ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:ガシラ

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いやぁ、さすが小生である。
もう笑いが止まらんくらいの大爆釣である。

ガシラを釣らせれば天下一品と自負しておったが、まさかここまでとは。
我ながら大したもんである。


なんと「ガシラ107匹」の大爆釣!!



何を投げても簡単に釣れてしまうので、もしや小生の腕ではなく単純に運が良かっただけではないか、たまたまタイミングがあっただけで誰でも釣れたのではないか、と客観的意見も頭に浮かんだが、あくまで小生の腕のなせる業と思い込むことにしよう。





6月と言えば和田防の通し釣りが始まる。



このところ船釣りの記事ばかりだし、久しぶりにガシラやメバルに遊んでもらおうと、2019年6月1日の17時便で和田防に渡ってきた。


渡してもらう渡船は
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もちろん河内渡船。

7防や8防は摩耶から出る渡船に乗るが、和田防へは河内渡船が一番近くて便利なのだ。



河内渡船の通し便は17時渡しもしくは20時45分の最終便で渡堤し、翌日の始発便で帰ることになる。
始発便は平日は6時だが土日祝は5時なので気を付けるべし。



今回はなんとハマチが好調とのことで夕マズメと朝マズメはジグで青物を狙い、日が落ちている間はメバリング・ガシリングで楽しもうという2段構え。



という訳で
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一路ガシラの聖地へ。

海上わずか10分程度の船旅である。




17時過ぎ、和田防にあがるとなんと白灯が空いておる。いつもなら青物やタチウオの情報が出回ればたちまち人でいっぱいになる白灯なのに、一体これはどうしたことか。


しめしめと白灯に荷物を置き、まずはハマチ狙いで40gのジグをブン投げる。

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向かいの新波止先端でも同じようにルアーを投げておられる。


見ているとその御仁がヒット。

うん?なんかおかしいぞ?

あれ、20cmぐらいしかない。サバかなんかがヒットしたのであろう。


ともあれ魚が掛かるのをみれば俄然やる気が出てくる。


繰り返し投げているとガツンと衝撃!!…と言いたいところだが、カツン程度の小さなアタリ。

そして途中でバレてしまう…こんなことが3~4回…。


こちらもサバであろうか?


白灯反対側で同じように投げておられた人がキャッチ。
見せてもらうと…25cmほどのツバスである。

なんと可愛い。

さっきからアタックしてきていたのはコイツか。


う~ん、コイツを釣るつもりはないのでそのまま大きめのジグを投げ倒したが、残念ながら日没終了。
朝マズメに期待である。




さてここからは2つ目のお楽しみ。
ガシリング&メバリングである。

事前情報ではメバルは不調とのことだったのでガシリングメインに組み立て、状況によってはメバル狙いも織り交ぜていくことにしよう。



昨年末、実は和田防でガシラを爆釣している小生、


今回は夢よもう一度、と数釣りチャレンジを行うことにした。


前回は17~21時までの半夜で57匹であったが、今回は日没19時から夜明け4時までの9時間チャレンジ。
単純計算で倍以上にはならなければならん。
う~ん、3ケタか、さすがに無理っぽいぞ…とこの時点では思っていたのだが…。



まずは内向きで第一投。

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ありゃ、いきなり釣れちまったよ。


サイズは小さいものの、その後も一投ごとに釣れてくる。


ジグヘッドが底まで沈まないな、と思えば

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犯人はこちら。


うん?狙ってないのに釣れてしまったぞ。


その後も
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メバル混じりで釣れ続け、

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わずか1時間ほどでこのとおり。

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深夜1時には当日最大24cmのメバル君。

続けて
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こちらも当日最大のガシラ。
ガシラ君は大きくてもこのくらい。


その後も
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途切れなく釣れ続け…


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終わってみればメバル7匹+ガシラ107匹!!
トータル「114匹!!」の爆釣であった。

前回のガシラチャレンジの綺麗に倍でフィニッシュ。

うん、小生もやる時はやるのである



今回はスカリに活かしておいたので、生きているものは全てリリースし、弱っているもののみ持ち帰ったのでお土産はホンの少し。


ちなみに全て1~1.5gのジグヘッドでワームはなんでも釣れた。

というか、一緒に渡っておられた初心者集団の方々もエサ釣りで大爆釣。



うん?やはり小生の腕ではなくタイミングか?




