ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:じゃのひれ

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毎週のように台風がやってくる9月、21~23日の3連休はものの見事に煽りをくらいまともな釣りが出来なんだ。


国道2号線あたりは微風なのに沖に出ると強風になるのはいかがなものか、とお天道様に物申したくなるような天気である。


という訳で先日のコテージ泊のインプレでお茶を濁す。
釣りとは全く関係ない内容なので、興味のない諸兄は読み飛ばしてくれい。



さて、今回のインプレは「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」さんである。




釣行記というか旅行記は



こちらに詳しい。


上記のブログで書いたとおり、コテージ泊+釣りという観点では非常に優秀な施設であった。
細君と財布の中身が許してくれるなら、今シーズン中にもう一度行きたいくらいである。


では施設全体という観点で見た場合の「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」はどうであろうか。


全くの私見ではあるがインプレを試みたい。



【アクセス】★★★★★
どこにも寄らず直接向かうのであれば非常に近いと言える。
神明間からであれば、明石大橋を渡って淡路島南ICで降りてチョチョイと走れば着いてしまう。
施設付近が若干の山道にはなるが、それまでは非常に走りやすい道である。
現地で食材を調達する場合は西淡三原ICで降りて「イオン南淡路店」を使うと便利。

100均もあるので紙コップや紙皿なども現地で調達可能である。



【料金】★★★★☆
キャンプ・コテージそれぞれにタイプがあり料金体系は複雑である。
詳細は

を見ていただきたいが、決して安いとはいいがたい。

ただ、後述するが施設や使いやすさを考えると逆に高いとも言えない。
十分納得して支払えるレベルと思う。

今回はコテージのD~Hタイプを利用したのだが、ハイシーズン料金で23,000円ほど。
もちろんキャンプサイトよりも割高にはなるが、真夏や真冬、キャンプ初心者や高齢者がいる場合はこちらの方が無難と思う。



【設備】★★★★☆
設備は非常に整った施設と言える。

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外観はこの通りで車は2台分駐車できる。

テラスに
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シンクとテーブルが備え付けられているため、6名までのグループであれば折り畳みのテーブルや椅子を持ち込む必要はない。

室内には
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3名タイプの2段ベッドが両側にあり、計6名が就寝可能。

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室内にもシンクがあり冷蔵庫も備え付け。

食器や調理器具は包丁・まな板と人数分のマグカップのみなので必要なものはほぼ全て持ち込む必要がある。
何気に電気ケトルが常備されているのが高得点。


もちろん
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テレビやクーラーも付いており、真夏や真冬であればキャンプよりもコテージ泊の方が楽しめそうである。


何より
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トイレが付いているのが女性陣にはうれしいのではないだろうか。


減点材料としては

①ガスコンロがない。
つまりカセットコンロなりバーナーなりを持ち込まないと料理ができないということになる。
小生達は
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キャンプで使用しているツーバーナーを持ち込み、
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管理棟でBBQセットを借りた。

まぁ、そもそもテントの代わりにコテージに泊まった感覚だったのでガスコンロが無かったとて苦にはならんのだが、全くの初心者の方であれば料理がかなり制限されるであろうから減点材料とした。

ちなみにBBQセットは、コンロ・炭・着火剤・チャッカマン・網・トングが付いて2,400円。
後片付けや余った炭の処理を考えるとお手頃な値段である。


②風呂がない。
そもそも

風呂付きのこのタイプを希望していたのだが、あれよあれよという間に予約が埋まっていき、残ったコテージのD~Hタイプしか予約できなかったという経緯がある。

まぁ、風呂が付いても付いてなくても

こちらの「ゆーぷる」さんに行くであろうからどちらでも構わぬのであるが、ワンコと一緒にお留守番などのイレギュラー時は風呂付きが便利。

管理棟に
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5分300円のコインシャワーがあるにはあるが、なんだか味気ないのである。


