ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

カテゴリ: イベント

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前回のタチウオテンヤの時、たまたまタチウオジギングの方々と同船だったのだが、

この時、テンヤよりもジグの方に反応がよくトントンと釣りあげられる銀太刀を見てものすごくうらやましかった。


そもそも小生、15年ほど前はエサ釣りよりもジギングメインで船に乗っていた時期もあり、何気にジギングにも対応できたりするのだ。


ただ、15年以上も離れていれば道具も古くなっているし知識だって薄れている。


15年前のジギング環境がどんなもんだったかというとソルティガZ20が釣具店のショーウィンドーの一番いいところを占めており、確かまだ右巻きだけの販売だったはず。

ロッドはソルティガやポセイドンシリーズが魚種やジグの重さ別にようやく揃い、ゼナックやダイコーも頑張っていたころ。

ジグではザウルス・ヒラジグラのオリカラが各釣具店で販売されており、メインは80~100gで重くても150gくらい。それをブットくて重いロッドで必死にシャクッていたような時代である。

えっ!?
今、こんなに高いの?
ヘタしたらワゴンセールで1個700円ぐらいだったジグだぜ…。


そういえば、「ロングジグ」なんてものが流行りだして「なんじゃこの長いジグは…」と釣具屋で愕然とし、300g以上のジグを見て「こんなジグを1日シャクれる体力なんてねぇよ…」なんて言っていた覚えがある。


釣行先は日本海がメインで「青物はやっぱり日本海でしょ」なんて盲目的に信じられていて、丹後半島周辺では「タンゴジャーク」なる必殺技が広まりだし、釣れない時は同船者が一体となって遠投してはジャカジャカ巻いて魚を寄せていた。


ロッド・リール・ジグなど全てが高価で、日本海に通う交通費も膨大…大抵1日便だったから船代も瀬戸内の船の1.5倍から2倍くらい…。

今思えば、よくもまぁ通えたな、と不思議になるくらいお金のかかる釣りであった。
つまりお金持ち向けの道楽だったのである。

小生も独身であったから大丈夫だったが、当時の調子で今お金を使えば間違いなく細君が鬼に変わるであろう。
うわぁ怖い。


そんなレトロ感溢れる小生が知識なく飛び込んではさすがにマズい、しかもできるだけお安く道具を揃えたい、とネットで情報収集していたら、なんとタイミングのいいことに「ジギングフェスティバル」なるイベントが開催されるというではないか。
しかもジグの安売りや、メーカー協賛の1,000円で超豪華賞品が当たるガチャガチャプレゼントもあるらしい。

これは渡りに船である。という訳で2019年10月13日に突入してきた模様をレポートしよう。




開場は9時で、事前情報によるとこの時間に行かないとガチャガチャの整理券配布が全部終わってしまうとのこと。
まるでパチンコ屋の新装開店みたいじゃないか。

ともあれ情報を信じて9時少し前に最寄り駅に着くように家を出発。


開催地は鶴見緑地。
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うん、微妙に遠いぞ。来年は是非ともポーアイあたりで開催しておくれ。


などとブツクサ言いながら会場のあるハナミズキホールに向かうと…
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うわっ!パチンコ屋のグランドオープン前より並んでるぞ。


最後尾に並んで前を見ると…
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入口が遥か彼方に…。
間違いなく500人以上は並んでいるじゃないか。



こりゃガチャガチャの整理券をゲットできぬのではないか、とソワソワしていると、某四季の釣りで有名な赤い人が登場して拡声器で
「ガチャガチャ整理券は十分な数がありますので、開場しても走らないようにお願いしま~す」
とおっしゃる。


さすがお金持ちの釣りである。
そこら辺のイベントと一緒にしちゃぁいけない。
500人ごときでソワソワする必要なんてないのである。


開場時間になり列が進みだす。
これが比較的スピーディーに進んでいくので「スタッフさん、すごい対応力だな」なんて感心していると再び赤い人が登場。
「ガチャガチャの整理券が残り少なくなってきました。おそらくこの拡声器の声が届く方ぐらいまでかなと思います」
「ガチャガチャをされないお客様は隣の入り口から入ってくださ~い」
なんて親切なアナウンス。