さてここからは再びハマチ狙い………


これでハマチが釣れていたら最高だったのだが、そこまではボーズの神様が許してくれぬ。

見事にアタリもなく玉砕であった…。




ともあれ、今年も和田防のガシラは絶好調の気配。

ちょっと気が早いが秋の爆食いシーズンが楽しみである。



ちなみに……白灯付近であるが、もうすでに蚊が発生しておった…。
それもかなり強力なヤツが。


おそらく白灯下の水溜まりで涌いているのだと思うが、一度刺されると非常に痒いうえに腫れ上がるので難儀するのだ。

今回は耳たぶを刺されて、誇張なしに2倍くらいに腫れ上がった。
2時間もすれば痒みも腫れもおさまるのだが、鬱陶しいことこのうえない。

だいたい白灯~出っ張りの丁度真ん中あたりまで蚊が飛んでいるので、この付近に釣座を構える人は虫よけを持参されることを強く勧める。


いやぁ、大漁は魚だけでいいのだよ…。




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GW中は釣行できる時間がなかったはずの小生、よくよく考えてみたら5/2は実家への移動のみであり、その出発時間は15時頃を予定していた。


むむ、これは午前便ならば乗れるんじゃね?と思いつき、恐る恐る細君にお伺いをたてると意外や意外、「行ってよろしい」と大英断が出た。


ならば、と名田屋さんに予約を入れいそいそと用意である。
狙いはマダコとガシラで迷ったが、マダコは間違いなく満船であろう、この時期であればガシラはスカスカのはず、とガシラ狙いの方にした。


で、行ってみると冒頭の画像である。
まさかの満船。
しかも駐車場がいっぱいで遠くの駐車場になってしまったので小生が乗る頃にはミヨシというよりも舳先しか席が残っておらず足元にスペースがほとんどない席になってしもうた。



当日は子連れや夫婦連れ、若者グループなど初心者っぽい方々が2/3ほどを占めていたであろうか。
残りはある程度胴突きに慣れておられるような方である。

幸いなことにミヨシ側に経験者っぽい方々が固まって座っておられたのでお祭り地獄は回避できそうな気配。


しかし皆さんGWですよ?
もっと家族サービスやデートに合っている場所があるでしょうに。

などとブツブツいいながらも舳先の席で仕掛けをセットしながら船長からの合図を待つ。


当日は大潮前の中潮ながら、満潮から緩やかに干潮へ向かう潮。
特に出船後すぐの6時半頃に一番緩くなるので最初はいきなり大橋下かな、と思いきや
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いつもの松帆沖である。


ここで船長から「やってよ~」の合図。
で仕掛けを落としてみて気づいた。
こりゃマズい。2枚潮である。しかも下の方が相当速い。
ラインはそこまで傾いていないが、40号のオモリが底をゴロゴロ転がっているのが分かる。
見えている範囲のラインの傾きだけで判断すると間違いなくオモリの位置を見誤るはずである。


胴の間には初心者の方々、船の進行方向からその初心者の方々の仕掛けが我々の方に送り込まれてくる。

おそらく胴の間の方々は底が取れていないはずであるからどんどんラインを出される。
結果お祭り地獄…。

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釣りを開始して1時間半たった8時で、まさかの5匹…。


この間にお祭りで仕掛けを3セットロスト…。
むむむ、こりゃ仕掛けが足らんようになるぞ…。


その後しばらく大橋を挟んで両側の海域を行ったりきたりしていたがお祭りばかりでまともに釣りが出来ず、大きく移動。


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フィッシングマイコ沖から

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大蔵海岸沖を過ぎ、

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明石市役所裏も過ぎて

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なんと明石港も過ぎてしまう。

ここから先は小生には未体験ゾーンである。
もしかして林崎まで行ってしまうのであろうか。

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と思っていたら、明石川河口でストップ。
どうやらここで流すようである。


潮の流れは西から東に流れる上り潮。
水深は意外にも60m以上ある。
河口がすぐそこに見えるにも関わらずであるから、明石川沖はかなりの駆け上がりがあるのであろう。


この場所が大ヒットでひと流しごとに2匹3匹と連れてくる。
お隣の御仁などかなりの大型をダブルでかけておられ、型揃いでトータル25匹ほど釣られていた。


小生はと言えば、
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ご覧のとおりお寒い釣果。
わずか14匹であった。
ただ28cmが1匹混じったのが救い…。


底取りの難しい状況で初心者多数というなかなかハードルの高い状況であったが、これも乗合船の醍醐味。
こんな日でも釣られている方はいるもので竿頭は40匹だったそうな。


う~ん、近い内にリベンジせねば!!




