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いやぁ、毎度同じような画像で申し訳ない。


いつもと同じ神戸湾奥にタチウオ狙いばかりなのでどうしてもこうなってしまうのである。



ちなみに10/17の土曜日、若潮でほぼ無風、暖かい夜であった。

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釣果はご覧のとおり冒頭の画像と合わせてタチウオ3尾、サバは無数であった。


特筆すべきこともないので釣行報告はこれぐらいにしておこう。




今回の記事は、そんなタチウオ釣りに欠かせないエサを自前で用意してしまおう、という内容である。



タチウオのウキ釣り=キビナゴが定番というのは周知のとおり。

釣具店に行けば大小はもちろん色々な色に着色をされたキビナゴが売られている。

もちろんこれらを使えばいいのだが、どうしても保険をかけてしまい必要以上に買ってしまう。つまり毎回余らせてしまうのである。


この余ったキビナゴを次回も使えればいいのだが、一旦解凍してしまったキビナゴを冷凍し再び解凍して使おうとしても身崩れしてしまう。冷解凍によってエサの水分が膨張・収縮しエサの身を壊してしまうのが原因と思われる。
間違っていたらごめんなさい。


2本針仕掛けや平行仕掛けであればまだ使いようがあるが、目抜きの1本針仕掛けや腹側からの貫き仕掛けだと目も当てられない。
タチウオハンターの諸兄も経験のあることではないだろうか。



根が貧乏性な小生、このエサを無駄にするのがどうも気に入らないのである。



であればどうするか。



解凍しても身崩れしないエサを自前で作ればよいのである。



今回は、この「解凍して再冷凍しても身崩れしない」を主眼にタチウオエサを作ってみよう。

ついでにカワハギ用のアサリエサも作ってしまうという美味しい企画である。



簡単に言えば他のブログでもよく紹介されている「塩締め」であるが、それにひと工夫することによってタチウオエサもカワハギエサも効率よく使うことができるのだ。




それではまず材料から。


①塩サンマ

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画像は生サンマであるが、生サンマよりも塩サンマの方が3枚におろしやすい。
この時は価格の誘惑に負けただけである。
普通は塩サンマの方が安いし、そもそもエサにするので鮮度なぞ関係ない。



②業務用スーパーで売っている「むきあさり」

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カワハギエサにするには少々大粒であるが、使用時にカットするなどすればよいので特段問題ない。
この1袋でだいたい2釣行分。価格は確か400円前後であった。
「業務用スーパー」という名のスーパーで売っている。
この時期はいつも品薄状態になり、小生が買った日も在庫は3袋のみであった。



③塩とうまみ調味料

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こちらも業務用スーパーで売っている。
塩が58円というのは覚えているのだが、うまみ調味料は300円前後だったような…。


以上が必要になる材料である。

1回のエサ作りに必要なのは
①サンマ4尾
②むきあさり半袋
③塩1/5袋
④うま味調味料1/3袋
なのでだいたい630円程度。これでタチウオ2回、カワハギ2回の計4回をカバーできるのでざくっと計算すれば1回の釣行で158円程度のエサ代になる。
う~ん、安すぎて逆に心配になるな。



さていよいよクッキングレシピである。


①塩とうま味調味料を1:3の割合で混ぜる。

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うまみ調味料を混ぜる理由はアミノ酸を添加したいからである。

タチウオエサにも効果があるようであるが、ここでは主にカワハギエサに対する効果を狙っている。
あくまで「食いがよくなる気がするなー」程度の話なので、もっと安くあげたい御仁は塩だけでもよいと思われる。



②バットにクシャクシャにしたクッキングペーパーを敷き、その上にもう1枚クッキングペーパーを敷く。そして①をうっすらと撒く。

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白ばかりで分かりにくいがクッキングペーパーが薄っすらと隠れる程度に撒けばよろし。一番下のクシャクシャにしたクッキングペーパーは厚めにすべし。ビックリするぐらい水が出るので、その逃がし場所になる。


③まずはむきあさりを冷凍のまま並べていく。

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よく海水で解凍してから、というブログを見るがそれも正しいと思う。
ただ小生は「身崩れ防止」を主眼においておるので水につけての解凍はせず、塩締めしながらの解凍を行う。なので「冷凍のまま」で並べるのだ。


④さらに①を振りかける。

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⑤ ②~④を繰り返し、アサリをもう1段重ねる。

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⑥ここからはサンマの切り身の登場。①をクッキングペーパーに振りかけ、3枚におろしたサンマを短冊に気って並べる。

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⑦ ①を振りかけキッチンペーパーを敷き、さらにもう1段繰り返す。

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⑧キッチンペーパーで蓋をして冷蔵庫へ。

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要は1つのタッパーに下から「アサリ・アサリ・サンマ・サンマ」の4段重ねにするのだ。

塩とうま味調味料のおかげでエサから水分が抜け下部に溜まっていく。
つまり、下部のアサリには塩分・アミノ酸だけではなくサンマのうま味も添加することができるという貧乏アングラー垂涎の職人技なのである。



そして2日ほど寝かせたあとのアサリがこちら。

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ビックリするほどの水が出ている。このまま使ってもよいのだが、小生はもう少し固めの方がよいので

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さらに塩締めする。


ちなみにサンマの方は1回で十分なので

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このようにジップロックへ。

ちなみにこのジップロック、以前に紹介したIKEA製ではなくコストコで売っているものである。




IKEAの袋は厚くてサイズが豊富で便利なのに対し、コストコで売っているものは驚くほど薄い。
ただエサ用に使い捨てするのであればコストコのジップロックも有用である。単価は1枚2~3円ほど。



アサリはもう1晩おいて

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同じくジップロックへ移し、冷蔵庫ではなく冷凍庫へ。


ちなみにサンマ・アサリともにジップロックへと移す際塩を洗い流してはいけない。
この塩が凍結防止剤の役割を担い冷凍庫に入れてもサンマやアサリを凍らせずに保管することを可能にさせるのである。


凍らない=融けない=身崩れしない、の理屈なのであるが、そもそも塩締めによりエサの水分が適度に抜かれているため余計に身崩れしにくくなっているのだと思われる。


釣行して余ったエサは持ち帰って再度冷凍庫へ。
さらに再び釣り場に持って行っても、今のところ身崩れした経験はない。


実際に冒頭に載せたタチウオは、この再利用のサンマで釣っているので釣果にも影響はないように思う。


ちなみにサンマの切り身をキビナゴに変えても問題ない。
小生もスーパーにキビナゴが並ぶ季節は大量に作って冷凍庫をいっぱいにしてしまうため、細君に怒られるのが悩みの種である。