ちなみに「じゃのひれ」さんの予約は「3か月前の1日より1か月間の予約が可能」となる。
つまり、小生達が宿泊した9/14の予約は6/1の0時から可能ということ。

で6/1の0時に予約をとろうとしたのだが、ものの5分10分で風呂付きコテージが埋まっていく。
慌てて風呂無しコテージを押さえたという次第である。

気候が良い時期の3連休などは人気が高いため事前に狙いを定めて迷いなく予約することが肝要である。


③デッキが暗い。
やはりキャンプやコテージ泊の醍醐味は野外での食事。
当然外のテーブルで食事をするのであるが、
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見てのとおり暗いのだ。


キャンプ場なので基本は暗闇。
デッキに電灯が付いてはいるのだが、光量が非常に少ない。
上の画像左側が備え付けの電灯のみのコテージで食事をしても手元が見えないレベル。
肉を焼いても焼けているかどうか分からぬ。

右側が小生達のコテージで自前のランタン等を点けまくった状態である。
この明るさでやっと手元に光が届く光量になる。


ちなみに
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ガソリンランタン、
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ガスランタン、その他、LEDランタンを大小5個も投入してやっと料理や食事ができる光量を確保した。
持って行くときはちょっと多すぎるかな、と思ったランプ類であるがそれぐらいで丁度であった。

なお、管理棟やゴミ捨て場、コインシャワーに向かう道も真っ暗である。
手持ちの小さなライトも必需品。



【アクティビティ】★★★★★
これはちょっとスゴい。
そんじょそこらの施設とは雲泥の差である。

小生が見て回っただけでも
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イルカと遊べる施設や

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シーカヤックや最近流行りのSAPが出来る施設、

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日帰りの立派なBBQコーナーもあれば、

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小生も堪能した海の釣り堀もある。

小生がやったのは釣り放題コースであったが、初心者やちょっと釣りたい方には

ファミリーコースというのがちゃ~んと用意されている。
レンタルしてくれるのはノベ竿なので、リールを扱ったことのない子供でもOK。


まぁ、それぞれ多少のお金は掛かってしまうが、普段はなかなか体験できないような施設が揃っているのでアクティブキャンパーにはうってつけである。


特筆すべきはそこかしこで感じられるスタッフの皆さんのサービス精神。

どの施設に行ってもにこやかで丁寧だし、釣り堀でもなんとか釣ってもらおうと頑張ってくれる。
おそらくどの施設に行っても満足できるのではないだろうか。



【総合判定】★★★★★
コテージだけで判定すると★4つが妥当と思うが、アクセスのしやすさ、他の施設の充実ぶりやスタッフの対応を考慮すると★5つをつけても誰も文句を言うまい。



いやぁ、家族全員満足できました。
じゃのひれの皆さん、楽しい時間をありがとう!!




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さてさて、本命の「じゃのひれフィッシングパーク」さんで実釣編である。

初日に女性陣ご要望のスイーツと


綺麗なコテージ泊&温泉をこなした小生、



翌朝は朝から1人で釣りをすべくコテージ裏の海上釣り堀へとそそくさ参る。


じゃのひれさんのコテージはチェックアウトが11時、フィッシングパークの釣り時間は7~13時なので、小生が家族の元を離れるのは正味11~13時の2時間のみ。

事前にこの事実を家族にしっかりと伝え、11~13時は小生抜きで鳴門のうず潮観光と淡路島バーガーを食すというプランを与えてある。
従って13時までは釣りに集中できるということなのだ。


という訳で朝6時過ぎ、コテージからわずか2分で
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受付に到着。


6時半からクジ引きが行われ早い番号の人から好きな釣座を選べるシステムであるので、6時半までに到着しておけばよい。


小生は少々早く着いてしまったので、
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受付横のホワイトボードにて情報収集。
英数字のマスが「一般コース(底網なし)」、アルファベットのマスが「イカダコース(底網あり)」とのこと。

このホワイトボードに前々日と前日によく釣れた釣座情報が書かれており大いに参考になる。

ホワイトボード上が岸、下が沖側になり、つまり一般コースであれば各マスの沖側と4番の岸側が実績場所ということになろう。



さて6時半になりクジ引き。

小生、普段はクジ運が全くなく毎回ビリを引くのであるが、ここでは珍しく3番目を引いた。

むむむ、これは好釣果の前触れではあるまいか。
イカダコースで日和らず一般コースにチャレンジして大正解である。


まず1番目の人が呼ばれたのだが、2人組であったので1番マスと2番マス沖側角の実績場所を取られてしまった。
2番目は常連さんっぽいご老体。この方も2番マス沖側角の場所を確保。
残る沖側角は1番マスの片側のみだが、ここはこの2日釣れていない。

