ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:シロイカ

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前回の投稿が3月2日だったので、なんとほぼ5か月ぶりの投稿。
皆さまお久しぶりでございます。


兵庫県に関しては何とか緊急事態宣言も解除されたのでようやく釣行再開。
コロナに振り回されるのはもうコリゴリ。
早くワクチン打ちたいぞ!!



という訳で再開一発目は鳥取沖のケンサキイカ。現地ではシロイカと呼ぶそうである。

3月くらいの時点で6月と7月に予約をとっていたのであるが、6月はコロナの影響で船の方からキャンセルのお達し。
7月になってようやく乗船OKのご連絡をいただいた。

いやぁ、船頭さんもかき入れ時だったろうにお気の毒です…。



事前の情報によると鳥取は潮が飛ぶことが多いらしく、通常のイカメタルでは太刀打ちできないそうな。

ではどうするかというと、「オモリグ」なる釣方で攻めるのだそうである。
よくよく聞いてみるとアオリイカの船釣りでティップランが流行る前にスタンダードだった「中オモリ」式の釣り方とほぼ同じ。

ちょっと違うのはアオリイカの方はオモリの上にリーダー、下にエダス?を結ぶのだが、オモリグはスナップ付きの三又サルカンでオモリを吊るすようなイメージである。
つまり中オモリのように専用のオモリを用意しなくても、ホゴオモリなどが流用できてしまう。

ちなみに当日に使ったオモリは40号。
潮がもっと飛ぶ日は50号以上を使う時もあるそうだ。

そりゃイカメタルでは対応できんねぇ。



という訳で釣行当日。

沖縄の方にドデカイ台風が居座っており、影響が鳥取近海まで影響が出て海上は少々荒れ模様。
天候不良で出船中止もあり得たが、当日12時になって「出船するよ~」のお達しでホッと胸をなでおろす。
とはいえ「波がワチャワチャしとるからノリが悪いかもよ~。しかもサイズが小さいわ~」とイヤな情報も。
う~ん、オモリグ初体験なのにいきなりハードルが高いじゃないか。


高速をスットばし、途中で鳥取の有名釣具店「まやま釣具」にて
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オススメエギを入手。

パッケージに「特別仕様」とあるが、何が特別かというと
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この背中のアワビシートが効くのだそうだ。

ちなみにカラーは「信号機」の3色が絶好調だそうだが、残念ながらイエローが欠品…。
仕方なく赤系・青系のみのでのチャレンジである。


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まやま釣具から数分で目指す「賀露港」に到着。
鳥取空港の真横である。


着いて船長に挨拶し、17時少し前に出港。
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17時と言ってもまだまだ日は高くものすごく暑い。
皆さん、半夜便でも熱中症対策は必須ですぞ。


波が高いということでスロー航行にて港を出ていく…が…
あれ、そんなに波が高くないぞ。

明石で強めに風が吹いている時の方がよっぽど揺れる。
こりゃ楽勝じゃ、と思っていたら、船頭さんが言う「ワチャワチャ」の理由が分かった。


ポイントに着くとイカリをおろし、所謂「カカリ釣り」状態になる。
するとたまに横波が来たときに船がローリングしながら揺れるんですな。


なるほどなるほど、これは明石では体験できない揺れ方である。
竿先を固定しにくいため、結果アタリを捉えにくくなるという訳。



イカリをおろした時点ではまだまだ明るく、当然ながら船のライトは点灯していない。
イカもベタ底に付いているらしいので、仕掛けを底に落としてネチネチと攻めると…。


意外や意外、船中で竿が曲がり始める。
しかも皆デカい!

船長、釣れるじゃないですか!!


「大ケン」と呼ばれる胴長40cmクラスはあがらないものの30cmクラスが結構まじってくるので非常に面白い。

小生も覚束ないアタリの取り方でなんとか釣りあげていく。


そのままアタリが途切れることなく
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明るいうちに20ハイほどゲット。


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ほどなくしてライトが点灯しゴールデンタイムに突入!!


