ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として電車・自転車釣行をメインとしたブログです。でも最近は船釣りメインに移行気味!?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:テンヤ

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前々回ボーズだったくせに前回は指4.5本、111cmの大型タチウオをゲットして気をよくしていた小生、

 
小潮回りで朝から昼過ぎまで潮止まりなしという絶好日である2019年10月20日に再び名田屋さんに突入である。


数日前に大きな爪痕を残した台風19号が通過したばかりだったので正直海の状況が気にはなったが、前回の結果の方が前に出てしまい、行く前から釣れる気満々である。
もはやボーズになる可能性など微塵も感じず、細君には大漁だった時のご近所へのおすそ分けの段取りを頼んでいたほど。


さて、当日の朝6時、
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見慣れた明石浦の朝焼けを堪能しつつ、船は東を目指す。
波や風はほとんどなくものすごい釣り日和。
こりゃ予感どおり爆釣しそうですな。


ところがところが…。


いつも通りの須磨沖を目指すと思いきや…
「洲本まで行くんで1時間ほど走りますよ~」
とのアナウンス…。

へ!?
洲本ってあの洲本?
ずいぶん南じゃないか。


小生、自慢じゃないが明石からの出船ではガシラ釣りで東浦沖のちょっと南ぐらいまでしか行ったことがない。そこから先は未知の世界である。

というか、そこまで走るということは須磨沖では釣れんということか…。
ん、嫌な予感がするぞ。



船は快調に飛ばし、1時間ほどたった頃IMG_5839
船団ができているところでストップ。


ん?
ありゃ?
これは何故だか見たことがある景色…。

南を見ると、あれは友ケ島じゃないか。

カワハギ狙いかタイ狙いかは忘れたがものすごく昔に何度か来たポイント。
となると洲本沖というよりも加太沖と言った方が近いくらいだぞ。


う~ん、すごい遠征だな…。


しかも明石海峡近辺と違ってそこそこ強い風と波。
しかも上潮よりも底潮がだいぶ強い。
「水深100m」というアナウンスがあってもサミングしてオモリの落下速度を調整しないと140mほど平気で出ちゃう始末。


こりゃ困ったぞ、釣り辛いことこのうえなし。


まぁ、ここまで読まれた読者ならもうお分かりだと思うが…。

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釣果はこちらの1匹のみ…。

わずか指2本のお子様だけでした…。


前回に好調だった
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サンマ+背油は完全沈黙。
傷すら付かないままで終了と相成りました。


3回ほどイワシをボロボロにされたので小生がアタリを捉えきれなかったのが敗因と思われる。


他のお客さんはというと
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指5本、120cmオーバーをはじめ、ドラゴン級が数匹上がっていたとのこと。

ちゃんとツ抜けしている人もいるのだから、もうこれは腕の差である。


帰港までの間、う~ん、と考え込みながら船に揺られていたが、結論は「経験」。


これが世にいう「タチウオ沼」ってやつか。


さて次回の釣行は笑っているやら泣いているやら。

幽霊魚相手は掴みどころがねぇやな。



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今シーズンから始めたタチウオテンヤもすでに3回目。


初回こそ
 
中乗りさんのおかげで竿頭をゲットしたものの、
タチウオテンヤ初体験! いきなり1人で乗合船に乗って奇跡の竿頭!! in 須磨沖 純栄丸 
2回目は

台風の影響でアタリすら拾えず撃沈…。


初回の栄光をもう一度!とばかりに2019年10月6日、いつもの名田屋さんに出撃してきた。


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いつも満船の名田屋さんだが、この日はわずかに余裕があって、40人以上乗れる船に30人ほどの釣り人。
それでも2船出船だから名田屋さんだけで60人の人出である。
いやはや、タチウオもマダコ並みに人気のターゲットなんですな。


当日は久々に大船頭の船。
またあの口の悪さを聞けるかと思うと出船前からワクワクである。

↑大船頭についてはコチラにどうぞ。


この日はミヨシ側に10人ほどのジギンガー、トモ側にテンヤ組という変則釣座。
ちなみに小生の釣座はなんと大ドモから2番目。
タコやガシラとは違うのでトモ有利とは限らんと思うが、それでも気分が良いぞ。



