7月28日以来の更新である。
なんともコロナに振り回されたシーズンであったが、新規感染者も現時点では落ち着いており、今度こそ本当の出口であるように願うばかり。
という訳でシーズンは進んですでに10月後半。
もう秋である。
当然のごとくテンヤタチウオに出かけるのであり、タチウオ狙いといえば腕自慢が集まる海蓮丸さんへ向かう。
情報通の諸兄はすでにご存じのことと思うが、今シーズンの神戸沖はすさまじい数のサバフグが湧いている。
そう、まさに「湧いている」が適切な表現なほどの数なのだ。
このサバフグ、エサはきれいさっぱり齧ってしまうわ、PEのマーカー部分に食いついて高切れさせてしまうわ、挙句の果てにタチウオの代わりにテンヤに掛かってきたりする。
エサを齧られるぐらいはまだ可愛いのだが、PEの高切れは堪らない。
水深80mまで落として20mぐらいで切られてしまうのだから、毎回50~60mほど失ってしまうのだ。
これじゃいくら巻いてあっても足らなくなるじゃないか。
でもでも、対処はあって、要はPEのマーカー部分に食いついてくるのだから、色分けされてない単色PEを使用すればよろしいのである。
で、最近大人気なのがコチラ。
このライムグリーンならばフグも視認しないらしい。
ただ…2021年10月17日時点では神戸周辺の釣具屋からことごとく姿を消しておった。
1.5号、2号のそれぞれ150m、200m、300mは少なくとも姿を見ていない。
当然のごとく小生も購入できなかったのであり、代用品を探すも
こういったPEも売り切れだらけ。
う~ん、困った…。
しょうがないので家で埃をかぶっていたコチラを巻き巻き。
値札に「伊勢吉」とあるから転職する前に、前職の近くにあった釣具屋さんで買ったのであろう。
ということはざっと15年以上前のPEということになる。
そんな古いPE、しかも1号で大丈夫かしら?と不安になるも
マーカー入りPEよりはマシであろう。
という訳で当日。
ただ、この日は朝イチからアタリまくりで
ものの2時間ほどで20匹をゲット。
ありゃ、すごくイージーじゃねぇか。
ただ、3時間を過ぎたあたりからフグの猛攻を受けだす。
30m付近に溜まっているらしく、そのあたりから下にテンヤが落ちなくなる。
仕方がないから回収すると
手で洗うよりも綺麗にイワシが無くなっておる。
回収するテンヤを追いかけて水面直下まで姿を見せるフグもおり、やはりものすごい量の数がいるようす。
ただ、PEについては高切れすることなく最後まで使用することができた。
どうやらマーカー部分に食いついてきているというのは本当のようである。
もうひとつ不思議なことに
どうやらエサ持ちが良い分、フグの猛攻にも耐えられるようである。
後半はフグと遊びながらも少しずつ数を伸ばして38匹でフィニッシュ。
背中側の釣座のお上手そうなオジサマが20匹ほど、とおっしゃっていたのでまぁまぁ好成績だったのではないかとホクホクしておったら…。
なんと小生の左隣の御仁が60匹オーバー。
おまけに僚船では100匹オーバーもあったとか…。
上には上がいるものよのぅ…。
あ、今シーズンのタチウオの傾向を少しだけ。
「即掛け」ではなく「巻き合わせ」。
シーズンが終わるまでに会得しなくっちゃ。
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