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あまりに毎週のように釣りに行くものだから細君にこっぴどく叱られてしもうた。

この春から小3になって口が達者になってきた娘も細君に加勢するものだから、我が家のイニシアティブは完全に女性陣側にある。

その2人から「暫く釣りは禁止である」という小生にとっては死刑宣告に等しい言葉を申し渡された。


ここで漢なら「なにを!!」と反論のひとつもするのであろうが、残念ながら小生は我が家のチビワンコのごとくキャンキャンと吠えるのみだから女性陣は痛くもかゆくもない。
ちなみにチビワンコも女性であり、きゃつも細君側陣営である。



しょうがないのでこの週末は家で娘やワンコの相手をするフリをして針に糸を巻いたりしておった…。絶好の釣り日和というのになんともったいないことよ。


もうすぐGWの10連休。

10連休中は家族サービスだったり実家に帰ったりと行事が多数あるので釣りを滑り込ませる時間がない。
必然的にGW明けまで釣行はお預けである…。
う~ん…厳しいなぁ。



前回のブログからGW明けまで更新を怠るとなると生存確認をされてしまう可能性もあるので、とり急ぎ何かのネタでブログを更新しようとして思いついたのが今回のネタである。



小生のブログは神明間の電車釣行をメインとしているため、どうしてもメバル・ガシラの登場が多くなる。
マメやロリ、妊婦さんは当然リリースしているものの、22cmくらいになると基本的には持って帰って食す。

場合によっては20匹以上の釣果になることもあり、それをどう食べきるかが課題になったりするので色々な調理法を試すことになる。



そこで今回はメバル・ガシラをどう食しているか、を紹介していこう。

基本的に面倒なことが嫌いな細君であるので、出来る限り手間のかからない調理法になっておる。
ちなみに小生は料理ができぬので全て細君の手料理である。


①蒸す
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そのままである。
蒸すだけ。
味付けはなにもせぬ。
鱗をとって内蔵を処理したら、本当にただ蒸すだけである。
このままでも魚のストレートな旨味が出ていて美味であるが、物足りない御仁はポン酢などをさっとふりかけるとよかろう。
ちなみにこんな蒸し器で十分である。
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蒸し器がない場合は
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一人鍋用の土鍋にキャベツなどを厚めに引いて、若干の水とともに蒸してもOK。



②煮付け
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まんまである。
あまりにも有名な料理法であるのでここでは詳細を控える。
これも美味である。



③素揚げ
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小生はこれが一番好きかもしれん。
多めの油をフライパンに引いて、揚げるというよりも炒めるといった方が通じやすいか。
色がつくくらいに火を通してから塩コショウで出来上がり。
画像は上からポン酢をかけたものである。



④アクアパッツァ
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なんだか洋風な名前であるが、細君曰く、これが一番簡単らしい。
蒸したり揚げたりするだけの方が手間がかからんと思うのだが、細君が言うのだから間違いない。
小生は細君の言うことに諾々と従うのみである。
調理法は一般的なアクアパッツァと同じである。
クックパッド等をご参照あれ。


⑤唐揚げ
残念ながらポピュラー過ぎて画像を残しておらん。
細君曰く、一番面倒らしい。
主婦目線はどうやら一般の釣り人とは違うものらしい。



⑥刺身
残念ながら尺クラスを久しく釣っておらんのでそもそも食しておらん。
細君曰く、一番食べたい料理らしい。
主婦目線はどうやら釣り人の都合は考えてくれぬものらしい。



⑦わらしべ長者
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大漁だった場合の一番お手軽な消化方法はご近所に配ってしまうこと。
すると時折こんな高級魚に化けて返ってくることがある。
22~23cmほどのガシラを3匹ばかりお裾分けしたのであるが、翌週には30cmオーバーのキンメ3匹になった。
まさにわらしべ長者的料理法である。



さてさて、とりあえずの更新である。


ああ、こんな記事ではなくボーズでもいいから釣行記事を書きたいものよのぅ。


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今年もやってきましたこの季節!!