6時頃に港を出船して
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須磨沖を目指す。



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朝焼けの中を疾走して到着したのは、須磨沖でも少し南に下ったあたり。
周りに船団ができていて水深は70mと少し。


ドキドキしながらテンヤを落とし、ゆっくりと巻き上げてくる。

ちなみに小生の誘い方引き出しにはダダ巻きとストップ&ゴーの2種しか入っておらぬ。
このツートップのみで船に乗ってるんだから我ながら大したもんだ。


この日の潮は非常に素直な潮で、表層だけ滑っている感じがするが、それを過ぎると底までまっすぐ落ちていく。
潮も小さいので非常に釣りやすいぞ。


ただ、釣りやすい=釣れる、ではないのが小生の悲しいところ。
底から30m付近まで2、3度ただ巻きで巻き上げるがアタリなし。
む、おかしいぞ。


その内、両隣のお客さんが次々にヒットさせる。

むむ、同じダダ巻きなのになぜ小生だけ釣れぬ?


よ~く見るとテンヤのヘッドの色が違うではないか。

小生は紫と白のストライプだが両隣の方はスタンダードな蛍光色。


急いで蛍光色に付け替えて降ろしてみると…なにやらモゾモゾ…。

それでもゆっくり巻いてくるとゴゴゴンッと竿先が舞い込む。

反射的に合わせて急いで巻き上げる。



何せ70mからの巻き上げである。
途中で何度も締めこまれるのが非常に楽しい。


いやぁ、これがタチウオの本来の引きか!

テンヤ初体験の時は二枚潮に対応するのが精いっぱいで引きを堪能する余裕なぞなかったが、タコエギともガシラとも違う、なんとも気持ちの良い引きではないか!!



なんとかかんとか水面に浮かせたのは
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いやぁ、来たよ! なんと指4本半!!

オカッパリではまず釣れないサイズなので当然のことながら小生の人生で一番の太さである。



お調子者の小生、一旦釣れれば続々釣れるものと信じて疑わぬ。


疑わぬものだから続けてただ巻きするがまたもや当たりがない。
当たりがないから2番手のストップ&ゴーを出場させるがまさかの無反応…。


ツートップが機能しなくなった小生、早々と打つ手がなくなってしまった。


ミヨシではジギング組が順調に釣果を伸ばしており、いいサイズのタチウオを連発させている。


大船頭がマイクで「普通はテンヤの方が釣れて『やっぱりエサの方が強いなぁ』なんて感想を言うもんやで。なんでルアーの方が釣れとんねん。エサ付けとんねんから早う釣りや!!」なんて大声で発破をかける。


と言われてもなぁ。
すでに引き出し全部開けてしもたからなぁ。
う~ん、こいつはどうしたものか…。


しょうがない、誘い方でどうしようもないならばエサを変えるまで。


そう、実は秘密兵器があったのである。


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お分かりだろうか、そう紫サンマと豚の背油である。


「いや、マダコじゃねぇんだから」と笑うなかれ、しっかりと釣れるのである。

某MAXさんのYouTube動画に出ていたこの組み合わせ、ちょうどタコエギで使った残りが冷凍庫にあったので持ってきていたのだ。


さて、コイツに付け替えて第一投…

ドンッ!!


ま、まさかのアタリである。

グリグリ巻き上げて船上に上げたのは指4本の良型!!


こいつがさらに2本!!


いやぁ、マジで釣れますぜ、サンマ+背油!!




