ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:エギ

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またもや大雨である。


7/11の土曜日に名田屋さんでマダコ絶好調の尻馬に乗るはずであったが、まさかの欠航…。
名田屋さんが欠航するくらいだからよっぽどの大シケである。



一度タコ釣りのことが頭に入ってしまうと、どうしても行きたくなってしまうのが小生の悪い癖。
土曜がダメなら日曜に行ってやろうとかたっぱしから明石~林崎の船宿さんにTELするも、当然ながらどこもいっぱい。



もうちょっと範囲を広げて探すと、パイレーツDAIYUMARUさんという船にギリギリ滑りこむことができた。
おそらくタイミングよくキャンセルが発生したのであろう。


ということで7/12にウヒャウヒャしながら須磨漁港へ。



港についてみると…
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む、この船は沖でよく見かけるかっこいい船ではないか。
小生のようなオヤジが乗っていいのか?
Youtubeでよく見かける格好のよい青年たちだけしか乗せてくれないのではあるまいか?


という阿呆な心配も杞憂に終わり、非常にフレンドリーなスタッフさんたちが出迎えてくれる。
なんだ、外見とは裏腹にハードルの低い船ではあるまいか。


一緒に乗船したお客さんたちもニコやかな方ばっかりで初めての小生にも親切に接してくれる。
うん、これは良い船を見つけたぞ。



という訳で出船。


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昨秋に何度か渡った須磨一文字を過ぎて…

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須磨の海釣り公園も過ぎ…

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塩屋港も過ぎて…

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なんとポイントは垂水のアウトレットの前じゃねぇか。


こんなところでタコが釣れるんだねぇ。



水深は10mほど。


オモリを落とすと「ゴツゴツ」と明らかに岩や石の感触が伝わってくる。
なるほど、これはタコが好きそうな場所だな。



と思っていたらすぐにタコが乗った感触。


思いっきり合わせてゴリ巻きと思ったら「フワッ」…。



これが3回連続である。



なんだ、なんでだ?



そりゃそうだ。
前回のジギングの感覚が残っていて即アワセしてしもうてた…。



そこからタコなりのアワセに変更すると…爆釣劇の開始である。



いやぁ、ホントにビックリするくらいのノリノリ天国。



途中で写真を撮る時間がなかなか無く、
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撮ったのはこれ1枚…。


いや、エギはいいからタコを撮りなはれ…。



実釣5時間ほど、その間はほぼ釣り続けた感じである。

その数、なんと50匹超!!!!



網の中にちょうど40匹、コブシ大くらいは釣ったそばから全てリリースしていたのだが10匹まで数えて後は覚えておらぬ。

途中はほとんどリリースしていたので、もしかしたら60匹ほどは釣っていたのかもしらん。



家に帰って
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いつもはボール1杯分が関の山なのに、この日はなんと4杯。
総重量なんと15kg!!!!!!


最大は
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1.15kg。

これだけがキロオーバーであるが300~700gあたりも結構混じっていたので非常に面白かった。


今まで経験のない大爆釣…鹿の瀬も魅力的だが、須磨沖もなかなか魅惑的である。


さぁて次回も須磨沖にチャレンジしてみようかしらん。




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コロナのおかげでおよそ2ヶ月ぶりのブログ更新である。



細君からのきついお達しで釣行できなかったのも丸2ヶ月。

いやぁキツいもんですな、何も予定のない土日がこんなに辛いものとは思いませなんだ。



という訳で緊急事態宣言が明けた5/31、いつもの名田屋さんへ。


この時期の狙いものは当然マダコ。


エギをフリフリ、鹿の瀬へレッツゴーである。




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む、むむむ…雨ではないか…。


2ヶ月ぶりだというのにこの仕打ち。
さすがボーズの神様、久方ぶりだというのに気持ちよくは釣らせてくれないのである。



一番初めのポイントは水深40mライン。

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エギは相変わらずのこんな状態。

大船頭にみられたら速攻で怒鳴られそうな代物であるが、この日は若船頭の船。
な~んにも気にせずグルグル巻きである。



さて一投目、雨だというのに周りでは景気よくタコが上がってくる。
しかも全体的にサイズがいいぞ。


小生も負けずにフリフリ。



フリフリ…
フリフリフリ…
フリフリフリフリ…


おかしい…まったくタコからの返信がない。



右隣の御仁など、小生だったら小躍りしそうなサイズを黙々と釣りあげておられるのに…。

左隣の若者など、大はしゃぎしながらキロ級を釣りあげているのに…。



やっと掛かったと思ったら、リリースするか持ち帰るか悩むレベルのサイズばかり。



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相変わらずの雨模様で気持ちだけが落ちていく…。


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しかも何故か小生ばかりが根掛かり多発でエギとオモリがどんどん減っていく…。