となると3番マスの沖側か4番マスの岸側になる。
う~ん、ここの選択を間違えるとエラいことになるぞ、と小生の小鹿のような本能が訴える。


こういう場合は常連さんに聞くのが一番。2番目を引かれていたご老体に「どっちっすかね?」と聞くと、即答で「4番!!」と指さしてくれた。
もう全く迷いのない判断であったので、小生も疑うことなく4番岸側へ。

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う~ん、この画像だけで言うと全く海な感じがせぬが、沖側を見ると
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しっかり海なのである。

岸から見ると
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こんな感じ。


ともあれ4番手とはいえ実績場所を確保できた。

準備をすませ今か今かと待っていると、小生の背中側の御仁がいきなり竿を曲げておられる。
??まだスタートの合図はないが…。


時計を見ると7時3分…。
まさかの「7時になったら勝手に始めて」パターンか!!


急いで
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仕掛けを投入。
ちなみにウキはエイト玉津のセールで買った98円のチヌウキである。
相変わらずセコいなぁ。


安いウキなので折れようが失くなろうが一向にかまわぬ。
なのでホワイトボードに書いてあったとおり、ネット際ギリギリに落としていく。



ちなみに水深は家島に比べて非常に浅く、6~8mぐらい。
マダイの棚は底から50cmぐらいとこれまたホワイトボードに書いてあったのでその通りに棚を合わせる。



モーニングサービスでトトトンと釣っておきたいものだが、果たしてどうであろうか。

ウキとニラメッコしているとジワーッと沈んでいきスッと消し込んだ。


うはっ!これが釣り堀の楽しいところである。
ドンッと合わせて上がってきたのは
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35cmほどのマダイ。


このマダイさん達、どうやら情報どおりネット際に張り付いているようで、
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前夜に仕込んでおいたエビとササミのローテーションで順調に釣れてくれる。


途中で
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マダイ→青物→マダイの順で3回も放流されるので、魚の活性がある程度保たれているらしい。


小生も青物放流のタイミングで
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60cmちょうどのメジロ。こちらは受付横で購入した生きアジに掛かってくれた。


途中で細君に呼び出されてコテージの片づけを手伝ったりして何度か席を外したりしたが、基本的には飽きぬ程度にウキが沈んでくれてとても楽しむことができた。



13時に終了のアナウンスが流れて、
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スカリの中は御覧のとおり。


久々の重さに大漁の予感を抱きながら
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受付横で魚を絞めてもらう。



そこで釣った数がコールされるのであるが、なんと
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メジロ1匹、マダイ13匹の大漁であった!!



いやぁ、久々の大漁で大満足!!


思わず
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優雅にかき氷なんぞ食ってしもうたわい。



片づけ終わった頃に観光を終えて迎えにきてくれた細君たちと合流。

細君たちも観光やら名物やらで堪能できたらしい。


帰りは高速でスイスイと帰宅し
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刺身と
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ムニエルに舌鼓。



かくして「家族旅行中に本気の釣りは出来るのか」の検証結果は大成功であった。

成功の要因は宿泊施設の真横に釣り場が存在しているということと、釣り場の近くに観光施設があること、さらに初日のうちに女性陣の要望をある程度クリアしていたということであろう。


来年も是非行いたい旅行+釣りであるが、さて次はどこに行こうかしらん。




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さて引き続き、淡路島への家族旅行ブログである。

前回は

女性陣ご要望のスイーツを堪能した訳だが、今回はメインイベントのコテージ宿泊である。



ペットも宿泊可能でキレイなコテージということで

「じゃのひれ」さんを選んだのだが、前回ブログで述べた通りの裏テーマがある。



ともあれ、今回はじゃのひれさんでのコテージ泊のお話。

前回に続き、まだ釣りのお話は出てこないので、興味のない方は読み飛ばしてくれい。





さて、2台の車に分乗して我がファミリーがじゃのひれさんに到着したのは16時頃。


まずは管理棟で受付をしてもらい、
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コテージの鍵をもらう。