とウハウハしていたのがいけないのか、急に波が高くなってきて当たりが遠のく。


またも大船頭が「ただ巻いとるだけじゃアカンで。死んだエサ付けとるんやから生きてるように見せんと!! ルアーの人の方がちゃんと動かしとるから、ようけ釣っとるで」と大声でアドバイス。

ちなみに大船頭、マイクで大声出すもんだから声が割れてしまううえにかなりの播州弁で非常に聞き取りづらい。
上記のセリフは「おそらくこんなことを言ってはるんやろう」的な感じで訳してある。
大船頭、間違えてたらごめんなさい。



ともあれ、大船頭の言うとおり、ジギングみたいにシャクリを入れて誘いあげる。ついでに蛍光ヘッドから紫ストライプのテンヤに変更、タチウオの目先を変えてやる。
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するとフワッとテンヤの重みが無くなるような当たり。
ほほう、これが「食い上げ」ってやつですか。
こういう場合はどうすりゃいいんだ?
分からないのでとりあえずアワセを入れてみるがあまり重みはない。
半信半疑で巻き上げたテンヤについていたのは残念ながらベルトサイズ。

こいつがもう1本釣れて、計6本で沖上がりとなった。

この日はタチウオキングバトルの予選も行なわれていて、スタッフさんに聞くとトップは19匹とか。
それも2人…。
やっぱりうまい人はうまいなぁ。



家に帰って釣果を並べてみると
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このサイズが並ぶと気持ちいい。


ちなみに長さは…
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なんと111cm!!


ふわぁ、メーターオーバーなんて人生初である!!

しかも誰の手も借りず自力で釣りあげた1匹だけに感慨もひとしお。
この冬はテンヤに嵌ってしまいそうな気配である。

ああ、でもジギングでもたくさん釣られていたからタチジギも面白そうだし…。

う~ん、やりたい釣りが目白押しだぞ。



ちなみに、「もしやドラゴンというやつでは!?」とドキドキしてしまったが、残念ながらドラゴンとは120cm以上を指すらしい。


111cmでもかなりの引きだったタチウオ、ああ、会ってみたいぞドラゴンさん!!




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下手の横好きで釣りブログなぞやっている小生であるが、釣り歴だけは長い。

そもそも一族郎党釣りバカばかりで釣りという文化には幼少から触れていたのだが、本格的に始めたのは学生のとき。
そこから数えるとかれこれ25年ほどの釣り歴になる。


その間、ボーズ・オデコ・タコるなんてことは数え切れぬほどあった。
ボーズ率が非常に高く、「ボーズの神様に愛された男」を自称していた時期もある。


それでも連続ボーズなんてことは数えるほどなのだ。
型が小さくても数が少なくてもどんなに下手糞でも、2回に1回は釣れるもの。


そんな小生、久しぶりに2連続ボーズを食らってしもうた…。
所謂「2タコ」である。
細君には呆れられ、娘には驚愕と蔑みの眼差しを向けられ、チビワンコにはワンワンと吠えられる…。

1回は不可抗力であるが、もう1回は完全に実力不足…。
自戒のためにも顛末を記しておこうと思う。



1回目は2019年9月22日、台風接近で海がザワつく中のタチウオテンヤである。

今回が2回目のタチウオテンヤ、前回と同じく純栄丸さんに乗ろうかとも考えたが

波が高すぎて軒並み欠航の気配がしていたので、波が高くても強気で出船する名田屋さんに予約。


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朝、船着きに行ってみると…ありゃ、人が少ねぇぞ。


こりゃ台風の余波でお客さんが少ないのかな?なんて思っていたのだが、
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なんのなんの、タチウオは2船満船。
ちなみに上の画像は当日開かれた「タチウオキングバトル予選」の席決め風景。
いつかは参加してみたいものよ、とチラチラみながらテンヤの準備。


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6時に出船して須磨沖を目指す。


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「意外と波は低いな」と思っていたのだが、明石大橋を越えた途端、今まで経験したことのないような大波…。



溜まらず引き返して今度は林崎沖を目指し…IMG_5716
かなり浅い水深を数回流す。

波が高く潮も複雑でオマツリ多発…。
小生もテンヤ1つとPE30mを失うもアタリなし。


そうこうしているうちに風が弱まり、再度須磨沖へアタックすることに。
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この風景、さっきも見たな。