始まって1時間ほどであっという間にエギを6個もロスト…。



しかも釣ったタコを入れてあったスカリに穴が開いていてタコさん大逃亡…。


踏んだりけったりでもはや竿を置こうと思ったがこのタイミングで
船長が浅場に船を移動。



気を取り直してエギを底に落とした瞬間、


ドンッ


と重みが竿先にかかる。



む、これは今まで経験のない重さ。


明らかに小物ではない重量感である。




グリグリ巻き上げてきたのは
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グロいな…。

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1.8キロの大物!!


こ奴、あまりの怪力で
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エギのお尻をぽっきりと折りやがりました。

ただでさえロストしまくってるのにコンニャローと思いながらも顔はニコニコ。


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針は捌くときに足の間から発見。

1.8キロでこれなら3キロとかの大物だとどんな怪力なんでしょうな。



エギをロストしまくろうが小物が逃げようが、大物1匹釣れたらそれで大満足。
いっぺんに機嫌がよくなった小生、残った2軍エギでフリフリ続行である。


時間は10時頃、残る時間は2時間少し。


船長が再度場所を移動して元の水深40mエリアへ。


ここからがすごかった。



「入れノリ」とはこのことであろう。


底にエギを落としてフリフリすればほぼ100%の確率でノッてくる。


ただ水深があるので400~500gレベルのタコでもすごい重量感である。


ここから釣りに釣ったり20匹。


120分で20匹なので6分で1匹釣りあげた計算。

小生にとっては上出来の成績である。



件の1.8キロと合わせてちょうど10キロ。
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久々のタコ刺しである。


いやぁ、終わってみれば型数ともに大満足。


自粛も明けたし、今年の夏もタコ三昧といきますか!!




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先日の名田屋さんのタコ釣りが今期最終戦と思っていた小生だが、

なんと、知人の知人にお誘いいただきプレジャーボートにて2019年8月18日に泣きの再戦となった。


まさかもう1戦できるとは思わなんだのでかなり適当に用意をして明石浦漁港に向かう。
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今回は本気の釣りではなく、あくまでクルージングついでのタコ釣りなので出船は朝8時頃。

当然、名田屋さんも海蓮丸さんも出船した後である。



同船者4人でいざ出航。
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いつもの乗合船なら二見沖を目指すのであるが、遊漁船規定があるのでポイントは全然違うところ。
難しい規定はよく分からんのだが、なんせ岸から4km以内は釣っちゃダメなんだそうだ。
という訳で周りに船影が見えないかなり沖を流す。



プレジャーボートに乗ったのは初めてだったので「ホントにここで釣れるの?」と思いながらも、せっかく乗せていただいている身分なので意見も言えずに第1投。


岸からかなり離れているからか、結構深めの水深である。


ボトムにエギが着いていつもどおりトントンし始めようとしたら何やら違和感…。


うそ!!いきなり乗ってるぞ!!


一呼吸おいて大アワセ…かなり大きいぞっ!!と思った瞬間にスカッと抜ける…。


タコが外れたとかそういうレベルでなく、エギやオモリの重さも感じない…。

ま、まさか…これは小生がジギングで時たまやらかす…リーダーすっぽ抜けである…。



実は前回のタコ釣りでオマツリした際にかなり難儀なオマツリだったため、PE途中でカットして予備リールに変更していた。
それをすっかり忘れており、乗船してからPEとリーダーをFGノットで結節したのだ。
それがどうやら甘かったらしい。