そう、垂水一文字の春の名物、メバル爆釣シーズンの到来である。



現時点での垂水一文字は基本的に週末にしか渡船営業をしていない関係で、必然的にメバルのストックは例年よりも多いはず。
小生のようなメバルから見放されたアングラーでも、通称「タルイチ」にさえ渡ってしまえばメバルさんは顔を見せてくれること請け合いなのである。


という訳で2019年4月13日、垂水港の船長丸に乗って垂水沖一文字に渡ってきた。
今回はメバルの引きを堪能すべく、夜から朝まで釣り続ける「通し」での渡堤。

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ちなみに今のところ最終便は16時、朝の一番船は7時なので、渡ってしまえば最後、15時間は陸に戻ることのできないドM垂涎の釣り場と化す。



当日は小潮回り。通常は大潮が良いと言われているメバルだが、タルイチに限って言えば大潮は少々厳しい。
メバルの食いがどうこうの前に潮が速すぎて釣りにならないのだ。
いつぞやの記事にも書いたが一旦潮が走り出すと100gのジグでも底が取れない速さ。
10gの間違いではない。「100g」で底が取れないのだ。


そんな潮が飛びまくるポイントに1gほどのジグで挑むなど狂気の沙汰である。


自分の実力をしっかり把握している小生は迷わず小潮回りに渡堤。
ゆっくりとした潮を相手にのんびり竿を振ることにする。



さて、渡ってすぐはまだ日が高いため穴釣りで暇を潰す。

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ここでもやっぱり安定なのは…

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そう、ガシラ君。

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ムラソイ君も顔を見せながら30分ほどで5匹ゲット。


うむ、今日はチョロい予感がするぞ。



さて日が暮れて明石大橋のイルミネーションが輝き出した頃、本格的にメバリング開始である。


15時間耐久ということで本日は2本のロッドを用意。

1本目、かつてはメインロッドとして活躍し和田防半夜のわずか3時間半でガシラ50匹以上の記録をたたき出したロッド…




である。

シマノのソアレBB。
おそらくこれの旧バージョンで初心者向け低価格帯ロッドではあるが本当によく釣れた。
ガシラだけなら1,000匹以上は間違いなく釣っているロッドである。
記事にしていないことも多いがメバルもそこそこ釣っているので愛着のある竿。



2本目はこちら。



これのワークスチューンというモデル。

現在のメインロッド。なんとトラウトロッドである。
メバリングロッドに比べると非常に細くて頼りないのだが、感知能力がズバ抜けており潮の流れやジグが海藻の上に乗った感覚まで手元に伝わってくる。
惜しむらくは胴にパワーがないため潜られやすいのだが、感覚の鋭さゆえに食った瞬間にリールを巻きあげることができるので思ったよりもバラしは少ない。
ちなみにこのロッドで29cmのガシラを4mの高さからブチ抜いていたこともあるので相当粘りのあるブランクスを持つ竿である。

和田防で使用した時のインプレは下記を参照のこと。








…………

……………………



蘊蓄はいいから早く釣行記事を書けよ、と思われている諸兄、小生が前文段階でこんなにタラタラと書いているパターンは…そう……。




まさかのメバル丸ボース!!!!!



いやぁ、ここまでメバルに見放されてるとは思わなんだが逆に清々しいもんである。



船長丸さんや垂水一文字愛好家の方々の名誉のためにあえて書いておくが、他の釣り人は釣れていた。

というよりもむしろ爆釣である。

そう「爆釣」なのである。



尺こそ見かけなかったが25~27cmクラスは普通に釣られていた。

「今日がメバリング初めてなんです」と言っていた御仁は小型は全部リリースでそれでもクーラーいっぱいにして帰られたし、「メバリング専門でやってます!」といった風体の御仁も「25cmくらいじゃスカリまで持っていくのが面倒なので全部リリースしてました」と言っていたぐらいの爆釣である。