小生、十分届いておりますよ。ガチャガチャする気満々ですよ。
列を離れる気なんて毛頭ございませんよ。


さらに列は進みもう少しで入場口に到達というところで三度赤い人が。
「もうあと20枚ほどです!外にお並びの方にはお配りできそうにありません!!」


………

あんた、十分あるって言ったじゃないかよぅ!!
あるって言うから並んでたのにぃ!!!!


結局タッチの差で整理券をゲットできずガチャガチャに挑戦できなかった。
賞品を見てみるとものすごい豪華…。


無理なもんは無理なので、後ろ髪引かれつつもガチャガチャをせずに会場に入る。


うん、本来の目的は最新ジギング事情をゲットすることなのである。
物欲よりも知識欲。
小生のように出来た人間になるとお金で解決できるようなことに興味はないのである。
さてさて、各メーカーのブースに向かって昨今のジギング事情を聞きだそうじゃないか。


…………



目の前には
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シャウトさんのブース…ガラガラ抽選やってるじゃねぇか…。


あっさり物欲に負けてしまい列に並ぶ小生。


1回500円。
白い玉が出ればハズレでジギング用のフックが2袋、1等は金色の玉でロッドが当たるそうな。


小生の2人前の御仁が2,000円で4回ガラガラを回すも全部白色でフックを8袋。

そりゃそんなに当たらんわな。
小生は運試しなので500円玉1枚を握りしめているのみである。
縁日にきた小学生のノリ。


すぐ前の御仁も2,000円で4回ガラガラ。
そんな物欲に目がくらんでるとハズレばかり引きますよ。
漢は黙って一発勝負でしょう。


ぐるぐる回す前の御仁。

白・白・水色…、うん?色付きの玉だ!!
水色はTシャツがもらえるらしい。
へぇ~、当たるもんだねぇ。


と思っていたら最後に金色が…。
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なんとすぐ目の前でロッドの大当たりである。



握りしめていた500円玉をそっとポッケにしまい、財布から千円札2枚を引っ張り出す小生。


漢は黙って4回勝負。力を込めてグリグリ回す。


白、白、白………ピンク!!!!


な、なんか当たった!!!!



手渡されたのはサンバイザー…。


微妙だなぁ…。


ちなみにもらえたのは

この2種類…。

うわぁ!
サンバイザー+フック6袋で合計8,360円もするじゃねぇか!!

微妙って書いてごめんよぅ!!
2,000円どころか3,000円やってりゃよかった…。



後悔しまくりであるが、物欲より知識欲である、と自分を慰めて次のブースをご紹介。



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まずは昔から有名な「DECOY」さん。
エサ釣りの御仁には「カツイチ」と言えばピンとこられるのではないか。
言わずと知れた老舗のフックメーカーである。

ここでは「PIKE」という新作ジギングフックの試供品をゲット。

これのヘビータックル用らしい。

しかし、ひと昔前に比べてフックも細くなりましたな。
これで大物用の太さなんだから技術の進歩ってのは大したもんだ。


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こちらは「Sジグ」という商品を展示していたブース。

マ、マジですか?
昔のロングジグどころの騒ぎでない長さじゃないですか。
しかも高いよ…。

でも使い方はタンゴジャークらしい。
いやぁ、急に親近感が湧くなぁ。

ここでは300円でクジ引きをやっておられたので挑戦。
当たればジグをひとつもらえるらしい。

うん、安定のハズレです。
ストラップをもらって次のブースへ。


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こちらは一段と人だかりのできていた「SEAFLOOR CONTROL」さん。
なんと300gくらいのジグを使うロッドを展示…。
300gなんて昔じゃ丸太みたいなロッドを使ってたんだが…こんな細くて軽いロッドでシャクれるなんて。