う~ん、泣きの最終戦でキロアップが釣れたら格好良かったのに…。

と嘆いてばかりいてもしょうがない。


すごいマイナーポイントでもタコがいることは分かった。
あとはトントンを繰り返すだけである。


普段の小生なら「ここから急に釣れなくなった…」な~んて書くのだがこの日は違った。

次から次へとタコが乗ってくる。
同船者も順調にゲットしていき、船上は大騒ぎ。
なんとこの御仁、タコエギ初めてにも関わらず3連発。
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小さくてもこれぐらいのサイズ。
もう一回り大きいぐらいのサイズが普通に乗ってくるのだから面白い。


小生は
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デビルクラッカーでコツコツ数を伸ばし、わずか2時間ほどで10杯の釣果。
なお、前回に名田屋の大船頭に教えてもらったエギでもしっかり釣れた。


この日は朝から快晴無風で非常に暑かったのと、同船者が船酔いでダウンし熱中症が怖かったのでここでストップフィッシング。


昼前には港へと帰港とあいなった。


釣果は
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実際に竿を出した3人でこの倍くらい。
おそらく30匹弱だったと思う。


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小生は5匹だけいただき、残りは船を出してくれた方へお裾分け。

わずか2時間ほどの実釣時間であったが、泣きの最終戦としては十分な釣果であった。



さて、これでホントに今シーズンのタコは終了。


お次は…ノマセかタチウオか!?

しかし、電車釣行ブログのはずなのに船釣りばっかりしているな。
ブログの副題を変更しようか、本気で悩む今日この頃である。




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前回でタコも最終かと思ったのだが、盆休み初日、ぽっかりと予定が空いてしまったのと、なぜか名田屋さんに空席があったのでホントの最終戦とばかりに出撃してきた。


すでに数釣りシーズンが終わり、残りタコの拾い釣りに移行しているのは前回の海蓮丸さんで実証済みなので



今回は数ではなく型狙いでの出船である。


2019年8月10日、名田屋さんの船着きに着いたのが3:30頃。
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海が荒れてない日の名田屋さんは久しぶり。

乗合船3隻のうち、若船頭の船・真ん中の船から埋められていくのだが、この日は予約が直前だったこともあり、かなり後の呼び出し。
久しぶりに大船頭の船での出船である。


前に大船頭の船に乗ったのは実に15年以上前。
先輩方に連れられて訳も分からず着いて行っていた頃の話なので、もはや初めてと言ってもいいくらいである。


この大船頭、一部では非常に有名人。

何で有名かと言うととても口が悪いのだ。
それはもう客を客とも思わぬような口の悪さ。
その昔、小生も罵詈雑言を容赦なく浴びせられたクチである。

ただ、その口の悪さにはどこか愛嬌があり、客に釣らせたい一心なのがよく分かるので、全く嫌な気持ちにはならないのだ。
逆にその口調が癖になり、久しぶりに大船頭の船に乗りたいなぁ、なんて思わせる不思議さがある。
しかも意外に優しくて、小生ひとりボーズになった時などは帰りにそっと大船頭が釣ったタコを持たせてくれたり。

ちなみにこの日は妙齢のお嬢様方が数人乗船されていたのだが、見ていると大船頭、お嬢様方には近づかぬ。
どうやら若いご婦人は苦手のご様子。
その様子を見ているだけでも面白かった。



さて、その大船頭、出船前になぜか小生のそばにやってきて勝手に小生のタックルボックスをゴソゴソ。

「なんやこのエギは。数ばっかりあって使い物にならんがな」
「辛うじていけそうなんはコレとコレやな」
「あとはゴミや。捨てていき」
「このビラビラも全部いらん。エギとオモリだけでええ」

と言って小生の仕掛けをいじりだす。


もうこの時点で何も知らないお客さんなら怒り出すところだろうが、小生は大船頭が昔のままなのが嬉しくて言われるとおりにする。
この大船頭、手釣りに関しては一級の腕前なのだ。
エギは最近の釣り方なので大船頭の腕前は知らぬが、タコに関する知識はハンパないのできっとエギもスゴいのであろう。


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という訳で大船頭指定のエギがこちら。

なぜこのエギじゃないとダメなのかも教えてもらったが、こればっかりは大船頭の船に乗って直接教えを乞うべし。
罵詈雑言とともに優しく教えてもらえますぞ。

ちなみに「エサや脂も巻かんでええ!!」と怒鳴られたが、こればっかりは実績があるので内緒でまきまき。



さて、当日のポイントはおなじみの二見沖。
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ただ、数釣り時期の水深10mまでとは違い、若干沖目の水深15m~20mあたりを流す。
やはり数ではなく型の拾い釣りのようである。


