ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:メバル

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いやぁ、さすが小生である。
もう笑いが止まらんくらいの大爆釣である。

ガシラを釣らせれば天下一品と自負しておったが、まさかここまでとは。
我ながら大したもんである。


なんと「ガシラ107匹」の大爆釣!!



何を投げても簡単に釣れてしまうので、もしや小生の腕ではなく単純に運が良かっただけではないか、たまたまタイミングがあっただけで誰でも釣れたのではないか、と客観的意見も頭に浮かんだが、あくまで小生の腕のなせる業と思い込むことにしよう。





6月と言えば和田防の通し釣りが始まる。



このところ船釣りの記事ばかりだし、久しぶりにガシラやメバルに遊んでもらおうと、2019年6月1日の17時便で和田防に渡ってきた。


渡してもらう渡船は
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もちろん河内渡船。

7防や8防は摩耶から出る渡船に乗るが、和田防へは河内渡船が一番近くて便利なのだ。



河内渡船の通し便は17時渡しもしくは20時45分の最終便で渡堤し、翌日の始発便で帰ることになる。
始発便は平日は6時だが土日祝は5時なので気を付けるべし。



今回はなんとハマチが好調とのことで夕マズメと朝マズメはジグで青物を狙い、日が落ちている間はメバリング・ガシリングで楽しもうという2段構え。



という訳で
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一路ガシラの聖地へ。

海上わずか10分程度の船旅である。




17時過ぎ、和田防にあがるとなんと白灯が空いておる。いつもなら青物やタチウオの情報が出回ればたちまち人でいっぱいになる白灯なのに、一体これはどうしたことか。


しめしめと白灯に荷物を置き、まずはハマチ狙いで40gのジグをブン投げる。

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向かいの新波止先端でも同じようにルアーを投げておられる。


見ているとその御仁がヒット。

うん?なんかおかしいぞ?

あれ、20cmぐらいしかない。サバかなんかがヒットしたのであろう。


ともあれ魚が掛かるのをみれば俄然やる気が出てくる。


繰り返し投げているとガツンと衝撃!!…と言いたいところだが、カツン程度の小さなアタリ。

そして途中でバレてしまう…こんなことが3~4回…。


こちらもサバであろうか?


白灯反対側で同じように投げておられた人がキャッチ。
見せてもらうと…25cmほどのツバスである。

なんと可愛い。

さっきからアタックしてきていたのはコイツか。


う~ん、コイツを釣るつもりはないのでそのまま大きめのジグを投げ倒したが、残念ながら日没終了。
朝マズメに期待である。




さてここからは2つ目のお楽しみ。
ガシリング&メバリングである。

事前情報ではメバルは不調とのことだったのでガシリングメインに組み立て、状況によってはメバル狙いも織り交ぜていくことにしよう。



昨年末、実は和田防でガシラを爆釣している小生、


今回は夢よもう一度、と数釣りチャレンジを行うことにした。


前回は17~21時までの半夜で57匹であったが、今回は日没19時から夜明け4時までの9時間チャレンジ。
単純計算で倍以上にはならなければならん。
う~ん、3ケタか、さすがに無理っぽいぞ…とこの時点では思っていたのだが…。



まずは内向きで第一投。

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ありゃ、いきなり釣れちまったよ。


サイズは小さいものの、その後も一投ごとに釣れてくる。


ジグヘッドが底まで沈まないな、と思えば

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犯人はこちら。


うん?狙ってないのに釣れてしまったぞ。


その後も
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メバル混じりで釣れ続け、

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わずか1時間ほどでこのとおり。

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深夜1時には当日最大24cmのメバル君。

続けて
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こちらも当日最大のガシラ。
ガシラ君は大きくてもこのくらい。


その後も
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途切れなく釣れ続け…


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終わってみればメバル7匹+ガシラ107匹!!
トータル「114匹!!」の爆釣であった。

前回のガシラチャレンジの綺麗に倍でフィニッシュ。

うん、小生もやる時はやるのである



今回はスカリに活かしておいたので、生きているものは全てリリースし、弱っているもののみ持ち帰ったのでお土産はホンの少し。


ちなみに全て1~1.5gのジグヘッドでワームはなんでも釣れた。

というか、一緒に渡っておられた初心者集団の方々もエサ釣りで大爆釣。



うん?やはり小生の腕ではなくタイミングか?