ここでもガチャガチャがあって1,000円と少々お高いものの、見ているとロングジグが結構な頻度で当たっている。
ハズレでも中ぐらいの大きさのジグみたいだから美人なお姉さんに1,000円払って挑戦。

はい、ハズレです。
しかも鯛狙い用のジグ…。
使うことねぇよ…。

ちなみに貰えたのはこちら。
うおっ!こちらも1,500円超え。



確か1等でこれぐらいのジグだったと思うので、それを考えたらハズレでもかなりお得なんだねぇ。



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お次は「Salt Water Boy's」さん。

こちらはカラフルなロッドを展開。
へ~、ほんとカラフルだわ。
カッコイイカラーもあってこれは欲しくなるなぁ。
ロッドを買うならコチラで買おうかしらん。


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こちら「HOTS」さん。

なんだかすごく聞いたことのあるメーカーさんなのだが、どこで聞いたのか判然とせぬ。
昔からのメーカーさんだろうか?

ここでは使いやすそうな防水バックを格安で販売されていたので迷わずゲット。

2周目に回った時には売り切れていたので人気商品なのであろう。


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こちらは「がまかつ」さん。

ものすごくタチウオ向けなカラーのジグがおかれていたので話を聞きたかったのだが、お客さんが多すぎて担当者さんが大わらわ。
お姉さんが見るに見かねてノベルティを色々くれたのだが…やっぱり人気ブースは早めに訪れるべきでした。
でも、タイラップやフックの試供品やステッカーをもらえたので大満足である。


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唯一タチウオを前面に押し出しておられたのが「バレーヒル」さん。
昔からの釣り人は「谷山商事」の方が通りがよいか。

もう、パネルからしてタチウオである。
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やっぱりタチウオといえばグロー系のストライプなんですな。
ここらへんはテンヤと一緒。
う~、欲しいなぁ。


他のメーカーのジグがひとつ2,000円オーバーも当たり前というなか、このお値段はかなり魅力的。
ふむふむ、ジグはこちらで揃えるのも一興。



他にも沢山のメーカーさんがブースを出しておられて、ジグを3個で1,000円なんて物などゲットしつつ思わず3周もしてしもうた。

フィッシングショーとは違い、「ジギング」という特定された釣り方に焦点を当てているのでブースを出す方も見る方も非常に繋がりやすいでしょうな。
熱気がフィッシングショーよりも上のように感じたぞ。



ちなみにちなみに当日の戦利品は
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話しを聞くとほとんどのブースで貰えたカタログ、

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アンケートに答えると貰えたり、歩いているだけで配られたり、見ているだけで手渡せらりしたステッカー、

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最後にノベルティや特売品やクジの景品達である。


う~ん、これは来年も行かねばなるまいに!!




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毎週のように台風がやってくる9月、21~23日の3連休はものの見事に煽りをくらいまともな釣りが出来なんだ。


国道2号線あたりは微風なのに沖に出ると強風になるのはいかがなものか、とお天道様に物申したくなるような天気である。


という訳で先日のコテージ泊のインプレでお茶を濁す。
釣りとは全く関係ない内容なので、興味のない諸兄は読み飛ばしてくれい。



さて、今回のインプレは「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」さんである。




釣行記というか旅行記は



こちらに詳しい。


上記のブログで書いたとおり、コテージ泊+釣りという観点では非常に優秀な施設であった。
細君と財布の中身が許してくれるなら、今シーズン中にもう一度行きたいくらいである。


では施設全体という観点で見た場合の「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」はどうであろうか。


全くの私見ではあるがインプレを試みたい。



【アクセス】★★★★★
どこにも寄らず直接向かうのであれば非常に近いと言える。
神明間からであれば、明石大橋を渡って淡路島南ICで降りてチョチョイと走れば着いてしまう。
施設付近が若干の山道にはなるが、それまでは非常に走りやすい道である。
現地で食材を調達する場合は西淡三原ICで降りて「イオン南淡路店」を使うと便利。