大船頭の「やってよ~」の合図でエギを投入。

すぐに答えは出てポツポツと拾っていく。


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こ~んなミニサイズも時折掛かるが数は非常に少なく、ほとんどが300gあたり。


小生には掛からなんだが、キロクラスがあちらこちらで上がっている…。
むむ、なぜに小生には掛からぬのだろう…。


とは言え、シーズン初期のような型が定期的に上がってくるので非常に楽しい。
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開始3時間でこれぐらいの量に。


ちなみに前々回のきもとさんでタコの大逃亡をくらった小生、


物は違うのだが、このような商品をエイト玉津でゲットして投入。
これでタコ逃亡の心配はなくなった。
いや、もうシーズン最終戦である。もうちょっと早くに投入すべきであった…。


その後もエギをトントンしていると、今だかつてない重みが!!

かろうじて巻き上げは出来るので地球を釣った訳ではないが、スプールに指を当てながら巻き上げてこないとドラグが滑るほどの重みである。

もしやこれは「キロアップ」というやつではないか。しかも1キロどころの騒ぎではないはず。

ラインが滑らないように、かつ切れないように指で調整しながら巻き上げてくると何やら黒い物体が水面へ。

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な、なんと「モーター」である。

なぜにこんな物が海のド真ん中に…。
そりゃ重いはずである。5キロもあるような鉄クズなんだから…。


気を取り直して再投入。

またもや凄い重みが…。

今度は藻にまみれた手釣り仕掛け…。


もう、皆さん、海にゴミを捨てるのはやめておくんな…。


さらに数投後にまた重み。


またゴミかいな、と上げてくると今度は本物である。

慌てて巻き上げてなんとかゲット。
キロには及ばぬが800gほどの良型である。


その後も大船頭に怒鳴られながらもなんとか数を伸ばして終了。
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スカリの1段目をタコで埋めるくらいは釣ることが出来た。
エギは大船頭チョイスのエギのみの使用である。


この日の成績は18匹で5.4キロ。平均300gであった。
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周りでは数匹しか釣っていないお客さんもいたので、大船頭のエギ選択はやはり正しかったと思われる。


今シーズンから始めたタコエギであったが、数・型とも初心者としては満足できるレベルではなかっただろうか。

ある程度道具も揃ったし、自分なりの釣り方というのも見つけられたような気がする。
来シーズンはもっと名人の技を盗んで数・型ともに伸ばしていきたいものである。




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予約が取れぬ。

小生はしがないサラリーマンであるので土日しか釣行できぬ。
ただ、諸兄もご存知のとおり、この時期のタコ釣り船はどこも満船。
当然、いつもの名田屋さんは随分前から満船になっているし、ガシラでお世話になっていたリタックルさんもいっぱい。


「ダメ」と言われればどうしても行きたくなるのが釣り人の悲しい性。
もう頭の中はタコばかりで仕事が手に付かぬ。

このままではタコ廃人になりかねぬのでなんとか釣行できぬものかと色々な船宿さんに電話したところ、林崎のきもとさんが「いっぱいやけどキャンセル待ちなら受付とくで」と言ってくれた。


「誰かキャンセルしてくれ~」と念じること数日。

「キャンセル出たけど来るか~?」と船長から電話。

2つ返事で「行きます!!」。


という訳で2019年7月21日、めでたく7回目のタコエギ釣行となった。



さて当日。

5時半集合なのでちょっと早めに到着。
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42席もある立派な船である。


当日は台風が発生したものの神明間への直撃はなかったが、波風は相当に強烈で、以前に名田屋さんで体験した波風に匹敵するレベル。



名田屋さんの時は途中から波は低くなったが、さて今回はどうであろうか。



名田屋さんは予約順の呼び出しであるが、きもとさんは抽選。
キャンセル待ちで滑り込んだ身としては非常にありがたいぞ。
全部で42席あるが複数でこられている方がほとんどだし、結構な団体さんもおられたので、おそらく15番ぐらいまでの抽選であろう。
団体さんが早めの番号を引かぬ限り、5番までぐらいを引けば高波だとしてもトモ寄りで快適な釣りができるはずである。