さぁ釣るぞ!! と思いきや…
アタリを合わせるたびにラインが切れていく…。

PEやリーダー部分ではなく、エギを繋いでいるスナップの根本から切れている。
それが5、6回…。
貴重なエギがドンドン無くなっていくではないか~。


暫くして原因に思い至ったのだが、小生、オモリグ専用ロッドなど持ち合わせていないため、40~50号を背負えて先調子、できればスピニングということで



こちらの数世代前の竿を使用。
現行ロッドはどうか分からぬが、古いリーディングはベイトでもスピニングでも使えるようなガイドセッティングだったのだ。

普段、明石海峡付近のガシラ釣りで使用している竿であるが、どうやらコイツが原因だったようである。
つまり、胴が強すぎるのだ。

ケンサキイカの繊細なアタリは竿先に明確に出てくれるのであるが、それに即合わせすると胴のパワーにラインの結節強度が追い付かず「ブチッ」といってしまう訳である。

そりゃ110号まで対応できる竿では強すぎるわな~。


それに気づいてからはソフトな合わせでなんとかライントラブルを減らすことができたが、時はすでに遅し、オモリグ専用エギは全て海の中へ…。


予備で持ってきていたエギング用の「アオリーQ」の初代バージョンで何とか拾い釣りをすることができた。
※上記は現行ver.なのかな?小生が使ったのはオモリの形状が古めかしい四角のバージョンである。


オモリグ専用エギではないので、どうやら海中でローリングするらしくライン切れでは無くなったものの、今度はエダスに絡む事象が多発。
う~ん、これはこれで大変である。

お隣で釣っておられた御仁はオモリグ専用ロッドなのだろうか、ライントラブルなど一切なく入れノリ継続中。最後までロッドを曲げておられた。


小生の釣果は…
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沖漬けにした小さいのも合わせて39ハイ。

途中でライントラブルが無ければおそらく60ハイほどは行けていたように思う。


お隣の爆釣御仁は控えめに言って80ハイ、もしかしたら100ハイオーバーだったかもしれん。
エギを沈めてシャクればノッテいる、の繰り返しだったのでさぞかし面白かったであろう。

ちなみに御仁のエギは
コチラと、やっぱり「まやま釣具」のイエローでした。


ともあれ鳥取沖、しっかり準備していけばかなり面白い釣りが出来る。
出来れば専用ロッドが欲しいところであるが、今後は明石のジギングとタチウオが全盛期を迎えるし…。
いやぁ悩ましいなぁ…。


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釣果はほとんどをご近所に配って少しだけ食卓に。
身が厚くて甘くて絶品であった。






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貧果報告第二弾である。



前回なんの勉強もせずにイカメタルだけ買って飛び乗ったイカメタル船であるが、いやぁ、びっくりするぐらいの撃沈であった。


それでも4ハイ釣れたのだから、ちゃ~んと準備して誘い方も勉強していけばもっと釣れるのではないか、なんて安易な考えで宮津に向かったのが8/14。

17時過ぎ出船で宮津から1時間半ほどのロングラン。

なんだ、間人の方じゃないか。これならそっちの方の船に乗ればよかったと心では思ったが、こればっかりはその時のポイントがどこかによるので予約時点では賭けみたいなもの。
24時前に帰港と考えると、実釣は3時間ほどか。


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ポイント到着時はもう日暮れ。

なのでいきなり
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ライトのもとでの釣りである。


潮は比較的緩くて20号スッテで十分底がとれるほどであるが…


なんせ微妙なアタリがとれない。


気が付くと
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こんな有り様…。



アタリがとれないもんだからシャクッた時にたまたま抱き着いていたイカが掛かるのみなので、非常に効率の悪い釣りである。


そんな中でも小生の真後ろに陣取っておられたうら若き女性が…まさかの爆釣…。


小生が1匹掛ける間に4~5匹ほど釣っている時間帯もあったほど。



恥を忍んで
「レンジはどこですか?」
「スッテのカラーは?」
「誘い方は?」
と教えを乞い、その通りにするのだが…いやぁ、全くかなわなんだ。


見た目はほんとに華奢な若い女性なのである。
釣りなんかとは縁遠い、もっと華やかな場所が似合いそうな美人さんなのであるが…いやぁ見た目によらぬものよのう。
もう面白いくらいの差がついてしまい逆に清々しいぐらいであった。

ちなみに小生8匹、
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対して女性は30匹以上…。


その美人さん曰く、イカメタルは「道具」と「経験」なのだそうだ。

使われていたロッドをあとで調べてみると、イカメタル専用ロッドでなんとお値段5万円強…。
リールは8万円ほどのS社最高級リール…。

そんな道具でも最初はやっぱり貧果続きだったらしい。

それが何度も通ううちにアタリが分かり出して、アタリを出すための誘い方が分かり出して…という感じだったとか。



ああ、ダメだ…小生には道具を買うお金と日本海に通うための体力がないよ…。
さて、イカメタル…次回は小生にも釣れるようなスッテさえ落とせばだれでも釣れるような日までお預けになりそうだな…。


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刺身が美味であったのが救いである…。




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