100均もあるので紙コップや紙皿なども現地で調達可能である。



【料金】★★★★☆
キャンプ・コテージそれぞれにタイプがあり料金体系は複雑である。
詳細は

を見ていただきたいが、決して安いとはいいがたい。

ただ、後述するが施設や使いやすさを考えると逆に高いとも言えない。
十分納得して支払えるレベルと思う。

今回はコテージのD~Hタイプを利用したのだが、ハイシーズン料金で23,000円ほど。
もちろんキャンプサイトよりも割高にはなるが、真夏や真冬、キャンプ初心者や高齢者がいる場合はこちらの方が無難と思う。



【設備】★★★★☆
設備は非常に整った施設と言える。

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外観はこの通りで車は2台分駐車できる。

テラスに
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シンクとテーブルが備え付けられているため、6名までのグループであれば折り畳みのテーブルや椅子を持ち込む必要はない。

室内には
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3名タイプの2段ベッドが両側にあり、計6名が就寝可能。

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室内にもシンクがあり冷蔵庫も備え付け。

食器や調理器具は包丁・まな板と人数分のマグカップのみなので必要なものはほぼ全て持ち込む必要がある。
何気に電気ケトルが常備されているのが高得点。


もちろん
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テレビやクーラーも付いており、真夏や真冬であればキャンプよりもコテージ泊の方が楽しめそうである。


何より
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トイレが付いているのが女性陣にはうれしいのではないだろうか。


減点材料としては

①ガスコンロがない。
つまりカセットコンロなりバーナーなりを持ち込まないと料理ができないということになる。
小生達は
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キャンプで使用しているツーバーナーを持ち込み、
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管理棟でBBQセットを借りた。

まぁ、そもそもテントの代わりにコテージに泊まった感覚だったのでガスコンロが無かったとて苦にはならんのだが、全くの初心者の方であれば料理がかなり制限されるであろうから減点材料とした。

ちなみにBBQセットは、コンロ・炭・着火剤・チャッカマン・網・トングが付いて2,400円。
後片付けや余った炭の処理を考えるとお手頃な値段である。


②風呂がない。
そもそも

風呂付きのこのタイプを希望していたのだが、あれよあれよという間に予約が埋まっていき、残ったコテージのD~Hタイプしか予約できなかったという経緯がある。

まぁ、風呂が付いても付いてなくても

こちらの「ゆーぷる」さんに行くであろうからどちらでも構わぬのであるが、ワンコと一緒にお留守番などのイレギュラー時は風呂付きが便利。

管理棟に
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5分300円のコインシャワーがあるにはあるが、なんだか味気ないのである。


ちなみに「じゃのひれ」さんの予約は「3か月前の1日より1か月間の予約が可能」となる。
つまり、小生達が宿泊した9/14の予約は6/1の0時から可能ということ。

で6/1の0時に予約をとろうとしたのだが、ものの5分10分で風呂付きコテージが埋まっていく。
慌てて風呂無しコテージを押さえたという次第である。

気候が良い時期の3連休などは人気が高いため事前に狙いを定めて迷いなく予約することが肝要である。


③デッキが暗い。
やはりキャンプやコテージ泊の醍醐味は野外での食事。
当然外のテーブルで食事をするのであるが、
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見てのとおり暗いのだ。


キャンプ場なので基本は暗闇。
デッキに電灯が付いてはいるのだが、光量が非常に少ない。
上の画像左側が備え付けの電灯のみのコテージで食事をしても手元が見えないレベル。
肉を焼いても焼けているかどうか分からぬ。

右側が小生達のコテージで自前のランタン等を点けまくった状態である。
この明るさでやっと手元に光が届く光量になる。


ちなみに
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ガソリンランタン、
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ガスランタン、その他、LEDランタンを大小5個も投入してやっと料理や食事ができる光量を確保した。
持って行くときはちょっと多すぎるかな、と思ったランプ類であるがそれぐらいで丁度であった。