という訳で抽選。

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安定のクジ運の悪さ…。



1番の方から釣座を決めていくのであるが…予想通りトモ側から埋まっていく。

もうしょうがねぇ、高波とは分かっているが一番ミヨシ側の席で勝負である。


席について準備する間もなく6時に出船。
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港を出たところは全くと言っていいほど波も風も無かったのだが…


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少し沖に出れば「前の人は危ないから後ろ逃げといて~」と船長からアナウンスがかかるレベルの波。

こりゃ以前の名田屋さんのごとく苦戦を強いられそうである。



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さて、ポイントは二見沖。

ただいつもいるはずの船団がいない。

普通であれば見渡す限りにタコ釣り船がいて行ったり来たりしているはずだが…。
波風が強すぎて休船になったのだろうか。


船長が「やってよ~」の指示を出した場所も、名田屋さんでよく流すラインよりもかなり沖。
名田屋さんなら岸寄りのブイがたくさん浮かんでいる辺りを流していくのだが、きもとさんは二見の工場群と淡路島の風車のちょうど真ん中よりも二見寄りのラインを流していく。

船宿さんによってある程度流す場所が決まっているのかしらん?といつもと違うポイントにとまどいながらもエギをトントン。


いやぁ、さすが有名船である。
波が高かろうが風が強かろうが、きっちりタコがいるところに連れてきてくれるんだもんな。


すごかった。
いきなりのタコラッシュである。

ちょっと夢中になってしまい船尾の方は見ていなかったのであるが、ミヨシ側は皆さん入れノリ状態。


あっという間にスカリの中がタコで埋まっていく。
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わずか2時間でこのとおりである。


この調子であれば夢の50匹オーバーも確実ではないか。

今回は一番ミヨシの席で常に上下左右に体が揺れているような状況であったが、きもとさんの船はミヨシも比較的フラットだったのでなんとか立ちながら釣りが出来たのが良かったのと、前回検証した波が高い時のカワハギ竿投入が功を奏したと思われる。



その後、同じようなポイントで何度も流しなおし、途中アタリが止まる瞬間がありながらも場所によっては
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ダブルでかかってくることも数度。


ちなみに当日一番釣りあげたエギの組み合わせは
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この日は豚の背油にやたらと反応してきたので、もしかしたらテンヤの方が良かったのやもしれん。


12時半頃に船長の「終わりにしよか~」のアナウンス。

スカリを見ると、いまだかつてないタコの量である。
夢中で釣っていたので何匹釣ったか定かではないのだが、リリースサイズはほとんどなく50匹以上は釣っていたはず。


…なぜ「釣っていたはず」なのか…。



小生、タコ釣りの時は100均のポップアップ型のランドリーバックを愛用しておる。



これの100均バージョンである。

これがイケスにジャストサイズで、しかも洗濯ネットとは違い、いちいちチャックを開け閉めしなくてよいので便利なのだ。



当日は何度も述べているとおりの高波。

帰港途中も当然ながら「前の人はキャビンに逃げといてよ~」と船長からアナウンス。
小生はミヨシだったのでそそくさと操舵室の船長横に避難。

席に残っている人たちにも「港に戻るまでは絶対立たんといてよ」と注意が入るほどの高波である。



そんな高波の中、ザバザバと波をかぶるミヨシ席を見てみると……

なんと小生のランドリーバッグが横倒しになっているではないか!!!



もう明らかにタコが逃亡している角度である。

キャビンに避難している小生、席に戻ることもできず、逃亡するタコどもを眺めることしかできぬ。



30分ほどかけてやっと帰港。

すぐにランドリーバックの中を見てみると…
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うわぁ!!半分ぐらい逃げてるじゃねぇか!!!


周りを見渡しても逃亡タコは発見できず…。
おそらく排水溝から海へと帰っていったのであろう…。



家に帰って数えてみると残っていたのは24匹、6kgであった…。

比較的大きな個体は逃亡組だったらしく、200~300gほどのタコばかりが残っておった…。

キャビンに入る前にタコをクーラーに入れておくべきだった、と後悔することしきり。
しかし逃げたタコは戻ってこぬ。
リリースしたと思い、次回リベンジに燃えることと致そう。


いやぁ、それにしても「爆釣!?」ではなく「爆釣!!!」とはっきり書きたいものよのぅ…。




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