予約していたコテージは



このタイプであるが、実際は
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野外のはテーブル2つではなく、1つがシンクになっている。


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右側がテーブルで

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左側がシンクである。


このコテージは定員6名のタイプ。
小生達は総勢9名+1ワンコであったため2棟借りたが、1つに集まって料理や食事をしたので、自前で折り畳みのテーブルとイスを持ち込んだ。



荷物を置き、女性陣と子供たちは風呂へGO。
というのも、このタイプのコテージは風呂がついていないため、管理棟にあるコインシャワーを使うか、近くにある

こちらの「ゆ~ぷる」さんに行くかのどちらかになる。


このゆ~ぷるさん、なんと片方の風呂場に滑り台があるという面白い温泉。
日替わりで男湯・女湯入れ替わりなので、どちらが当たるかはお楽しみ。


若い女性が滑っているところは是非とも拝見したいが、汚いオッサンが滑っているところなど全く見たくはないので小生はどちらでもよい。

というか、小生はワンコと留守番だったので無条件でコインシャワーとなってしまったが…。



この日はどうやら女湯が滑り台の日だったらしく、姪と娘は大はしゃぎだったらしい。
喜んでくれてパパもうれしいぞ。




皆が風呂に入っている間に、小生はワンコとともにある場所を偵察へ。
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そう、阪神さんの釣り番組でも超有名、「じゃのひれフィッシングセンター」さんである。


ふふふ、翌朝はひとりでここに突入する予定なのだ。



なんせこの釣り堀、コテージの真裏。その距離歩いて2分。
しかも陸続きなので、家族に呼ばれてもすぐに戻れるというすぐれた釣り場なのだ。

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ここに偵察にきたのは17時頃だったのだが、受付に係の人が残っていたので少々情報を仕入れておく。


情報によると、この釣り堀の一部の筏の底が天然底なのだそうだ。
つまり底までぐるりと囲われている訳ではなく、側面だけ網があるということである。
このタイプを「一般コース」と呼ぶ。

底まで網のある家島タイプもあるようだが、こちらは「イカダコース」と呼び区別しているそう。

ちなみにどちらも釣り放題で料金は一緒。

一般コースは底が天然である以上、満ち引きによる水深の変化が激しくタナをしっかりとれる人向けとのこと。つまり玄人向け。逆にイカダコースは水面から底網までの水深が変わりにくいため素人向けということらしい。


チビワンコを連れて散歩している風情の小生、どう見ても釣り人には見えなかったのであろう、
「釣りやすいイカダの方がオススメやけど…」
と安定した釣果が望める方を勧めてこられる。


ふふふ、これは小生への挑戦である。挑戦された以上チャレンジせねばなるまい。
天邪鬼な小生、明日は一発大漁狙いの「一般コース」で確定である。


心配そうな係の人にお礼を言い、「また明日きま~す」と告げ偵察終了。コテージにそそくさと戻る。



さて、皆が風呂から帰ってきて本格的に料理開始。

コテージやキャンプ泊の醍醐味のひとつが料理である。

この日のメニューは
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ベタにBBQ、

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ローストビーフに

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こちらは…
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デザートの焼きリンゴ。


女性陣は酒豪揃いなので、酒のアテに
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こちらを使用。



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娘によりデコレーション済みではあるが、立派な燻製器なのである。

出来栄えは
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このとおり。


この他にもアヒージョやパエリアなどを作って、皆お腹いっぱい。

酒も存分に飲んで22時の「以降は静粛にお願いします」という場内アナウンスが流れるころにはそれぞれの寝床に入っていった。


小生はこの後、少々作業を。

夕食で余ったササミ、エビ、ニンニク、ハチミツを使って
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翌日の仕込み。

マックスで事前に仕入れておいた「レッド爆釣液」が吉と出るか。



さてさて、明日の朝が楽しみである。




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