須磨沖というよりも塩屋沖くらいでウロウロした後、無念の「帰るでぇ~」のアナウンス…。


9時半頃に沖上がり。
船上3時間半のうちテンヤをおろしていたのは1時間も無かったのではないか。


港に帰ると「次回無料券をお配りしてます!」と女将さんのアナウンス。


波が高い中3時間以上走り回って燃料代もバカにならないだろうに無料券の大盤振る舞い。

出船して仕掛けをおろしている時点で返金無しでも文句は言えないのだが、
さすが名田屋さん、次回ありがたく使わせていただきます。


という訳で2回目のタチウオテンヤはな~んにも出来ずに終了。
当然お土産なしのボーズである。




この次の週の9月29日、本来は知人のレジャーボートでノマセ釣りに挑戦する予定だったのだが、27日段階の天気予報では雨ということだったのであえなく中止。

ただ翌日には天気予報が変わり、河内渡船のオヤジも「渡せるよ」とのことだったので15時からの半夜の和田防に渡ることにした。
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西の赤灯に渡って青物&タチウオでウハウハのはずだったのだが…。


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青物は気配もなし。

う~ん、全く釣れる気がしねぇな。


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ならば、ということで少しだけ真ん中寄りに移動してタチウオ狙い。


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飛鳥Ⅱが出港していく様子を眺めながらウキが沈むのを待つ。



……
……………



沈まねぇなぁ…。



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もう小生の相手をしてくれるのはガシラしかいないのかしらん。



ガシラだけは爆釣でタチウオ仕掛けを手返ししながら、片手間の釣りで30匹は釣ったろうか。


でもガシラじゃねぇんだよ、ハマチとタチウオが見たいのよ。



とは言え魚の引きを味わいたくてガシラに浮気している間に最終の迎え…。


あえなく2連続ボーズとなりました…。



思えば

この時に釣り過ぎたのか…。



ともあれ、「3タコ」はなんとしてでも阻止したい小生。

ああ、でもボーズが怖くて釣りに行けやしねぇや…どうしよう…。




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新しい釣りを始めようと思って初めにぶつかる壁が道具の知識。

ネットを見れば先人達が色々な情報を提供してくれているが、そもそも玄人の情報なので初心者にとっての最低限必要な道具が分かりにくい。


今回はタチウオテンヤ未経験の小生が実際に乗合船に乗ってみて、「これは必要!!」「これはいらねぇんじゃね」という実際の体験談を披露したいと思う。



さて、先日、須磨の純栄丸さんで初めてのタチウオテンヤに挑戦した訳だが、

 悪運+中乗りさんのおかげで竿頭デビューすることができた。


タチウオテンヤの道具立ては非常にシンプルで、竿とリールとテンヤだけでタチウオを釣っていく。
極端にいうとその3つがあれば釣りは成立するのだが、そんな簡単な話であれば誰も苦労しない。
実際はそれぞれタチウオに合わせた道具がある。


実際に小生が使った竿とリールは以下の2セット。

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上島釣具の「弁慶SP太刀魚テンヤ」+シマノの「バルケッタBB」

こちらは専用竿+カウンター付きリール。
ともに数か月前からヤフオク・メルカリをチェックしまくり、格安にて手に入れた品である。


もう1セットは
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ハリミツ蛸墨族の「エギ蛸ライト」+アブの「オーシャンフィールド7」。
こちらは完全にタコエギまんまの流用である。



①竿
お金がある人は専用竿を買うべし。
そりゃもう「専用」と謳うぐらいなのだから誰が使っても最低限の仕事はしてくれるはずなのである。
しかし、「続けるかどうかわからん釣りにいきなり大金は無理」という御仁は代用竿でもOK。
上記のとおり「タコエギロッド」も使用したが問題なく釣ることができた。
というか、初心者の小生にとっては専用竿とタコエギロッドの違いがよく分からん。
もはやタコエギロッドに太刀魚と書かれていても全く気付かないレベルである。