さてここからは再びハマチ狙い………


これでハマチが釣れていたら最高だったのだが、そこまではボーズの神様が許してくれぬ。

見事にアタリもなく玉砕であった…。




ともあれ、今年も和田防のガシラは絶好調の気配。

ちょっと気が早いが秋の爆食いシーズンが楽しみである。



ちなみに……白灯付近であるが、もうすでに蚊が発生しておった…。
それもかなり強力なヤツが。


おそらく白灯下の水溜まりで涌いているのだと思うが、一度刺されると非常に痒いうえに腫れ上がるので難儀するのだ。

今回は耳たぶを刺されて、誇張なしに2倍くらいに腫れ上がった。
2時間もすれば痒みも腫れもおさまるのだが、鬱陶しいことこのうえない。

だいたい白灯~出っ張りの丁度真ん中あたりまで蚊が飛んでいるので、この付近に釣座を構える人は虫よけを持参されることを強く勧める。


いやぁ、大漁は魚だけでいいのだよ…。




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前回に引き続き釣行記事を書けぬ。

とは言ってもブログを更新しないと読者諸兄に申し訳ないので、今回もこのような記事でお茶を濁すとする。



ある場所でちょいと面白い本を見つけた。
冒頭画像のムックで「週刊釣りサンデー 別冊魚シリーズ6 メバル アイナメのすべて」である。


「週刊釣りサンデー」、オジサンと呼ばれる年齢の諸兄には懐かしい名前ではなかろうか。
その別冊で昭和57年の年末に出された。なんと35年ほど前である。
通巻番号が載っていないので雑誌ではなく書籍として発刊されたものであろうか。


釣りサンデーと言えば阪神さんが司会のビッグフィッシングで今なおご活躍のご意見番、今井浩次さんが編集局長をされていた雑誌である。
確か、廣済堂に雑誌名称が売られてその後休刊になったような気が。今も続いているのであろうか。

そういえば、ビッグフィッシングの情報提供って元々は釣りサンデーだったような。今は釣場速報に変わっている。時代は移り変わるものですな。


ともあれ、冒頭の書籍は株式会社釣りサンデー時代のものである。



この雑誌の何が面白いって、この35年間の釣りの変遷が分かって面白いのだ。


まず表紙をめくると…
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オリムピックと宇崎日進の広告が躍る。

現在の釣り雑誌ではありえない広告順位である。
オリムピックがこんなにメジャーメーカーとして広告を出していたことが懐かしいし、宇崎日進のチヌ竿などまるでヘラ竿のような持ち手である。


モノクロページにも面白い広告があり、
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ダイコーのリール。
えっリール!?

小生、ダイコーのロッドが好きで数本所持していたのだが、リールを作られていたとは知らなんだ。
というか竿以外でダイコーのマークを見たことないぞ。
ちなみにこのダイコーから独立された方が作ったのがメジャークラフトである。
ダイコーの技術がきっちり受け継がれているのはうれしい限り。



カラーページに入って、
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右ページ、なんとメバルの手釣りである。

特に特殊な釣りだという表記もないので、この頃はごく一般的な釣法だったのであろう。


もしかしたら明石のマダコや和歌山のマダイやイサギの手釣りも激レアな釣法になっていくのであろうか。


さて次のページをめくると…
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少し見にくいが、画像右下に(神戸第7防波堤)とある。


ん?もしかして7防のことか?
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これも分かりにくくて申し訳ないが、現在の7防は沖側が上の画像のとおり高い壁になっている。

今でも満潮になれば低い方は水没するような波止ではあるが、昔は全くのフラットだったんですな。




でもでも…
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和田防はこのとおり、35年前から変わりません。
しっかり河内渡船さんも載っております。


でも、よく考えたら高速が通れば変わっちまうなぁ。
う~ん、どうなるんだろう。



さて記事面に突入していきなり…
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「専用竿ない」とのビックリ見出し。