なお、管理棟やゴミ捨て場、コインシャワーに向かう道も真っ暗である。
手持ちの小さなライトも必需品。



【アクティビティ】★★★★★
これはちょっとスゴい。
そんじょそこらの施設とは雲泥の差である。

小生が見て回っただけでも
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イルカと遊べる施設や

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シーカヤックや最近流行りのSAPが出来る施設、

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日帰りの立派なBBQコーナーもあれば、

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小生も堪能した海の釣り堀もある。

小生がやったのは釣り放題コースであったが、初心者やちょっと釣りたい方には

ファミリーコースというのがちゃ~んと用意されている。
レンタルしてくれるのはノベ竿なので、リールを扱ったことのない子供でもOK。


まぁ、それぞれ多少のお金は掛かってしまうが、普段はなかなか体験できないような施設が揃っているのでアクティブキャンパーにはうってつけである。


特筆すべきはそこかしこで感じられるスタッフの皆さんのサービス精神。

どの施設に行ってもにこやかで丁寧だし、釣り堀でもなんとか釣ってもらおうと頑張ってくれる。
おそらくどの施設に行っても満足できるのではないだろうか。



【総合判定】★★★★★
コテージだけで判定すると★4つが妥当と思うが、アクセスのしやすさ、他の施設の充実ぶりやスタッフの対応を考慮すると★5つをつけても誰も文句を言うまい。



いやぁ、家族全員満足できました。
じゃのひれの皆さん、楽しい時間をありがとう!!




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毎年2~3回は1泊2日のキャンプに出掛ける小生一家であるが、今年は細君の両親と細君の姉一家とご一緒することとなった。

大人6人+子供3人+ワンコ1匹の大所帯であるのと細君の両親が高齢であることを踏まえ、宿泊をコテージにしてキャンプの真似事をしよう、というのが今回の目的である。

さらに母上・姉君・細君・姪・娘・ワンコという女性陣(=上位権力者)より
①綺麗なコテージがいい。
②美味しいスイーツが食べたい。
③温泉に入りたい。
④そんなに遠くないところがいい。
⑤ペット可。
という条件を付与された。

まったくもってグランピングレベルの高条件ではあるが、お金で解決するのは小生の性分に合わぬ。

できるだけ上記条件を満たすコテージを探すこと数週間。

候補は
・森のひととき(兵庫県丹波市)
・じゃのひれアウトドアリゾート(兵庫県南あわじ市)
の2つに絞られた。

ともに①~⑤までを満たす素晴らしいキャンプ・コテージ施設である。


ここで小生の裏テーマを発動。
「家族旅行中に1人抜け出して本気で釣りをすることは可能なのか!?」


過去、何人ものパパさんアングラーが試みて苦汁をなめてきたであろう永遠のテーマである。

「せっかく遠出するならばその土地の魚を釣ってみたい」
「家族サービスも大事だけど、ちょっとぐらい竿を握ったっていいじゃないか」
「なんならみんなで釣りをしたっていいぐらい」

なんて思ってしまうのがパパさんアングラーであるが、世の奥方や子供たちは全くもって賛同してくれぬ。

「魚なんてどこで釣っても同じ」
「普段家族サービスなんてしてないんだから、旅行の時ぐらい釣りを忘れて」
「旅行に行って皆で釣りなんてバカじゃないの」

と言われてお仕舞なのである。


小生、ここで一計。

南あわじの「じゃのひれ」さんであれば、家族旅行中の本気釣りも可能になるやもしれぬのである。

という訳で本当の目的は秘密にして、行先は「じゃのひれ」さんに決定。



前置きが長くなってしまったが、今回はそんな裏テーマを秘めた小生の家族旅行を報告していこう。



台風一過、青空が広がった9月の3連休、小生ファミリーがまず向かったのは

2019年7月7日にオープンしたばかりという淡路市の「幸せのパンケーキ」。


北淡ICから降りてすぐという好立地であり、三宮の店舗であれば行列必死という超人気店なのだ。
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まずは女性陣要望条件の②と⑤をクリアすべく11時に突入。