もっと言うと40号程度のカワハギロッドでもタコは釣れるので

タコエギロッドでタチウオが釣れるのならカワハギロッドだって使えるはずなのである。たぶん…。

竿についてはそのレベルでもOK。
40号が背負えて、先調子寄りであればなんでも使えるのではないかと思う。

実際には「掛け調子」「乗せ調子」とか個人の好みとか色々あるらしいので、まずはタチウオテンヤを体験してみてから自分の好きな竿を購入するとよろしかろう。

長さについては船上での取り回しの都合があるので1.8~2mぐらいがベストではないかと思う。



②リール
もうこれは単純明快。
できることならば電動リール、最低でもカウンター付きが必要である。
そしてPE2号が200m以上巻けるキャパを備えたもの。

小生が純栄丸さんに乗った日は須磨沖水深60~70mのポイント。
船長の巻き上げ指示があった時はもちろんのこと、何かしら違和感があった場合は釣れていない時でもテンヤのチェックが必要になるため意外と巻き上げの頻度は高い。

1日に20回巻き上げたとして65m×20回=1,300m…キロオーバーである。
翌日は筋肉痛どころか若干手が震えて何かの中毒かと思われるほどにはなる。

アラフォーになり体力の限界を日々感じるお年頃、素直に電動リールのお世話になるべきレベル。

ではなぜ最低でもカウンター付きなのか。

まず、タコやガシラとは違い、船長の指示棚を攻める必要があるのと、2枚潮や大潮などで必要以上にラインが出ていることを正確な数値で把握するためである。

特に後者。

初心者ゆえにテンヤの動きを全く把握できない以上、ラインがどんな動きをしているかを予測できるのはラインの放出量を知る以外にない。
PEラインに付いた色で把握することもできるが、実際の釣りになるとそこばかり注視する訳にもいかず、なおかつどうしても10m単位の大雑把な把握しかできなくなってしまう。
(通常は10mおきに色が変わり、かつ1mごとに区切りが付いていることが多いと思うが、細かい区切りなど数えてられないのだ)

という訳で最低でもカウンター付き。

ラインについてはPE2号で問題ない。
というか、ガシラもタコもPE2号でいけるので明石界隈ではほぼ1年間通しで使えることになる。
あら経済的。
問題は長さである。

意外と多かったのが「高切れ」。

タコ釣りではペラにでも巻かれない限りは滅多に高切れなどしないが、タチウオが掛かったままオマツリした際に鋭い歯でスパッとやられてしまう。

また底ではなく中層を狙うだけに夏の2枚潮の影響を受けやすく、単純にオマツリの頻度が高い。

最悪100mほどはPEを失う準備をしておいた方が無難なのだ。


同じ理由でリーダーも太いものが必要。

小生の場合、タコ釣りはフロロ8号を使っていたが、タチウオの場合は引っ張り強度というよりも歯の鋭さ対策になるので14~16号あたりを使う。
8号の先に14~16号を足してもOK。
オカッパリでよく使うワイヤーリーダーはオマツリの際にPEを傷つけるため使用不可の船も多いので要注意。


もし電動ではなくカウンター付きで収めようとするならば



このあたりがオススメになる。
もしタコ釣りにも使うならよりドラグパワーがあるバルケッタが筆頭候補になるか。

タコ釣りではドラグ10kgオーバーもあるようなリールが主流であるが、正直オーバースペックと思う。
しっかりスプールの操作ができれば5~6kgのドラグパワーでも十分である。
タチウオについてももちろん問題なし。



③テンヤ
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これは初心者の場合はなんでもよろし。
釣具屋に所狭しと並んでいるので懐と相談してくだされ。

タコエギほどカラーバリエーションがある訳でもないので乗る船指定の号数であればOK。

個数は4つあればとりあえず大丈夫と思われる。

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小生は竿・リールと同じくヤフオクで中古を集めた。
30~50号が雑多に入っていたセットやオカッパリのタチウオ仕掛けセットにテンヤも入っているような何でもセットを落札し、純栄丸さん指定の40号だけ抜き出したら上記のような内容になった。

