IMG_6834
釣り歴25年ほどの小生ではあるが、船釣り歴はもうちょっと短くて20年ほど。
途中10年ほどブランクがあるので実質稼働は10年ほどである。

その10年の間、真冬の数ヶ月を除けば、1ヶ月に2~3回は釣行している。
12か月のうち9か月釣りをしているとして、平均1ヶ月2.5回とすれば、10年で225回の釣行。
沖波止や釣り堀釣行などもあるので、1/3を船釣り以外とすれば10年で150回は船に乗ったことになる。


150回といえばなかなかの数字と思うが、今までで1度も経験したことのないことが。


「完全ボーズ」


である。


「完全ボーズ」とは

本命はもとより外道すらヒットせず、「クーラーを洗う手間が省けてラクチンラクチン」なんて強がって、影でシクシク泣いてしまうこと。

可愛い娘に「何故今日はお魚のお土産がないのですか」と聞かれ、「今日は釣りに行ったんじゃないよ。お父様は海洋調査に行ったのです」と涙ながらに答えなければならない、非常に悲しい結果のこと。

願わくは体験したくも聞きたくもない、邪悪なキーワードなのである。




明石周辺で釣りをしていて、「完全ボーズ」はなかなかに珍しい。

適したシーズンに適した魚を狙っていれば型は小さくても1匹ぐらいは釣れるのが船釣りである。

それが何故…。



さて11月29日、大潮2日目の午後便。ジグを引っ提げてリタックルさんへとイソイソと向かう。
午前は潮の動きが鈍いものの、午後からは潮がジギング向けの動きとなる日。
前日はあいにくの風で欠航。
午前便は船中ハマチ60匹。

かなり緩い潮の午前便で60匹であれば午後便はどれだけ釣れるんだろう、なんてワクワクしながら出船。
IMG_6831
前日は冷たい風が吹いていたが、当日は日差しは暖か。波も小さく絶好の釣り日和。



ポカポカしながらまずは鹿の瀬へ。
IMG_6832
撃沈…。



船長も必死に魚影を探してくれるが、どこを流してもかすりもしない…。



数が無理ならば型狙いとばかりに激流へ。
IMG_6834
撃沈。


追い打ちをかけるように着底根掛かりでジグを3個ロスト。



そのまま南に下って東浦の沖あたりを流すも、右舷トモの人がツバスを3匹掛けたのみで終了…。

小生もサワラらしきアタリで何かをヒットさせたが、巻き上げ途中でフックアウト…。


追い打ちをかけるようにサワラカッターでジグを2個ロスト。



そのまま夕暮れを迎えて…。



なんと、人生初の完全ボーズである…。



トモの人がかけたツバスも事故的な感じで、ご本人も「何故自分だけ釣れたんだ?」と首をかしげておられた。


船長も「久々にやってしもた…」とうなだれていたので、予測できないようなよっぽどのイレギュラーだったのだろう。


ちなみに翌日の午前便は船中メジロ9匹、ハマチ142匹…。


ハマチ142匹って…。



このままじゃ今年を終われない…。
年内にもう1回、なんとかジギングで青物を釣って、娘からの尊敬を再獲得せねば…。

また完全ボーズだったらどうしよう…。






にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 近畿釣行記へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村
スポンサードリンク