ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:イワシ

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今年から始めたタチウオテンヤであるが、これほど「去年から始めときゃよかった!!」と悔しい思いをした釣りはないのではなかろうか。


昨年の同時期は1人40~50匹なんて珍しくもなかったし、船によっては竿頭3ケタなんて、「そんなに釣ってどうすんの」と反対に心配になるような釣果も出ていた。


それがだ。


小生がいざ挑戦してみよう、と思った年に限って調子が悪い。

調子が悪いどころか、タチウオの船釣りでボーズの人もチラホラなんてことがあり得るのか!?と叫びたくなるような絶不調。


なんせ前回行った洲本沖なんて

指2本が1匹だったんだもの…。


まぁ、原因は青物が異常に多いだとか、エサのアジやイワシが少ないだとか、小生が興味を持ち始めただとか色々あるのだろうが、それにしたってヒドい仕打ちなのである。


そんなタチウオだが、12月に入ってようやく復調の兆しが見えてきた。
水温も17度を割りだし、このままシーズンも終わってしまうのかと思っていたら、竿頭20匹だとか30匹だとか数は上向いてきたのである。



これならば小生にだって少しくらい釣れるはず。


という訳で2019年12月8日、
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いつもの名田屋さんへ。



名田屋さんは船着き目の前の立体駐車場のほかに数か所の駐車場があるのだが、この日は1時間前の到着にも関わらず、立体駐車場がまだ空いている。
いつもなら満杯で少し離れた駐車場に行くのだが…。


船に乗ってみると
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ガラ空きである。

うん?タチウオ向けの潮で日曜日なんだが…。


小生はミヨシ側に座ったので3席分を1人で使ってよいことに。
こりゃ広くていい感じじゃわい。


6時過ぎの出船で
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洲本沖に向けてひた走る。


明石周辺は凪だったのだが、洲本沖は少々波立っており立って釣りをすると時折よろけてしまうくらい。


周りを見ると
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大船団である。


明石はもとより、林崎・須磨・泉南・泉佐野・加太などなど大阪湾のタチウオ狙いの船が集結している。




船長の合図でテンヤおろす。
水深は100~120m。


いきなり隣の御仁が1匹釣りあげた。
当たったのは底ベタで10mくらい誘いあげて掛けたとのこと。


小生も真似して底をネチクリまわすが何の音沙汰もない。


あーでもないこーでもないと色々試すが結果がついてこぬ。
う~ん、これはいつものパターンか、と思い始めた9時頃、その時はついにきた。



ドンッ!!!



と明らかにタチウオのアタリである。


それも間違いなく針掛かりしている引き。

慌ててリールを巻き上げる。
その間も魚の小気味よい引きが竿を通じて伝わってくる。



あ~、久しぶりだぁ、こんなタチウオの引きを味わったのは数か月ぶりだぁ。


残り6mまで巻き上げたところでフッと竿先が軽くなる。




いやいや、まさかでしょ。
タチウオのいつもの泳ぎ方で、上に向かって泳いでるんでしょ…。



………。



まさかのフックアウト…。



ボロボロになったイワシだけが水面に…。




一瞬放心してしまったが、気を取りなおしてテンヤを再投入。

バラしてはしまったがタチウオは間違いなくいる。


と自分を鼓舞しながら底付近を攻める。


するとすぐにアタリが。



そのままゆっくり誘いあげるがなかなか本アタリが出ない。


我慢しきれなくなて「ままよだっ!!」と合わせると
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こんな感じ…。


お前はサバか、というぐらい見事に尻尾だけ食っていきやがった。


以降はテンヤを下すたびにアタリが出るものの、全て同じようなアタリ方で半分も掛けることができなかった。



という訳で
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釣果はこんな感じ。大小合わせてツ抜けの10匹。


拾ったアタリを全て掛けることができていたら、この3倍弱は釣れていたはず…。


釣りに「たられば」はないが、このアタリを掛けることができるかどうかが腕の差なんだろうなぁ、と痛感した1日になった。


ちなみにサイズは
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指3.5本80cmを頭に小さいのはベルト以下といった感じ。


でも同船された方はメーターオーバーも釣られていたし、数ではトモの方が余裕の20匹オーバー。


毎度毎度の締め方だが、釣るひとは釣るんだよなぁ…。



ともあれ今年から始めた小生でもツ抜けできたほどである。

これはタチウオ回復!!と宣言しても良いのではあるまいか。責任は持てんけど。



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タチウオにリベンジできなかった9/22(土)、3連休なのを幸いに9/23(日)も通しで和田防に行ってやろうと目論んでおったが…。



いや、無理無理。体力が持たぬ。

30代前半は余裕でこなせたスケジュールもオヤジになると厳しくなるもの。
ましてや2日連続の徹夜なんて…体力の衰えを感じるお年頃…寂しいものよのぅ…。



という訳で9/23はぐっすりと休み、9/24(祝)の朝から釣行することにした。


青物好調の垂水一文字、アオリイカとあわよくばサヨリ狙いで林崎、夕方~夜限定で明石市役所裏のタチウオ、ちょっと足を伸ばして本荘人工島とどこに行こうか悩んだが、娘からの「私も付いていくかんね!」オーラに負けファミリーフィッシングとあいなった。