現在では皆さんご存知の通り、船竿であれば3m前後のインナーロッド、波止釣りでもメバル専用の振出、ノベ竿、ルアーロッドと「専用」でも多種多彩である。


「専用竿はない」ということは当時はメバルを釣りの対象魚と見ていなかったということなのだろうか?
もしや外道ランクの位置づけ…だったとすればメバルさんも出世されたもの。
小生も出世したいぞ。

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このとおり、がまかつでさえもメバル専門書に「がまメバル」を載せず万能竿を載せるところをみると、本気で専用竿が無かったことがうかがえる。



さてそんなオモシロ書籍の裏表紙は…

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いやいや、車を変えたらメバルが鈴なりならとっくに変えてるって。


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あまりに毎週のように釣りに行くものだから細君にこっぴどく叱られてしもうた。

この春から小3になって口が達者になってきた娘も細君に加勢するものだから、我が家のイニシアティブは完全に女性陣側にある。

その2人から「暫く釣りは禁止である」という小生にとっては死刑宣告に等しい言葉を申し渡された。


ここで漢なら「なにを!!」と反論のひとつもするのであろうが、残念ながら小生は我が家のチビワンコのごとくキャンキャンと吠えるのみだから女性陣は痛くもかゆくもない。
ちなみにチビワンコも女性であり、きゃつも細君側陣営である。



しょうがないのでこの週末は家で娘やワンコの相手をするフリをして針に糸を巻いたりしておった…。絶好の釣り日和というのになんともったいないことよ。


もうすぐGWの10連休。

10連休中は家族サービスだったり実家に帰ったりと行事が多数あるので釣りを滑り込ませる時間がない。
必然的にGW明けまで釣行はお預けである…。
う~ん…厳しいなぁ。



前回のブログからGW明けまで更新を怠るとなると生存確認をされてしまう可能性もあるので、とり急ぎ何かのネタでブログを更新しようとして思いついたのが今回のネタである。



小生のブログは神明間の電車釣行をメインとしているため、どうしてもメバル・ガシラの登場が多くなる。
マメやロリ、妊婦さんは当然リリースしているものの、22cmくらいになると基本的には持って帰って食す。

場合によっては20匹以上の釣果になることもあり、それをどう食べきるかが課題になったりするので色々な調理法を試すことになる。



そこで今回はメバル・ガシラをどう食しているか、を紹介していこう。

基本的に面倒なことが嫌いな細君であるので、出来る限り手間のかからない調理法になっておる。
ちなみに小生は料理ができぬので全て細君の手料理である。


①蒸す
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そのままである。
蒸すだけ。
味付けはなにもせぬ。
鱗をとって内蔵を処理したら、本当にただ蒸すだけである。
このままでも魚のストレートな旨味が出ていて美味であるが、物足りない御仁はポン酢などをさっとふりかけるとよかろう。
ちなみにこんな蒸し器で十分である。
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蒸し器がない場合は
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一人鍋用の土鍋にキャベツなどを厚めに引いて、若干の水とともに蒸してもOK。



②煮付け
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まんまである。
あまりにも有名な料理法であるのでここでは詳細を控える。
これも美味である。



③素揚げ
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小生はこれが一番好きかもしれん。
多めの油をフライパンに引いて、揚げるというよりも炒めるといった方が通じやすいか。
色がつくくらいに火を通してから塩コショウで出来上がり。
画像は上からポン酢をかけたものである。



④アクアパッツァ
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なんだか洋風な名前であるが、細君曰く、これが一番簡単らしい。
蒸したり揚げたりするだけの方が手間がかからんと思うのだが、細君が言うのだから間違いない。
小生は細君の言うことに諾々と従うのみである。
調理法は一般的なアクアパッツァと同じである。
クックパッド等をご参照あれ。


⑤唐揚げ
残念ながらポピュラー過ぎて画像を残しておらん。
細君曰く、一番面倒らしい。
主婦目線はどうやら一般の釣り人とは違うものらしい。



⑥刺身
残念ながら尺クラスを久しく釣っておらんのでそもそも食しておらん。
細君曰く、一番食べたい料理らしい。
主婦目線はどうやら釣り人の都合は考えてくれぬものらしい。



⑦わらしべ長者
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大漁だった場合の一番お手軽な消化方法はご近所に配ってしまうこと。
すると時折こんな高級魚に化けて返ってくることがある。
22~23cmほどのガシラを3匹ばかりお裾分けしたのであるが、翌週には30cmオーバーのキンメ3匹になった。
まさにわらしべ長者的料理法である。



さてさて、とりあえずの更新である。


ああ、こんな記事ではなくボーズでもいいから釣行記事を書きたいものよのぅ。


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今年もやってきましたこの季節!!

