ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:加古川

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緊急事態宣言が明けて、今まで心の内に閉じ込めておったドM根性がウズウズしだした。
こんなドMストレスを解消できる方法はただひとつ、夜明けから夕暮れまでの超スパルタ釣行を行うミタチ丸さんでジギングメインの4種競技釣行に挑むことである。


という訳で、10月中旬にいそいそと加古川の尾上漁港へ。

予約時点ではジギング+タチジギ+タイラバ+αだろうと予測していたが、前日の船長確認で青物のキャスティングもやるとのこと。

前回のミタチ丸釣行でヒラメ狙いのキャスティングは経験済みだが、青物のキャスティングというのは初めてである。


自分的にはジギングメインで考えていたのでキャスティングでは釣れなくてもいいや、とショアジギのルアー+何年前に巻いたかも分からないおそらく1号ぐらいのPEを巻いたリール+ライトジギング用のスピニングロッドなどという超適当な道具を持って行った。
船長、適当でごめんなさい。


5時半集合で乗船後すぐに船長からキャスティングについての講義が始まる。
「今日はキャスティングから始めるで~。リーダー40cmぐらいでアンダーキャストしてや~。キャスティングでリーダー長くするんは素人やで~」
とまさかの指示。

?リーダー40cm?

ホンマかいなと常連さんを見てみると確かに皆さん40cmどころか30cmぐらいまでリーダーを短くしておられる。

理屈は分からんが、船長がそういうなら間違いないはず、という訳で小生も5mほどとっていたリーダーをチョッキン。


「水面直下を力の限りのスピードで巻いてきてや。遅いと見切られるで」
とおっしゃる。

小生、適当に持ってきたもんだから水面直下を引けるルアーなどない。
しょうがないので少々リップが長めなものの、竿を立てて引けばなんとかなりそうなミノーを装着。

船長にご意見伺いすると「巻いてる時に横に倒れへんかったらそれでもいけるやろ」とのこと。



6時頃に出船して青物のキャスティングポイントに到着。


船長に教えられたとおりにミノーをアンダーキャストでフルキャスト。
そこからありったけのスピードで巻いてくる。


水面直下とはいかないまでも、そこそこ浅い水深でミノーがグリグリ泳いでるようだ。


これなら大丈夫かな、と第2投。



着水してわずか5回転ほどで「ガツン!!」と来た。



まさか!!


何度も書くが、小生のタックルは超テキトーである。

PEだって何m残っているか分からぬし、ショアジギで使っていた記憶があるからおそらく傷だらけのはず。
しかもリーダー40cm…。



ドラグが鳴りまくってラインがどんどん出ていく。
アカン、それ以上出たら下糸になってまう…と思ったところでなんとかラインが止まってくれた。

そこからは巻いたり出されたりの繰り返し。
少しずつ距離を詰めていって水面に上がってきたのは…


「で、デカい!!!!!」


確実にブリサイズの魚影。


バレないでくれ!!とひたすら念じつつなんとかタモ入れしてもらったのは
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まさかの85cmオーバー、実測86cmの「ブリ」である。

ああ、人生初のブリをまさかキャスティングでゲットできるとは!!!!!


ちなみにヒットルアーは
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コイツである。

ショアジギでも全幅の信頼を置いている逸品であるが、船からのキャスティングでも見事仕事を果たしてくれた。

画像では真ん中のフックが無いが、これは釣りあげる途中で飛ばされてしまっただけである。
実際はこの真ん中のフックがブリの上唇に、フロントフックがカンヌキに掛かっておった。

掛かりどころはバツグンであったが、ラインブレイクしなくて本当によかった…。



その後、キャスティングの時合が終わってしまったため、今度はジギングでメジロ狙いに明石海峡大橋まで長駆。


到着するとすでに多数の船がポイントを流している。
ほとんどがジギングかノマセで青物を狙っている船。


ここでミタチ丸船長の檄が飛ぶ。


「入れて、っていったらすぐにジグ落としてよ!10秒たっても落とせなかったらその流しは諦めて次に備えといて!!ポイント通過するのは一瞬やで~!!」
「ここで釣れんかったらシャクリが合ってないだけや!」
「今釣っとかないつ釣るねんな!!」

とドM根性を刺激されるセリフを背中から浴びながら一所懸命にジグをシャクる。


するとえらいもんで
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メジロさんからの反応はしっかり返ってくる。


ちなみに完全にタチパターン。
しかもセミロングぐらいの長さだとフグに狙い撃ちにされるので、完全にシルバーロングのみが有効であった。


そんなこんなでメジロを6本追加。

実は水面まで上げてきてバラしたのはさらに3本ほど。
さらにフッキング後に水面まででバラしたのが4~5本ほど。


この日初めて、ウワサの「ワダノット」でスプリットリングとリーダーを結節していたのだが、そこで見事にスッポ抜けていたのである。

結節強度100%以上をたたき出していたノットだけに「まさか」と言った感じであるが、どうやらワダノットで結んだあとにハーフヒッチを数回かまさないといけなかったようす。
ちゃんとやっていれば獲れていた魚だけに悔しい限りである。


潮がゆるみ、ジギングの後はタイラバに。

こちらは残念ながら不発。

さらにシオが狙えるポイントに移るも急に強風が吹き始めて断念。
波をビショビショにかぶりながらの帰港とあいなった。


後半は失速したものの、青物の釣果は大満足。
久しぶりに
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クーラーの蓋が閉まらず持って帰るのにひと苦労。