黒いヘッドが無かったので右上から2番目のダイワのテンヤのみ店舗で購入。

釣具屋でテンヤの値段を見ていると、ほとんどが500~700円程度。
な~んだ、意外とお安いのね、と思っていたら、ひとつだけとんでもないお値段のものが…


え、マジですか。
ハヤブサの船太刀魚テンヤTGというお品。
2個も持ってるじゃないですか…。

確か、ヤフオクでものの3,000円程度で落札したセットに入っていたテンヤなのに…まさかの2つで1万円超え…。

う~ん、ヤフオク、たまにお買い得すぎて怖いよ…。


とはいえ、この高級テンヤ、実際に使ってみると他のテンヤとシルエットが違いすぎて潮受けが変わってしまいオマツリの原因になるためキツい2枚潮の時には使えない。
乗合船では素直な潮の場合のみ使用可能といえそう。


ともあれ初心者は500円台のテンヤで十分。4つ買っても3,000円はしないはずである。



④エサ
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これは船宿によって違うと思うが、純栄丸さんでは10匹入りの冷凍イワシを2パック無料で配ってくれる。


小生は2パックで十分であったが、もう少し手返しが早い人やよく釣れている日は足らなくなる可能性もある。
追加は300円で購入可能だが、これも船宿さんによって違うので事前確認が必要。




さていかがであっただろうか。

読者諸兄が仮にタコやガシラ狙いの船釣りタックルを持っているとしたらタチウオテンヤのハードルはグッと低くなるはずである。

タコやガシラも楽しいが、タチウオもとても面白い狙い物。
少し買い足せば楽しめる釣りだから是非とも挑戦あれ。




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さて、小生の「いきなり乗合船に乗ってみた」シリーズの第3弾である。


ちなみに第1弾・第2弾はこちら。



 


前々からタチウオテンヤには興味があったのだが、なんせ電動リールが高すぎてまだ購入できていない。
4万円以上なんてお金はヒックリ返ってもないのである。
ヤフオクやメルカリをチェックはしているのだが、程度のよさそうなものが格安で出てこないのだ。

水深100mほどを狙うこともあると聞いていたから、さすがに手巻きでは厳しかろうし、巻き上げスピードが違いすぎて他のお客さんに迷惑もかかろうと思い二の足を踏んでいた。




マダコシーズンは自分の中では終了。
次の狙い物が定まるまではホームの沖堤で本来の釣りに戻ろうと考え、週末は通しで和田防に向かう予定だったのだが…なんと予報は風速7mの強風。

半夜であればなんとか踏ん張ろうか、というような風速であるが、通しで一晩中吹かれると堪ったもんじゃない強さである。


天候不順で中止=家でゆっくり、なんてことにはならないのが釣り人の悲しい性。
もう頭の中では釣りに行くつもりだったので急に予定が無くなっても困る。
困っているのは小生だけで釣行せずとも誰も困らないのであるが、行きたいものは行きたいのである。


他に何かないか、と色々な情報を集めていると、どうやら須磨沖のタチウオが好調で、しかも水深60mほどの浅場で釣れているという。

水深60mであれば松帆沖周辺のガシラ狙いとほぼ変わらない水深。
それならなんとか手巻きでも対応できるであろう。

ダメ元で電話してみた須磨の純栄丸さんが「1人だけなら乗れるよ~」という回答。
う~ん、まるでパズルのピースがパチパチとはまっていく感覚。
どんどんタチウオへと誘われていく小生。


ここまで条件が揃うなら行かねばなるまい!と自分に言い訳し、いきなりではあるがタチウオテンヤに挑戦することと相成った。


ちなみに竿などの道具がどこまで流用できたかの報告は次回に譲る。
今回はあくまで「タチウオテンヤ初体験で乗合船に乗るとどうなるか」のみ披露させていただくとしよう。


2019年8月25日、純栄丸さんが出船する須磨海岸に向かった小生、勝手に須磨漁港から出船するもんだとばかり思っておったが、実際行ってみると須磨の赤灯前から出船するというではないか。


どういうことだろう、と思いながらも現場に行くと謎は氷塊した。
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須磨のシーパルがある交差点を海側に入り、突き当りのゲートを抜ける時にゲートを操作してくれる人から番号札をもらう。ちなみに小生は18番。
ゲートを抜けてすぐ横が駐車場と受付。

