前々回ボーズだったくせに前回は指4.5本、111cmの大型タチウオをゲットして気をよくしていた小生、
小潮回りで朝から昼過ぎまで潮止まりなしという絶好日である2019年10月20日に再び名田屋さんに突入である。
数日前に大きな爪痕を残した台風19号が通過したばかりだったので正直海の状況が気にはなったが、前回の結果の方が前に出てしまい、行く前から釣れる気満々である。
もはやボーズになる可能性など微塵も感じず、細君には大漁だった時のご近所へのおすそ分けの段取りを頼んでいたほど。
さて、当日の朝6時、
波や風はほとんどなくものすごい釣り日和。
こりゃ予感どおり爆釣しそうですな。
ところがところが…。
いつも通りの須磨沖を目指すと思いきや…
「洲本まで行くんで1時間ほど走りますよ~」
とのアナウンス…。
へ!?
洲本ってあの洲本?
ずいぶん南じゃないか。
小生、自慢じゃないが明石からの出船ではガシラ釣りで東浦沖のちょっと南ぐらいまでしか行ったことがない。そこから先は未知の世界である。
というか、そこまで走るということは須磨沖では釣れんということか…。
ん、嫌な予感がするぞ。
ん?
ありゃ?
これは何故だか見たことがある景色…。
南を見ると、あれは友ケ島じゃないか。
カワハギ狙いかタイ狙いかは忘れたがものすごく昔に何度か来たポイント。
となると洲本沖というよりも加太沖と言った方が近いくらいだぞ。
う~ん、すごい遠征だな…。
しかも明石海峡近辺と違ってそこそこ強い風と波。
しかも上潮よりも底潮がだいぶ強い。
「水深100m」というアナウンスがあってもサミングしてオモリの落下速度を調整しないと140mほど平気で出ちゃう始末。
こりゃ困ったぞ、釣り辛いことこのうえなし。
まぁ、ここまで読まれた読者ならもうお分かりだと思うが…。
わずか指2本のお子様だけでした…。
前回に好調だった
傷すら付かないままで終了と相成りました。
3回ほどイワシをボロボロにされたので小生がアタリを捉えきれなかったのが敗因と思われる。
他のお客さんはというと
ちゃんとツ抜けしている人もいるのだから、もうこれは腕の差である。
帰港までの間、う~ん、と考え込みながら船に揺られていたが、結論は「経験」。
これが世にいう「タチウオ沼」ってやつか。
さて次回の釣行は笑っているやら泣いているやら。
幽霊魚相手は掴みどころがねぇやな。
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