それでは何故小生は釣れなかったのか。

世の中に好釣・爆釣の記事は数あれど、爆釣だらけの中で1人丸ボーズ記事はなかなか無いのではないか。
あえてそこを記事にするドM小生の神髄をご覧あれ。





ふぅ、やっと本編記事である。


タルイチは先にも書いたとおり潮との闘いになる。

ガシラなどは比較的どんな潮状況でも食ってくるが、タルイチというよりも明石界隈の沖堤メバルはある特定の状況でしか食いが立たない。


あまり詳しく書くと実際行かれた時に面白くないと思うのでキーワードだけ書いておくと

「反転」と「鏡」

である。


おそらく現場でずっと潮を見ていれば「なるほど」と思われるはず。



あとはタナとリーリングの早さを合わせるだけ、という本来は楽勝パターンなのであるが…。



いやぁ、トラウトロッドでは小潮でも太刀打ちできねぇや。
さすがタルイチ、小潮でも和田防の大潮レベルの流れである。メバルを掛けても手前のテトラに潜られて「プチン」。
和田防では潜られる前にブチ抜けるのであるが、さすが急流にもまれているメバル君達、潮の流れを味方に付ける術を知っているようである。

トラウトロッドをメインロッドにしたのは年が明けたばかりの頃であったから、タルイチデビューはこの日が初めて。いや、ここまで使いにくくなるとは思いもせなんだ。



それならばとソアレに持ち替えてバットのパワーでテトラから引き離してやろうとロッドを交換してポイントに戻る時に…



ステーンッ!! と盛大にこけてしもた…。
もう漫画のようなこけかたである。


中年になって「イテーッ!!」なんて大声を上げてしまったのは久しぶりである。

当日の夜中に悲鳴を上げていた中年は小生である。声を聴かれていた皆さまお騒がせしてすみません。



右手に持っていた活かしバッカンは無事であったが…左手に持っていたソアレの元ガイドが…ありえない向きにグニャリ…。


ついでにこけた瞬間に削れたのか、胴のあたりに大きな傷が入ったのと、継ぎ目の玉口付近に結構な割れが…。



一応ガイドを力業で元通りに捻じ曲げ、継ぎ目が少々グラついていたのでさらにティップ側を押し込んでなんとか固定するも…ダメだ…振り抜くたびに竿が抜けそうになるよ…使い物にならねぇ…。




そんなこんなで小生に残されたのはトラウトロッドと穴釣りロッドの2本…。



それでもなんとか

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ガシラ君を追加するも、掛けては潜られの繰り返しなので早々と納竿…。


上記画像でお分かりだろうか。
バックの明石大橋のイルミネーションがうっすらと写っている。
いうことはまだ24時前の出来事である。




賢明なる読者諸兄は覚えておられるだろう。


冒頭に書いたとおり今回は通し釣り…。

そう朝7時までは戻ることのできないドM釣り場なのだ。




周りは頻繁にロッドが曲がっており、あちらこちらで歓声があがっているのに…小生は朝の7時まで何もすることがない…。

いくらドMでもうらやましくてしょうがない。
しょうがないので持ってきていた簡易テントでふて寝である。



という訳で小生はメバルボーズ…。





垂水漁港に戻ったその足で行きましたともエイト玉津へ。

狙うはトラウトロッドのようにセンシティブでメバリングロッドのようにバットパワーがあるロッド。
そして願わくは財布にやさしい…。


買いましたともニューロッド。

しょうがないじゃないか、だっていくら貧乏アングラーだって竿がなけりゃ釣りが出来ないんだから。


という訳で近日中にデビューさせる予定なので紹介は次の機会に…。



それにしてもタルイチのメバル、周りは楽しそうだったなぁ…。



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2週続けて貧果に終わっている小生、この週末はなんとか大漁旗を掲げたいものよ、と思案。

小生が釣果を上げる自信がある魚と言えば、そうガシラ様しかいないのである。


とはいえ、事情があり釣行日の2019年4月7日朝から夕方までしか自由にできる時間がない。
こんな時に限って天気予報は昼から雨…。


雨が降れば和田防は船止めの可能性が高く、あのガシラマンションを攻めることが出来ぬ。


なればリタックルさんでいつもの明石沖1択になるのだが…。


むむむ、なんと最低出船人員に満たず出船予定がないというではないか。




こりゃ困った。
もう頭の中はガシラでいっぱいである。
先週まではメバルメバルと騒いでいたのに今週はガシラでいっぱい…ほんに釣り人とはしょうがない生き物よ。


と言う訳で探してみればあるもので、リタックルさんと同じ明石の「名田屋乗合船」さんが出船するとのこと。
リタックルさんより500円高いが、ええいままよッと予約を入れてしまった。
予約時に「冷凍エサはサービス」とのことだったので500円の差額はトントンと考えてもよかろう。