上記画像の中央少し左寄りの自販機前が受付である。
愛想がよくて美人な女将さん?がいらっしゃるのですぐに分かるはず。
この美人女将に料金を支払う。


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その後、受付前に停車している軽トラに竿以外の荷物を積み込んで待機。


やがて軽トラが動きだし釣り人が竿を持ってゾロゾロと着いていく。
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「どこまで行くんだろう?」と思う暇もなく、目の前の波止でストップ。
どうやらこの小波止に船が着くらしい。

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しばらくするとこの通り船がやってくる。
この後、ゲートで渡された札の順番で乗り込む=釣座を決める、ということらしい。

ということは釣座は早い者順ということだが、18番というのはどれくらいの順番か、というと……小生が最後か?と思うぐらい遅い呼び出し順である。
後で聞いたら5:30集合で早い人は4時くらいから待っているらしい。
いやぁ、ご苦労様です…。


まぁ、超初心者なので良い席に座ったところで何もできぬ。
今回は勉強させてもらうつもりなのでどこの席だって同じなのだ。


早く埋まる席を見ていると、やはり大ドモから埋まっていく。
ということはトモ有利のドテラ流し?と思いきや、次はミヨシが埋まる。
??いったいどういうことだろう。
で小生が座ったのは残り物の左舷トモから3席目。
ガシラやタコであればそこそこ良い席である。
最後の人が小生の右隣りに入ったということはドテラ流しではないということか。


と色々考えているといよいよ出航。
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須磨一文字の間を抜けて

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朝焼けの中を疾走する。


ポイントは20分ほど走った場所。
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いわゆる「須磨沖」というやつである。西には明石大橋が見え、若干目を左に向けると淡路島の東浦が見える。


水深は70m弱。

船長さんの「やってよー。底から50mぐらいまで巻き上げて」とのアナウンスでテンヤを投入。


全くもって勝手が分からぬ。
よく考えたら、ここ最近、船釣りではガシラやらタコやら底物ばかりの釣りをしていたので、中層に浮いている魚の釣り方をすっかり忘れておる。
横目で悟られぬように両隣の御仁の挙動を盗み見てとりあえず真似てみる。

底まで落として、そのまま…えっそのまま?
いや、船長は巻き上げろと…あれ?聞き間違い?

なんて思っていたら、両隣ともに電動リールの自動巻き上げで巻き上げておられる。
それも超微速である。

なるほど、スローに一定で巻けばいいのか、と思っていたら左の方にいきなりヒット。
上がってきたのは陸から釣るサイズと明らかに異なるブットいタチウオ。


小生にも可能性があるぞ!!と稀にしかみせない集中力でリールを巻きあげる。


途中でなんだかコツコツと違和感。
?どうすりゃいいんだ?これがアタリなのか?合わせりゃいいのか?タイラバみたく巻き合わせなのか?

?マークをいっぱい出しながらも竿がそれ以上重くならないので30m付近まで巻き上げてくる。
う~ん、どうやら気のせいだったみたいだ。

船長の指示ダナは底~50mなので水面まで巻き上げずにそのまま底に落とす。

それを3回ぐらい繰り返した時に船長から「上げてよ~」のアナウンス。

水面までテンヤを巻き上げてくると
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えっ!?まさかのタチウオ!!


どうやら最初の違和感で掛かっていたらしく、その後も律儀にテンヤと一緒に上がり下がりしていたらしい。

陸から釣るにしても小さいベルトサイズだったので、小生の拙い腕では掛かっていることが分からなかったようだ。


それでも小生初のテンヤでのタチウオである。
型の大小関係なく単純に嬉しい。



次のポイントも同じような水深で、ウキウキしながら同じように巻き上げてみる。
が、今度は違和感がない。

5度ほど底を取りなおしたところで「上げてよ~」のアナウンス。

周りの電動リールがギューンと唸るなか、負けじと必死にリールを巻き上げる。


すると30m付近でドンッといきなりきた。

え?指示ダナでもないし、高速リーリング中だし…ボラか何かに引っ掛けた?なんて思っていたら、
まさかのタチウオである。
しかも指4本のナイスサイズ!!