三宮店では当たり前のように行列に並ぶのであるが、淡路では3連休にも関わらず11時でもすんなり入店。

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ワンコ連れということもありテラス席へと通された。

むむ、このテラス…
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なんてシャレオツな…。

席にはパラソル+ミストファンが装備されており暑さ対策も万全。
いたれりつくせりのカフェである。


早速パンケーキを注文するもここで問題発生。

なんと注文してから40分待ちだという。

どうやら席数がかなりある店舗らしく、注文の数に厨房が追い付かぬらしい。


でもご安心あれ。

いろいろなスペースが併設されており待ち時間も大して苦にならぬ。


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テラス席から左に目を向けると…なにやら人だかりが。

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なんと和田アキ子の歌に出てきそうな鐘ではないか。

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あの鐘を鳴らすのは姪と娘であるが、もうハワイのような風景である。


店舗を挟んでテラスの反対側に行くと…
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何やらスペースが。

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こ、これはハイジのブランコ!!


鐘やブランコをひととおり満喫し席に戻ってみると、ちょうど料理が到着。

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オ、オシャレすぎる!!

小生のような魚の鱗にまみれた小汚い釣り人が食べてもよろしいのでしょうか?

そんな遠慮なぞ微塵も出すことなく貪り食う小生。


う~ん、ウマい!!

正直、三宮の行列を見ている時は「並んでまで食うもんか?」と少々バカにしていたのであるが、これは本気でウマい。

アラフォーのオヤジ様たちにも是非食してほしい一品である。



この施設、海沿いに立っているため、「海を眺めながら」に重点を置き…というかもはやそれしか考えておらぬ、という潔い店舗になっている。

海際に二層のテラスが重なっており、小生達が座った席が上のテラス。
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同じ階層にある店舗外側にも
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行ったことはないが、まるでアドリア海に面するようなテラスが。

ひとつ下がって
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ありゃ、こちらにもプールがあるぞ。


先ほど紹介した鐘のさらに奥に
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フットサルコートがあり、その下にも

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こんな小綺麗なテラスが。
※小生達が行った日は使用されていなかった。もしかするとまだ未開店エリアかも。


総席数は相当なものだと思うが、その注文数をさばくのが
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こちらの厨房。
皆さん必死こいてパンケーキを焼いておられた。
いやぁ、ホントにご苦労様です。
そして美味しいパンケーキをありがとう。



そんな幸せな気分にさせてくれた「幸せのパンケーキ」であるが、12時少し手前から急激に込み始め、あれよあれよという間に行列が出来ていた。


皆さん、狙い目は11時くらいですよ。料理待ちの時間を考えるとちょうど12時くらいにパンケーキにありつけるので、少し早めの来店がおススメ。



さて、長くなりすぎたので「コテージ宿泊編」と「本気で釣り編」は後日の報告とさせていただこう。


いやぁ、それにしてもホントに美味しかった!!




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今年も神戸の花火大会の季節がやってきた。

やっぱり神戸に住んでいる以上は、あの大輪の花を見ないとイマイチ夏が来た感じがしないのである。

猛暑に涼やかな彩りを与えてくれる大花火、楽しみにしておられる諸兄も多いことであろう。



かくいう小生もその一人であり、釣り糸を垂れながら花火を見上げるのもなかなか風情がある。

昨年は一人で和田防に渡り、通し釣りのついでに花火鑑賞した小生だが、



その時の花火がいかに美しかったかを散々細君と娘に自慢したところ、「私達も連れていきなさい」と大合唱。


密かに通し釣りを企てておった小生だが、我が家の最高権力者と官房長官の指示に逆らえるはずもなく家族サービスメインの渡堤とあいなった。



渡してもらう渡船屋さんは、毎度おなじみ
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河内渡船さん。


花火は19時半からであるので、17:45の便で渡堤すれば間に合うのであるが、少し広めのスペースがある西の赤灯に陣取ろうと思っていたので、1便早い17時便で渡ることにした。