ちょっと分かりにくいが、1本目のブリがボテボテのデブだったかこともあり尻尾が飛び出てしまうんですな。ウヒヒヒヒヒ。

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いつもは余裕で捌ける大きさしか釣ってこないので、ブリをまな板に乗せるとその大きさを実感する。
思わずニヤニヤしてしまいますな。


メジャーを当てると…
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ちょいと見にくいが平置きで86cm、硬直していない状態で測ったらもう少しあったやもしれん。


一回味わってしまうと忘れられないあの引き。

ああ、次に味わえるのはいつのことやら。



あ、ちなみに今回の傾向と対策は
「タチパターン…2番くらいの竿に250gぐらいのシルバーロング」
である。

来年の自分よ、しっかり覚えておくんだぞ。



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タコエギ・ジギングともに絶好調だった小生であるが、8月に入ってから貧果続きでついついブログの更新を怠っておった。


いやぁ、ホントに釣れないのである。
船中誰も釣れないのなら分かる。
なぜだか小生だけが釣れないのである。


う~ん、調子にのってタコを釣りまくったのがいけなかったか。



ともあれ、他に報告するネタがないので貧果のご報告をするとしよう。



2020年8月2日

季節外れの青物爆発に合わせて船の予約も取りづらい状況が続き、なんとか滑り込んだのがリタックルの昼便。
ものすごい暑さで出船前からヘロヘロである。

ただ波は静かですこぶる釣りやすそうな気配。
良い人2ケタ後半というのが連日続いていたのでこの日も釣れる気満々で出船である。



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ポイントは橋の東側。




船長から「潮が速いから180g以上使ってくださいよ~」との指示。
合図とともに前回調子のよかった赤金でご機嫌伺い。

するとすぐに反応があって「ドンッ」と57cmのもうちょいでメジロクラスをゲット。


うんうん、幸先がいいじゃぁないか。


通常ならばこの確変が継続するハズなのですが、この日はここからズーッと沈黙。


なんと沖上がり20分前までアタリも無しである。


ちなみに周りはコンスタントに釣っていたので沈黙していたのは小生のみ。

ん~なぜだ?ジグも色もシャクリも同じ人が横で釣ってるのに小生になぜ釣れぬ?


最後の2流しで何故か4連発ヒットし、IMG_6474
なんとか最終5匹で終わることができたが…。
ウ~ン、寂しいクーラーよのう…。



2020年8月10日

ハマチ自体は好調続きでやっぱり予約が取れない。

であれば以前から行ってみたいと思っていた加古川のミタチ丸さんへ。


ここは少々お高いものの、1日便で今の時期ならジギング・タコエギ・タイラバ・キャスティングと瀬戸内の人気ルアーフィッシングを網羅させてくれるような船。

小生はタイラバをやったことがなかったのでちょっと試しにやってみよう、釣れなくてもジギングやタコエギを頑張ればいいや、なんていう安易な考えで突入である。


加古川から出船してまずはすぐ沖のマダコ狙い。

これは簡単なもんですぐに1匹ゲット。


すると船長が「今日はかなり風が強いから先にジギング行くで~」のアナウンス。

ありゃりゃ、タコはもう終わりか。残念だけど本命は他である。
いそいそとジギングを準備しながら橋の東側へ…。


と思いきや、すさまじい波。
明石海峡周辺でここまでの波は初めて。
ミヨシに座っていたのだが波に乗ったり落ちたりで腰が痛い。


こりゃ早上がりもあるかもと思いながらもなんとか橋の東側ポイントに到着。



着いて早々船中で竿が曲がり始める。

このミタチ丸の船長が面白い人で
「船付けなおすからジグ持って待っといてよ~。合図したらすぐにジグ落とさなポイントズレるで~」
「もう魚だらけや。ここで釣らなもう帰るしかないわ~」
「ポイント完璧。あとはシャクリ方を合わせるだけや!!」
などなど、あの手この手で釣り人を鼓舞する。


小生も調子に乗せられて魚を掛けまくるのだが…これがバレるのだ。

バレるというよりもリーダーが切れる。

おかしいなおかしいな、と思っていたら
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犯人はコイツ。


今シーズンの初タチウオは図らずもジグでゲット。


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他にもアジやらサバやらで非常に楽しい釣りにはなったのだが…
残念ながら波が高くなり1日便が半日便に。
おかげでタイラバとキャスティングはキャンセルとあいなった。
いや、天気には勝てねぇわな。


ジギングは結局アタリを半分も拾えず、この日もハマチ5匹の釣果…。

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船中のキープ分だけでこれだけの釣果。

この内、たった5匹が小生のハマチである…。

ちなみに完全にタチパターンになっており、アタリジグはシルバーのみ。



もうホントに腕が悪くて落ち込む釣行ばかりが続いているが、こればっかりは釣行を重ねて経験を積むしかあるまい。

幸い今年はハマチのアタリ年。
例年なら盆明けから釣れ始めるハマチが7月からすでにお祭り状態なのだから、盆が明ければさらに…。


貧果は貧果で置いといて、今年はハマチ三昧と洒落こもうじゃないか。



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ちなみに、ブリの旬は冬だが、ハマチの旬は意外にも夏。

いやぁ、脂がのってて非常に美味であった。





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