そう、垂水一文字の春の名物、メバル爆釣シーズンの到来である。



現時点での垂水一文字は基本的に週末にしか渡船営業をしていない関係で、必然的にメバルのストックは例年よりも多いはず。
小生のようなメバルから見放されたアングラーでも、通称「タルイチ」にさえ渡ってしまえばメバルさんは顔を見せてくれること請け合いなのである。


という訳で2019年4月13日、垂水港の船長丸に乗って垂水沖一文字に渡ってきた。
今回はメバルの引きを堪能すべく、夜から朝まで釣り続ける「通し」での渡堤。

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ちなみに今のところ最終便は16時、朝の一番船は7時なので、渡ってしまえば最後、15時間は陸に戻ることのできないドM垂涎の釣り場と化す。



当日は小潮回り。通常は大潮が良いと言われているメバルだが、タルイチに限って言えば大潮は少々厳しい。
メバルの食いがどうこうの前に潮が速すぎて釣りにならないのだ。
いつぞやの記事にも書いたが一旦潮が走り出すと100gのジグでも底が取れない速さ。
10gの間違いではない。「100g」で底が取れないのだ。


そんな潮が飛びまくるポイントに1gほどのジグで挑むなど狂気の沙汰である。


自分の実力をしっかり把握している小生は迷わず小潮回りに渡堤。
ゆっくりとした潮を相手にのんびり竿を振ることにする。



さて、渡ってすぐはまだ日が高いため穴釣りで暇を潰す。

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ここでもやっぱり安定なのは…

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そう、ガシラ君。

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ムラソイ君も顔を見せながら30分ほどで5匹ゲット。


うむ、今日はチョロい予感がするぞ。



さて日が暮れて明石大橋のイルミネーションが輝き出した頃、本格的にメバリング開始である。


15時間耐久ということで本日は2本のロッドを用意。

1本目、かつてはメインロッドとして活躍し和田防半夜のわずか3時間半でガシラ50匹以上の記録をたたき出したロッド…




である。

シマノのソアレBB。
おそらくこれの旧バージョンで初心者向け低価格帯ロッドではあるが本当によく釣れた。
ガシラだけなら1,000匹以上は間違いなく釣っているロッドである。
記事にしていないことも多いがメバルもそこそこ釣っているので愛着のある竿。



2本目はこちら。



これのワークスチューンというモデル。

現在のメインロッド。なんとトラウトロッドである。
メバリングロッドに比べると非常に細くて頼りないのだが、感知能力がズバ抜けており潮の流れやジグが海藻の上に乗った感覚まで手元に伝わってくる。
惜しむらくは胴にパワーがないため潜られやすいのだが、感覚の鋭さゆえに食った瞬間にリールを巻きあげることができるので思ったよりもバラしは少ない。
ちなみにこのロッドで29cmのガシラを4mの高さからブチ抜いていたこともあるので相当粘りのあるブランクスを持つ竿である。

和田防で使用した時のインプレは下記を参照のこと。








…………

……………………



蘊蓄はいいから早く釣行記事を書けよ、と思われている諸兄、小生が前文段階でこんなにタラタラと書いているパターンは…そう……。




まさかのメバル丸ボース!!!!!