ちなみに「オモリは50号縛り」と聞いたのでリタックルさんでいつも使っているタックルそのままでよさそうである。



さて当日、指定の場所に行ってみると…

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ううん?この風景、見覚えがあるぞ…


なぁんだ、随分昔にタコ釣りでお世話になっていた船宿さんではないか。
かれこれ15年ほどは昔の話である。


名田屋さんの名前はとても有名なので当然知っていたのだが、あのタコ釣りの船宿さんとは思わなんだ。
当時は先輩方の背中にくっついていただけなので、どうも船宿さんの名前の記憶が薄い。小生の記憶力などこんなもんである。


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うん、確かに受付もこんな感じだった。
予約順に呼ばれて好きな席を確保するので集合時間には女将さんのそばに集まっておかなければならないシステムである。
ちなみに無料の冷凍エサもこの時に配られる。
ん?昔は船内で貰うか買うかしていたような気がするが…まぁいいか。


ちなみに小生は5番手。つまり予約を入れた順番が5番目だったということ。

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ありゃ、これも懐かしい船だぞ。
15年前と変わってないような…。
でも明石や林崎の船はみんなこんな形なので新しくなっていても区別がつかぬのかもしれん。


さてさて、席順だが、小生の1つ前の4番手が団体さん。
しかも5人組だったので胴~ミヨシ側を覚悟したのだが…

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なんと大ドモの一つ手前が空いていた。


団体さん達が初心者だったらしく、酔いにくくて船頭さんの指導を受けやすい胴の間を確保されたようである。
こりゃラッキー。幸先が良いではないか。


ちなみに名田屋さんの船は大きいので大ドモの席は船尾を正面にして構えられる。
なので今回の小生の席はリタックルの大ドモと変わらぬ配置である。



心の中でウヒャウヒャ喜びながら

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6時過ぎにいざ明石沖へと出船。


一番最初のポイントは

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なんと明石大橋の橋脚真下である。
それもスレスレ。

小生の席からチョイと投げれば橋脚に当たりそうな距離である。
大ドモのお客さんなら橋脚に沿って仕掛けを落とすこともできるのではないか。


ここは根が荒いことで有名な場所。
その分大型が釣れるのでここ1年で一番の集中力を見せる小生。


すると

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いやぁ、いきなり釣れたぞ! 28cmの結構な型である。


この最初のひと流しで

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スココ~ンと5匹確保。


うん、これはもはや大漁の予感しかせぬ。
もしや50匹の大台を超えるのではないか。


その後しばらくして潮が速くなり松帆の西寄りに移動。

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いつも船団ができているポイントよりも若干沖側である。


大漁かと思われた小生であるが、すんなりいかぬのが小生の釣り。

このポイントでお祭りが連続発生。

小生の右の人とお祭りしたかと思いきや、次は左の人とお祭り、挙句の果てには背中側の人とも祭ってしまった。
しまいには中乗りさんから要注意認定されて小生の背後に陣取られてしまう始末。


う~ん、おかしいぞ。

確かに結婚してからは波止釣りメインではあるが、昔は毎週のようにどこかの船に乗っていた小生である。
たまに祭ることはあっても立て続けに3回祭ることはない。


こういう時にまず疑うべきことは…そうオモリである。



中乗りさんにおそるおそる「50号ですよね」と聞いてみると
「…40号やで…」
「いや、予約の時に50号って…」
「それタチウオ狙いの号数や…」


なんじゃそりゃ!!