一緒に渡られた人達は皆花火見物の人たちばかりで、小生のように釣り竿を持ち込んでいる人はおらぬ。
逆に「なんで釣り竿なんか持ってるの?」みたいな顔をされた…。

いいじゃねぇか。花火見ながら釣りをしてぇんだよ。


船は17時きっかりに船着きを離れ、ゆっくりと和田防を目指す。

モザイク周辺は
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ご覧の人出。

昨年もスゴかったが今年もイモを洗うような混雑である。

17時にしてこのような状態。まだまだ日差しが厳しい時間帯なのに皆さん大丈夫かしらん。
浴衣を来た若者(特に娘さん)が多数おられたが、さぞかし暑かろうに。

うちわを扇ぎ涼をとる人々を尻目に小生達は海上の風を全身に受けて快適な船旅である。


さて赤灯につくと
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まぁまぁの人出。

細君と娘が座る椅子のスペースだけ確保し、女性陣は花火が始まるまでお待ち願うとして、小生はいそいそとガシリング。

花火が始まるまでの2時間ほどの勝負である。


いつもどおりジグヘッドを投げて底をとり、着底してすぐにひとシャクリ。
そのフォール途中に「コンッ」というアタリ。

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相変わらず君は裏切りませんなぁ。


ミニラ君達と遊んでいるとテトラ側から歓声が。
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小生達より早くに渡られていた若者が何やら掛けた様子。

むむっ!!こりゃデカい。


タモを持っておられなかったようで、別のオジサンアングラーが協力に走る。
見ず知らずの釣り人が年齢関係なく助け合うのが和田防のいいところですな。

無事ゲットされたのはもう少しでブリというような丸々太ったメジロ。

このお兄さんはジグで釣っておられたが、別の釣り人はノマセで同じようなメジロを釣られたらしい。

むむっ、狙い物を間違えたか。


おおっと。今日のメインは家族サービスであった。
メジロなんか狙っていたら「違うでしょ」と細君から冷ややかな視線を浴びせられるところである。


その後も
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ミニラ君達が付き合ってくれるも、

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最大サイズでこれぐらい。

数は無限に釣れるような感じであったが全リリースで釣果的にはお土産なしと相成った。


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娘もいっぱしに竿を出してみたのだが、こちらはノーフィッシュ。

沖堤はまだ難しいか。



という間に日が暮れて和田防の両端からクルーザーやら漁船やらレジャーボートやらが大挙して湾内に入ってくる。
いよいよ花火の開始だ。


それでは暫く花火の画像でお楽しみを。

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いやぁ、今年も素晴らしい花火であった。

沖堤だけに見物客は少なく花火を独り占めしている気分になれるし、なによりほどよい距離で花火の全景が見られる。

細君も娘も大きな声で歓声をあげて大喜びであった。




フィナーレの様子を動画で撮ったのでよろしければどうぞ。
(音声で大騒ぎしているのは細君と娘である。女性2人の興奮度合いでいかに美しかったかを感じて頂けると幸いである)




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3連休である。

真冬、特に2月は釣り物も少ないので有難くもなんともない3連休なのだが…
娘にとっては待ちに待った3連休だったようで、先日のフィッシングショー以来、釣りに連れて行けと非常にうるさい。

どうやらフィッシングショーでゲットしたウキをどうしても使いたいようである。





娘よ、あれはフカセ用のウキだ…とても小2の女の子が使うウキではないのだよ…。



説明しても「お父様、ウキはウキなのです」と聞く耳を持たぬ。

しょうがないので「釣りに行っても寒くてお魚さんも寝てるだろうから、暖かい水族館に行こうか」と目先を変えてやると、2つ返事で「行く!」とのこと。


という訳で2019年2月9日、真冬のスマスイへ。

まぁ、小生としても魚の食性や行動を勉強できるし、この時期に行っておくのも一興である。






朝の9時すぎにJRの須磨海浜公園前に到着、水族園に入ったのは9時半頃か。
ちなみに「のびのびパスポート」なるものが神戸市の小学生に配布されており、それを提示すると入場料が無料になる。事前に細君から預かっていた小さなチケットを見せると娘はフリーで入場できた。
なので入場料は小生の大人1名分のみである。
むむ、貧乏アングラーにとても優しい神戸市、ありがとう!!