いやぁ、ここまでメバルに見放されてるとは思わなんだが逆に清々しいもんである。



船長丸さんや垂水一文字愛好家の方々の名誉のためにあえて書いておくが、他の釣り人は釣れていた。

というよりもむしろ爆釣である。

そう「爆釣」なのである。



尺こそ見かけなかったが25~27cmクラスは普通に釣られていた。

「今日がメバリング初めてなんです」と言っていた御仁は小型は全部リリースでそれでもクーラーいっぱいにして帰られたし、「メバリング専門でやってます!」といった風体の御仁も「25cmくらいじゃスカリまで持っていくのが面倒なので全部リリースしてました」と言っていたぐらいの爆釣である。



それでは何故小生は釣れなかったのか。

世の中に好釣・爆釣の記事は数あれど、爆釣だらけの中で1人丸ボーズ記事はなかなか無いのではないか。
あえてそこを記事にするドM小生の神髄をご覧あれ。





ふぅ、やっと本編記事である。


タルイチは先にも書いたとおり潮との闘いになる。

ガシラなどは比較的どんな潮状況でも食ってくるが、タルイチというよりも明石界隈の沖堤メバルはある特定の状況でしか食いが立たない。


あまり詳しく書くと実際行かれた時に面白くないと思うのでキーワードだけ書いておくと

「反転」と「鏡」

である。


おそらく現場でずっと潮を見ていれば「なるほど」と思われるはず。



あとはタナとリーリングの早さを合わせるだけ、という本来は楽勝パターンなのであるが…。



いやぁ、トラウトロッドでは小潮でも太刀打ちできねぇや。
さすがタルイチ、小潮でも和田防の大潮レベルの流れである。メバルを掛けても手前のテトラに潜られて「プチン」。
和田防では潜られる前にブチ抜けるのであるが、さすが急流にもまれているメバル君達、潮の流れを味方に付ける術を知っているようである。

トラウトロッドをメインロッドにしたのは年が明けたばかりの頃であったから、タルイチデビューはこの日が初めて。いや、ここまで使いにくくなるとは思いもせなんだ。



それならばとソアレに持ち替えてバットのパワーでテトラから引き離してやろうとロッドを交換してポイントに戻る時に…



ステーンッ!! と盛大にこけてしもた…。
もう漫画のようなこけかたである。


中年になって「イテーッ!!」なんて大声を上げてしまったのは久しぶりである。

当日の夜中に悲鳴を上げていた中年は小生である。声を聴かれていた皆さまお騒がせしてすみません。



右手に持っていた活かしバッカンは無事であったが…左手に持っていたソアレの元ガイドが…ありえない向きにグニャリ…。


ついでにこけた瞬間に削れたのか、胴のあたりに大きな傷が入ったのと、継ぎ目の玉口付近に結構な割れが…。



一応ガイドを力業で元通りに捻じ曲げ、継ぎ目が少々グラついていたのでさらにティップ側を押し込んでなんとか固定するも…ダメだ…振り抜くたびに竿が抜けそうになるよ…使い物にならねぇ…。




そんなこんなで小生に残されたのはトラウトロッドと穴釣りロッドの2本…。



それでもなんとか

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ガシラ君を追加するも、掛けては潜られの繰り返しなので早々と納竿…。