ありゃ、こんなこともあるんだねぇ…ビギナーズラックって怖い…。


そんなこんなで一流しごとに1匹ずつ釣れていき、2時間後には
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なんと6匹も釣れてしまった。


ただ、こんなうまい話が続く訳もなくこの後暫く釣れない時間が続く。

だんだんと底が取りにくくなり、船長指示の水深よりも多めにラインが出ていく。
時たまオマツリしてしまうのだが、決まって右側の釣座の人とオマツリしてしまう。
ラインは左に流れて行くのにオマツリは右の人…2枚潮か!!


うわぁ、初心者には厳しいシチュエーションである。
そもそもテンヤが水中でどんな動きをしているのか分からぬ。
むむむ、こりゃどうすりゃいいんじゃ!?と戸惑いまくっていると…


「兄ちゃん、そんな小学生みたいな釣り方やったらアカンで!!」となんだか強面のオジサンが後ろに。

「うわぁ、ごめんなさい!!初めてのクセに調子乗ってすみません!!!!」と心の中で叫んでいると、小生の後ろから手を回し、竿を一緒に持って「こうやるんや」と耳元で囁かれる。

あら、恥ずかしい、そんなことされるとキュンとしちゃうじゃない…なんてご婦人なら思われるのであろうが、こちとらアラフォーのオッサンである。
オッサンがオッサンに背後から抱き着かれている構図というのは傍から見たらさぞかし気持ち悪いものであったろう。


この強面のオジサン、どうやら中乗りさんのようで、小生のヘナチョコぶりを見るに見かねて教えてくれようとしているらしい。


こっから先はもう軍曹と三等兵の関係である。

「今、上潮はどっちや!?」
「西から東であります!!」
「底潮はどっちや!?」
「東から西であります!!」
「やったら竿先がそんなに上でどうすんねん!!こうやってラインが張るまでクラッチ切らない!!」
「イエッサー!!」
「ラインが張ったらライン補正できた証拠や!クラッチ切って!!」
「サー!イエッサー!!!」

ホントにこんな感じですごい勢いで教えてくれる。


小生、どうやら強面で語気が荒い御仁の目に掛かってしまう体質らしい。
名田屋の大船頭といい純栄丸の中乗りさんといい、いやぁ、うれしいやら悲しいやら。
ホントに自分がドMで良かったよ。


でもこの中乗りさん、名田屋の大船頭と同じでなんとか釣らせようとしてくれているのがすごく良く分かる。
それも「こうなるからこうする」というような理屈を順序立てて説明してくれるのでとても分かりやすいのだ。

中乗りさんなので小生に付きっ切りという訳ではないのだが、時間がある限り小生の後ろについて教えてくれる。

おかげで酷い2枚潮で周りの方が釣れていない中、なんと3匹も追加することができた。


で、終わってみると初体験で9匹!!
初めてで9匹も釣れたら御の字だ、とホクホクしていたら
「兄ちゃん9匹か、トップやで!!」
と中乗りさんが笑いながら教えてくれた。

え…トップってどういうこと!?

マジッすか!!? まさかの竿頭!!!!


もう完全に中乗りさんのお陰である。
小生1人では絶対に釣れない数であった。


家に帰って長さを測ってみると
IMG_5570
一番大きいのでピッタリ90cm。

太さは
IMG_5572
指4本。
うん、納得のサイズである。


今回、初めての釣りに挑戦した訳であるが、2枚潮や大潮の激流でもない限り、比較的取っ掛かり安い釣りではある、と感じた。

ただ特殊な状況になった場合は途端に太刀打ちできなくなってしまう。
釣れないだけならまだしも、オマツリの原因になったりして周りのお客さんに迷惑をかけてしまう可能性があるので要注意。
そういう時は素直に船頭さんや中乗りさんに助けを乞うのが得策である。


悪運強くビギナーズラックと中乗りさんのおかげで竿頭になってしまった小生、こりゃ通って勉強せねばなるまいに。

となってくると電動リールが…。

当面の攻略対象はタチウオではなく細君になりそうである。




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