前回の和田防で暴風に翻弄され見事に玉砕した小生、
今週こそはメバルに一泡吹かせてやるぞ、と息巻いていたのだが…
なんと雨と風で船止めである。
メバルを釣りたいスイッチが入ってしまっている小生、こういう時は一択。
そう、困った時の釣人家さんである。
今まではロックフィッシュのショート便だったのでガシラ狙いばかりだったのだが、今回初めて2019年3月30日、「半夜メバル便」に乗ってきた。
昔にメバル狙いの船に乗ったことはあるが、どこの船に乗ったかも忘れているぐらいなので15年以上昔であるのは間違いない。
ともあれ昔に使っていたインナーロッドと今じゃ考えられないくらいダサいデザインのカウンター付きリールを持って出陣である。
仕掛けはサビキとのことだったが、色気を出してシラサと青イソメも持っていくことにした。
という訳で下記のような市販仕掛けで勝負。
ちなみにサバ皮がついていないタイプはショートロッドで釣ろうと思っていたので極端に短いタイプの仕掛けをわざわざ買っている。
こちらにシラサや青イソメを付けて釣るのだ。
そして今回の秘密兵器がこちら。
これのグリーンカラーである。
単純に小さめのストレートワームなら何でもよかったのだが、以前にリタックルの受付横で中古品が置いてあったのを偶然発見し購入しておいたのである。
うん、まさかこんなところで役に立つとは思わなんだぞ。
色々と意気込んで阪神久寿川の駅で降り船着き場まで向かう途中…
歩道も水たまりだらけで船着きに到着する前に靴はビチョビチョ、ズボンもしっとり…。
ヤフー天気予報さん…雨は小降りになってやがてやむ、って言ってたじゃないか~!!
船着きはどうかと言うと…
当然のごとく濡れ濡れ。
それでもなんと釣りバカの多いことよ。
なんと23人でほぼ満船。
いやぁ、乗っても10人までだろうと思っていたのにここまで多いとは。
というか、小潮ですよ、大雨ですよ、皆さん正気です?
自分のことは棚にあげてブツクサ言いながら乗船。
さて、ポイントはというとロックフィッシュショート便とほぼ同じ、というか全く一緒である。
神戸空港周辺と和田防周辺がメインポイント。
まずは神戸空港周辺をくまなく探るもののアタリは散発的。
ここではショートロッドに胴突き3本針、上からシラサ・ワーム・青イソメを付けたハイブリッド仕掛け、特にワームに食いが集中した。
とりあえずメバルを3匹ゲットしたもののサイズが小さい。
アタリも散発的であるので和田防周辺に移動したのを機に3mのインナーロッド+サビキ仕掛けに変更した。
和田防周辺といってもロックフィッシュショート便ならポーアイの小波止の東側までを攻めるのだが、今回は少々違った。
「さぁやってよ~」とアナウンスが掛かったのは…
うわぉ!!和田防本堤の白灯真下である。
おそらく和田防が船止めになっているので釣り人がいないであろうとの判断であろう。
それにしても白灯をこの角度で見られるとは思わなんだ。
この距離を胴突きで探れるものだから海底の状況がまる分かりである。
「ほほう、ここにはこんな駆け上がりが…」
「むむ、こちらにはこんな穴が…」
「何、これはもしかしたら…」
などなどかなりの情報収集が出来た。
これは次回の和田防渡堤は白灯に決定である。
んん?
肝心のメバルは…
トータル6匹で終了…。
いや、小潮回りは厳しいと分かってはいたのである。
途中で雷が鳴るほどの大雨だったので水温が急激に下がるのも予想できたさ。
それにしても6匹…。
あまりの貧果に写真もとらず、隣の釣り人に進呈してしもうた…。
他の釣り人はというと、釣人家さんの釣果ブログでは12匹の人がトップ。
他のもツ抜けの方が複数いたようである。
小潮でも大雨でも釣る人は釣る…。