上記画像でお分かりだろうか。
バックの明石大橋のイルミネーションがうっすらと写っている。
いうことはまだ24時前の出来事である。




賢明なる読者諸兄は覚えておられるだろう。


冒頭に書いたとおり今回は通し釣り…。

そう朝7時までは戻ることのできないドM釣り場なのだ。




周りは頻繁にロッドが曲がっており、あちらこちらで歓声があがっているのに…小生は朝の7時まで何もすることがない…。

いくらドMでもうらやましくてしょうがない。
しょうがないので持ってきていた簡易テントでふて寝である。



という訳で小生はメバルボーズ…。





垂水漁港に戻ったその足で行きましたともエイト玉津へ。

狙うはトラウトロッドのようにセンシティブでメバリングロッドのようにバットパワーがあるロッド。
そして願わくは財布にやさしい…。


買いましたともニューロッド。

しょうがないじゃないか、だっていくら貧乏アングラーだって竿がなけりゃ釣りが出来ないんだから。


という訳で近日中にデビューさせる予定なので紹介は次の機会に…。



それにしてもタルイチのメバル、周りは楽しそうだったなぁ…。



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前回の和田防で暴風に翻弄され見事に玉砕した小生、


今週こそはメバルに一泡吹かせてやるぞ、と息巻いていたのだが…

なんと雨と風で船止めである。



メバルを釣りたいスイッチが入ってしまっている小生、こういう時は一択。

そう、困った時の釣人家さんである。


今まではロックフィッシュのショート便だったのでガシラ狙いばかりだったのだが、今回初めて2019年3月30日、「半夜メバル便」に乗ってきた。



昔にメバル狙いの船に乗ったことはあるが、どこの船に乗ったかも忘れているぐらいなので15年以上昔であるのは間違いない。


ともあれ昔に使っていたインナーロッドと今じゃ考えられないくらいダサいデザインのカウンター付きリールを持って出陣である。


仕掛けはサビキとのことだったが、色気を出してシラサと青イソメも持っていくことにした。


という訳で下記のような市販仕掛けで勝負。


ちなみにサバ皮がついていないタイプはショートロッドで釣ろうと思っていたので極端に短いタイプの仕掛けをわざわざ買っている。

こちらにシラサや青イソメを付けて釣るのだ。



そして今回の秘密兵器がこちら。

これのグリーンカラーである。


単純に小さめのストレートワームなら何でもよかったのだが、以前にリタックルの受付横で中古品が置いてあったのを偶然発見し購入しておいたのである。
うん、まさかこんなところで役に立つとは思わなんだぞ。



色々と意気込んで阪神久寿川の駅で降り船着き場まで向かう途中…

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お分かりだろうか…ものすごい大雨である。

歩道も水たまりだらけで船着きに到着する前に靴はビチョビチョ、ズボンもしっとり…。

ヤフー天気予報さん…雨は小降りになってやがてやむ、って言ってたじゃないか~!!



船着きはどうかと言うと…

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当然のごとく濡れ濡れ。


それでもなんと釣りバカの多いことよ。

なんと23人でほぼ満船。



いやぁ、乗っても10人までだろうと思っていたのにここまで多いとは。


というか、小潮ですよ、大雨ですよ、皆さん正気です?


自分のことは棚にあげてブツクサ言いながら乗船。



さて、ポイントはというとロックフィッシュショート便とほぼ同じ、というか全く一緒である。
神戸空港周辺と和田防周辺がメインポイント。


まずは神戸空港周辺をくまなく探るもののアタリは散発的。

ここではショートロッドに胴突き3本針、上からシラサ・ワーム・青イソメを付けたハイブリッド仕掛け、特にワームに食いが集中した。


とりあえずメバルを3匹ゲットしたもののサイズが小さい。

アタリも散発的であるので和田防周辺に移動したのを機に3mのインナーロッド+サビキ仕掛けに変更した。



和田防周辺といってもロックフィッシュショート便ならポーアイの小波止の東側までを攻めるのだが、今回は少々違った。

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何やら見慣れた灯台に近づいていくぞ。


「さぁやってよ~」とアナウンスが掛かったのは…

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うわぉ!!和田防本堤の白灯真下である。


おそらく和田防が船止めになっているので釣り人がいないであろうとの判断であろう。

それにしても白灯をこの角度で見られるとは思わなんだ。



この距離を胴突きで探れるものだから海底の状況がまる分かりである。

「ほほう、ここにはこんな駆け上がりが…」
「むむ、こちらにはこんな穴が…」
「何、これはもしかしたら…」

などなどかなりの情報収集が出来た。
これは次回の和田防渡堤は白灯に決定である。



んん?



肝心のメバルは…



トータル6匹で終了…。



いや、小潮回りは厳しいと分かってはいたのである。

途中で雷が鳴るほどの大雨だったので水温が急激に下がるのも予想できたさ。



それにしても6匹…。


あまりの貧果に写真もとらず、隣の釣り人に進呈してしもうた…。



他の釣り人はというと、釣人家さんの釣果ブログでは12匹の人がトップ。
他のもツ抜けの方が複数いたようである。


小潮でも大雨でも釣る人は釣る…。


う~ん、よくよくメバルとは縁のない小生、次回あたりなんとか起死回生の一打を打たねば…。
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