもでも太さは立派なので
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デッカくみえますなぁ。


最後まで即掛けで押し通して、この日の釣果は27匹。
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前日までが不調だっただけに「すわ竿頭か」と期待を持ったが、そんなにうまくいくはずがない。
竿頭は44匹…。

ただ、この御仁を除けば他の船でも26匹止まりだったので、当日の状況としてはかなり良い線を行っていたはずである。



冬でも即掛けでなんとかなる、と気分よく帰宅し
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小生の釣ったデブゴンを細君と娘に自慢。


小生:「ほら、3匹でまな板いっぱいの大きさだぞ~」

細君:「……(バカじゃないの)」

娘: 「フグの方がいい…」


と全く喜んでくれない女性陣に、ひとり枕を涙で濡らす小生であった…。





次回への課題
今までのアタリは竿先を持ち上げるパターンと竿先を若干引っ張るパターンの2種類だと思っていたが、なんと「モゾモゾ」と竿先が少~し震えるパターンを発見。
今回はほぼ無風で波も無かったため発見できたが、これを強風高波でも把握できるかどうかが次回の課題である。



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コウイカの泳がせで狙うブリの引きが忘れられない。
そりゃ90cmのブリを釣ってしまったら、「おかわり頂戴」となるのが人情であろう。



という訳で二匹目のドジョウを狙うべく、海蓮丸船長に電話。


「あ~、もしもし、来週の日曜…」
「爆釣ですよ~!!もうシーズン始まってまっせ~!」

狙い物を伝える前からの爆釣宣言である。
ただ、明らかにノリがおかしい。
青物の話ではないような気がする。

「爆釣って何が爆釣ですのん」
「フグですよ、フグ~!!」

あ~、ショウサイフグか…去年の冬に一度チャレンジしたことはあるんだが、アタリが遠くて小さいのが2匹だけだったんだよなぁ…。

「ビッグベイト便は出てないんすかね?」
「あ~すんません、もういっぱいやわ」
「そうかぁ、じゃぁフグでお願いします」

とかなり消極的な感じでフグ釣りに決定。




このフグ釣り、いわゆる「カットウ釣り」である。
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ちょっと分かりにくいのだが、オモリの下にチラシ針が3本ついており、そこにエビや貝などのエサを付ける。
ただ、このエサはあくまで誘い用。3本イカリや4本イカリを下にブラ下げて、アタリがあればその下針で引っかけて釣る、「引っかけ釣り」の1種になる。

年配の方なら分かるやもしれぬが、仕掛け的には鮎の「コロガシ釣り」、理屈的にはカワハギの「ハゲ掛け」が近い感じであろうか。


ともあれ、
オーナーからこのような仕掛けセットが発売されているので、これを持っていけば間違いない。

オモリは標準で30号であるが、
【10日限定クーポン配布中!】【メール便可】オーナー カットウシンカー丸錘 30号
こういった30号をひとつだけ付けてもいいし、10号を色違いで3つ付ける方法もある。

最近は10号×3つが流行りだそうで、小生もそれに倣った。



ちなみにロッドはカワハギ竿を、リールは日本海のオモリグで使っていたPE0.8号を巻いたカウンター付リールを流用。
という訳で新規購入は仕掛けのみ。
あら、お安い。


さて当日、明石浦を出て二見方面へ。小一時間ほど走るので結構な距離である。
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ポイントに着くと夜が明けて朝焼けがキレイ。

水深はわずかに20m前後なので30号でも底は容易に取れる。



ちなみにこの「カットウ釣り」、竿先にアタリが出ないこともあるらしい。
チラシ針に引っかけてあるエビをフグが突いてるだけ、というのが多く、その感触が竿先まで伝わってこないのだ。

ではどうするか。

「タイム釣り」という釣法で対応する。

つまり「アタリがあろうとなかろうと一定間隔で合わせる」のである。
つまりつまり「アタリはないけど、フグが仕掛けの側まで来てる想定であわよくば引っかけたるけん、覚悟しときんしゃい」という運任せな釣法。


う~ん、これが小生の性に合わない。
まるでゲーム性がないのだ。

タコエギにしろタチウオテンヤにしろジギングにしろノマセにしろ、戦略があってこその釣りである。
運に釣果を任せるなんて釣りはまったくもって面白くない。


という訳で、小生は早々にタイム釣りを放棄。

あくまでアタリがあった場合のみ合わせるという、ある意味潔のよい、人から見ると「バカなんじゃないの」と言われそうな一人ルールを設定する。


他の釣り人が2~3秒くらいで合わせを入れているのに対して、小生のみが黙々と竿先を見つめる。


これは一人ボーズかもしれんなぁ、と半分思っていたが、意外や意外、しっかりと「ガガガッ!!」とアタリが出てくれる。


始めこそ慌ててしまって合わせ損ねていたが、アタリが頻発してくれるおかげですぐに慣れ、1時間もたたずに
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大小1匹ずつをゲット。

小さい方はともかく、大きい方は竿を大きく曲げてくれて釣り味抜群である。


その後もひたすらアタリのみを合わせ続け
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終わってみれば10匹のツ抜け。

なぁんだ、タイム釣りなんかしなくてもちゃんと釣れるじゃないか。
それどころか、アタリがあれば即合わせが必要なので、タチウオみたいで面白い。


この中から捌いても身が残らないような小型と、見分けがつきにくいナシフグはリリースされ
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7匹がキレイに捌かれた状態で返ってきた。

海蓮丸では上の写真のように毒を持つ部分をしっかり除いた状態で返してくれるので帰ってから捌く手間が省けて非常にラクちんである。

ちなみに当日の竿頭は18匹。
おそらくトモに陣取った御仁だったと思うが、竿先から鋭い目線を終始はずしておられなかったので、おそらく細かいアタリも全て拾っておられたのであろう。


「タイム釣り」なんてしなくても、きっちりゲーム性のある釣りを展開できるカットウ釣り、釣り物が少ない冬の救世主になりえる釣りである。



あ、この釣りの良いところがもうひとつ。
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刺身に唐揚げ、非常に美味であった。

タコ、ハマチ、タチウオに飽き気味だった細君と娘も「美味しい美味しい」を連呼しておった。

いつもなら「バカみたいに釣りばっかり行かなくていいのよ」とおっしゃる細君だが、「フグ釣りなら行ってらっしゃい」と送り出してくれる。
ああ、なんと有難い魚であろうか。



さて、次回もタイム釣り封印で頑張ってみよう。



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