なるほど祭るはずである。
乗合船でしかも小生の腕であれば10号違えばまず祭る。


中乗りさんは気を使って小声で「50号でも大丈夫やで」と言ってくれるが、10号の差を埋められるだけの腕が小生にはない。


幸か不幸か家に50号があまりなく買いに行く暇もなかったため、予備のつもりで40号と10号を10個ずつ持ってきていた。足して50号だろうという乱暴な考え方であるが…
ああ、なんという幸運、おかげで40号に変更することができた。
危うく「ミヨシに移ります」と戦略的退却を行うところだったぞ。

ただ、当日は大潮明けの中潮、オモリが軽くなっているうえに六角オモリしかなかったため根掛かりの確率が上がる。
果たして10個で足りるだろうか。
※軽いオモリや六角オモリがなぜ根掛かりしやすいかの理屈はまたの機会に。



40号に落としてからは時々根掛かりでオモリを失いながらも再び快調に釣りあげる。


8:30の段階で
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ご覧のとおり。


さらに1時間半後は
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うほっ! 絶好調である。


この段階で20匹は超えておった。
周りを見る限りでは小生ともうお一人、団体さんとは逆側の胴の間真ん中で竿を出されていた方がほぼ同じ匹数で竿頭ペースだったのではないか。


まさか、久しぶりの名田屋さんで竿頭!?


なんだかリタックルさんでもこんな考えがよぎった気もするが…。


このパターンは後半失速するパターンでは…。




案の定である。


なぜだかまたもやお祭り多発である。
今度は先ほどのお祭りとはちょっと違う。


先ほどはオモリの号数が違う小生起点で起こっていたお祭りだが、今回はどうやら船内各所で起こっているようだ。


中乗りさんがあちらこちらへと走り回っておられる。



このお祭り騒ぎ+根掛かり多発ですっかり沈黙してしまった小生の竿。

自作の仕掛けを全て失ってしまったのである。
さらに予備でもっていた市販仕掛け3セット入り2袋も使い切ってしまい、予備の予備で持ってきていたアジビシ用のサビキまで投入する始末。
そりゃ釣れなくなってしまうはずだ。


ちなみに…お祭りの原因であるが、潮の速さや風で船の向きが安定せず祭っているのかと思っていたがそれだけではないように感じた。


どうやら2つの理由があって、ひとつは竿の固さ、もうひとつは仕掛けの沈下スピードだったように思う。


というのも、釣り人を注意深くみると柔らかい長めの竿を持っている人と硬くて短めの竿を持っている人に分かれていた。
もうひとつは電動リールと手巻きリールの違いによる仕掛けの沈下スピードの差。


小生は50号だと思っていたので固めの竿、かたや両隣の御仁は長めのおそらく30~40号負荷の竿のようだった。
試しに予備でもってきていた5~60号負荷というよく分からんが曲がりからするとおそらく30号適正の竿に変えると驚くほどお祭りが減った。

あと、名田屋さんは電動リール率が高い。
当然仕掛けの沈下スピードや巻き上げスピードは手巻きとは雲泥の差である。
水深が深いほどお祭り率が高かったのはこれが理由と思われる。


まだまだ検証が必要なので確たることは言えぬが、次回は色々竿を持ち込んで試してみよう。



さて、小生とデッドヒートを繰り広げ、勝手にライバル認定させていただいていた胴の間のお客さんは…さすがである、コンスタントに釣りあげておられた。
このお客さんもお祭り騒ぎに参加されていたはずだが、お祭りからの復帰が異様に早かったのと、集中力がすごかった。
ちなみに電動リール+固めの竿だったと思うが、直接お話していないので確たる情報ではない。


という訳でおそらく当日の竿頭はこの方だったはず。

う~ん、やはり上には上がいるなぁ。
小生も勉強せねば。



ん?釣果?

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24匹でフィニッシュ…。


蓋を開ければ通常通り…。

まぁ釣れただけ良しとしようじゃないか。



ちなみに名田屋さんは納竿の合図がかなり遅い。
リタックルさんではだいたい11時半までなのだが、なんだかんだで13時前まで釣らせてくれた。

あとで調べるとどうやら名田屋さんは沖上がりが12時を回るのが普通らしい。
となれば、名田屋さんとリタックルさんの船代500円の差を考えても名田屋さんの方がお得になる。


ただリタックルさんはショートロッドに手巻きメインのお客さんがほとんど。
片や名田屋さんは長めの竿に電動リールの方が多い。

小生のスタイルだとお祭りが少ないのはリタックルさん、でも釣行時間が長いのは名田屋さん…。

う~ん、次回はどちらに行こうか悩むなぁ…。


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