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3連休とは言っても真冬である。
お客さんは非常に少なく、待ち時間など一切無し。
これはむしろ真冬に行く方が楽しめるのではないか。


まず入場して驚いたのが…

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デッカい水槽!!

ではなく…

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こたつ!!!!!


いや、水族館に「こたつ」って!!!!!!


これも来場者の少ない真冬ならではのサービスなのであろう。

ちなみに足元はスカスカなのでイマイチ温かくない。
うん、雰囲気だけはよし。


デッカい水槽で泳いでいたのはサメやエイなど。

太公望としてはブリやヒラマサ、カンパチを見たかったぞ。
娘は「マグロ!マグロ!」と喜んでおったが…残念ながらマグロではない、そりゃGTだ。



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水族館らしく勉強の場としての顔も持っているので、当然こういった説明書きもあるのだが…

当の娘は読んだフリだけして全く頭に入ってないようす。



メインの本館では

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ニモを探したり、

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タカアシガニが美味しそうだったり、

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ガシラかと思ったら

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ガシラ違いだったり、

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と思ったら本物がいたり、

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「これを食べたいので釣ってきてください」とお願いされたり、

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天使に癒されたり、と想像以上に楽しむことができた。



さて、お次は体験イベントである。

真冬に行ってもそんなに楽しめないだろう、と思いきや、意外や意外、色々とやれることがある。



まずはお触り系。スタッフのお姉様へのお触りは厳禁である。

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定番のヒトデ君や

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これはちょいと珍しい、サメ君。

他にもドクターフィッシュ的なものもあったが、娘が怖がったのでこちらの画像はなし。

触れはしないが

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カピパラを見ながら足湯。

ちなみにたまたまフン掃除の時間帯だったらしく、美人スタッフさんが処理しているのを眺めながら足を温めるというとてもシュールなイベントに変化しておった。



お次はエサやり系。

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エサを購入して

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ウミガメにプレゼント。

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別の場所では鯉にもプレゼント。

娘が一番テンションがあがったのは

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ペンギンへのエサやり体験。

わずかキビナゴ3尾のみだが、
「とっても楽しかった!!」
と満面の笑みだったのでパパもうれしいぞ!!



他にも

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イルカショーを見たり、

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ラッコを見たり、

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アザラシが寝てたり、

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綿あめを堪能したり、と案外楽しめる場所であった。



なお、お弁当広場なる場所があるのだが

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吹きっさらしゆえ昼頃になってもお弁当を広げる人は皆無。

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園内のレストランで食べるか、

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売店横に設置された半野外のテーブルでお弁当を食べるか、のどちらかになろう。

ちなみに売店横のスペースはあくまで売店で買った商品を食べるスペースなので、弁当持参であっても何かしら売店で購入するのがマナーであろう。

小生達は娘のドリンクと「フリフリポテト」を購入したうえで持参したオニギリをほおばっておったが、特に注意されることもなかった。

他の家族も似たり寄ったりだったので、おそらくこういったモノなのであろう。



スマスイを堪能した後は

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すぐ裏の須磨海岸で散歩しながらの貝殻拾い。

アサリなどの2枚貝メインだが、小袋いっぱいの貝を集めた娘は非常に満足した様子であった。



須磨海岸の散歩が終わって駅に向かったのが14時頃。

わずか5時間半ほどの滞在時間だったが、十分に楽しめた。


子供にも丁度よい時間の長さと思われ、非常に優秀なスポットであった。

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