前回は大蔵海岸でサビキであったから↓




今回は久しぶりにアジュールへと向かう。



台風21号来襲の夕方に偵察したときはかなりの範囲で立入禁止の規制が張られておったが、それがどうなっているかの確認も兼ねよう。




例によって電車釣行なので舞子駅で下車し、改札を出てすぐの陸橋を渡ってそのまままっすぐ明石大橋の西側ベランダを目指す。



ベランダ到着は9時半頃。


大橋の真下はまだ規制中であったが、

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西側の規制はなく

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ベランダは使用可能であった。



しかも3連休だというのに比較的空いており余裕を持って竿だし可能。

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西端の南向き部分などガラガラである。



例年なら家族連れや常連でビッシリのはず。

やはり規制地区が広いことが影響しているのか、釣人の出足は非常に鈍いと感じた。



という訳で早速サビキをセッティング。


前回の大蔵海岸でウキを付けて投げないと釣れないと思い込んでいる娘、のっけからウキを付けろとうるさい。



仕方がないのでウキを付けて比較的近くに投げ込み様子を伺う。



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その竿の前で謎の踊りを披露する娘。


「もしもし、あなたは一体何をしておられるのですか?」と尋ねると、「私はたくさん釣れるようにお魚さんにお願いの踊りを見せているのです」との回答。平たく言えば必釣祈願の舞を披露しておられるそうな。

魚が見てくれておるのかどうかは全く謎だが、本人は非常に楽しそうなので良しとしよう。



その舞を魚が気に入ったのかどうかは分からぬが

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いきなり怒涛の入れ食いタイムに突入である。



分かりにくい画像で申し訳ないが、6本針にパーフェクトで釣れてくる。

しかも前回とは違い小アジが混じって釣れるのだ。



何が影響しているのか分からぬが、6本針全てイワシの場合もあれば、下3針がアジで上3針がイワシの時も。不思議なのはアジとイワシが交互に針掛かりしていたこともあった。


普段は群れや泳層が違うので混じって釣れることが少ないのだが、今日は一体どうしたことであろうか。


素針で返ってくることが無いものだからあっという間に50尾を超える。

こうなってくるといかにイワシを避けてアジを釣るか、という小生にあるまじき贅沢な悩みが出てくる。



おや、そういえばいつもギャーギャー何かしら騒いでいる娘が静かだ。


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コンニャロウメ、自分から連れていけと言い出したくせに、釣り飽きるのが早すぎるのではないか。



しょうがないので小生は出来るだけアジの数を増やすようひたすら試行錯誤である。



水面は

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これまた分かりにくくて申し訳ないが、イワシの大群で定期的にザワつく、というか半分ボイルのような感じになる。


こうなってくるとカゴにアミエビを詰めなくても、カゴが沈む前にイワシが食いついてしまうため6本針全てイワシになってしまう。



なのでボイルが起こるたびに投入をやめてボイルがおさまってから投入したりしていたのだが…。



待てよ、ボイル=青物ではないのか?


ハマチやメジロとは言わぬが、サゴシあたりが下から食いあげてきているのではないか?


と閃いてしまった小生。



早速サビキを投入し、魚が掛かってもしばらくそのままにしておった。



すると、ウキがスーッと沈んでいきそのまま急に横にズバッ!!



反射的に合わせて

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ほら、このとおり。ハマチゲット!!


む、ハマチか?ツバスではないのか?


いやいや、例えツバスであっても、ここはハマチにしておこうではないか。

という訳で35cmのツバスもといハマチを見事にキャッチである。




お隣さんもハマチを掛けられたが、これは惜しくもラインブレイク。

一瞬見えた魚体から考えても小生のツバスもといハマチよりも間違いなく大きかった。



ただ後が続かず、午前の釣りは終了。


娘と12時になったら昼ご飯と約束していたので一旦竿を置いて細君が持たせてくれたオニギリをほおばる。


ちなみに午前だけで

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アジとイワシ合わせて87尾であった。




午後からもアジ・イワシは順調に連れ続け、16時の納竿までに210尾をゲット。

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アジとイワシの割合は4:6ほどで、傾向としては岸寄りを深めの棚で探るとアジの確率が高かった。


アジとイワシが混ざって釣れていたのはおそらく青物に追い回されていた結果であろう。

早くに気づいておればもう2、3尾は青物を追加できていたやもしれぬ。



特筆すべきはその青物である。

掛かることは無かったが、定期的にボイルが起こりメジロクラスがジャンプする場面もあった。

これが竿2本分くらいの範囲で起こるのである。

上手い御仁であればかなりのアタリを出せていたと思われる。



週末の台風が残念で仕方ないが、アジュール舞子、まだまだ釣れそうである。





なお、釣ったツバスもといハマチは美味しく刺身でいただき、

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イワシは唐揚げとツミレに、小アジは翌日南蛮漬けになった。

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あぁ幸せ。


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