ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として電車・自転車釣行をメインとしたブログです。でも最近は船釣りメインに移行気味!?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:名田屋

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前回でタコも最終かと思ったのだが、盆休み初日、ぽっかりと予定が空いてしまったのと、なぜか名田屋さんに空席があったのでホントの最終戦とばかりに出撃してきた。


すでに数釣りシーズンが終わり、残りタコの拾い釣りに移行しているのは前回の海蓮丸さんで実証済みなので



今回は数ではなく型狙いでの出船である。


2019年8月10日、名田屋さんの船着きに着いたのが3:30頃。
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海が荒れてない日の名田屋さんは久しぶり。

乗合船3隻のうち、若船頭の船・真ん中の船から埋められていくのだが、この日は予約が直前だったこともあり、かなり後の呼び出し。
久しぶりに大船頭の船での出船である。


前に大船頭の船に乗ったのは実に15年以上前。
先輩方に連れられて訳も分からず着いて行っていた頃の話なので、もはや初めてと言ってもいいくらいである。


この大船頭、一部では非常に有名人。

何で有名かと言うととても口が悪いのだ。
それはもう客を客とも思わぬような口の悪さ。
その昔、小生も罵詈雑言を容赦なく浴びせられたクチである。

ただ、その口の悪さにはどこか愛嬌があり、客に釣らせたい一心なのがよく分かるので、全く嫌な気持ちにはならないのだ。
逆にその口調が癖になり、久しぶりに大船頭の船に乗りたいなぁ、なんて思わせる不思議さがある。
しかも意外に優しくて、小生ひとりボーズになった時などは帰りにそっと大船頭が釣ったタコを持たせてくれたり。

ちなみにこの日は妙齢のお嬢様方が数人乗船されていたのだが、見ていると大船頭、お嬢様方には近づかぬ。
どうやら若いご婦人は苦手のご様子。
その様子を見ているだけでも面白かった。



さて、その大船頭、出船前になぜか小生のそばにやってきて勝手に小生のタックルボックスをゴソゴソ。

「なんやこのエギは。数ばっかりあって使い物にならんがな」
「辛うじていけそうなんはコレとコレやな」
「あとはゴミや。捨てていき」
「このビラビラも全部いらん。エギとオモリだけでええ」

と言って小生の仕掛けをいじりだす。


もうこの時点で何も知らないお客さんなら怒り出すところだろうが、小生は大船頭が昔のままなのが嬉しくて言われるとおりにする。
この大船頭、手釣りに関しては一級の腕前なのだ。
エギは最近の釣り方なので大船頭の腕前は知らぬが、タコに関する知識はハンパないのできっとエギもスゴいのであろう。


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という訳で大船頭指定のエギがこちら。

なぜこのエギじゃないとダメなのかも教えてもらったが、こればっかりは大船頭の船に乗って直接教えを乞うべし。
罵詈雑言とともに優しく教えてもらえますぞ。

ちなみに「エサや脂も巻かんでええ!!」と怒鳴られたが、こればっかりは実績があるので内緒でまきまき。



さて、当日のポイントはおなじみの二見沖。
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ただ、数釣り時期の水深10mまでとは違い、若干沖目の水深15m~20mあたりを流す。
やはり数ではなく型の拾い釣りのようである。


大船頭の「やってよ~」の合図でエギを投入。

すぐに答えは出てポツポツと拾っていく。


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こ~んなミニサイズも時折掛かるが数は非常に少なく、ほとんどが300gあたり。


小生には掛からなんだが、キロクラスがあちらこちらで上がっている…。
むむ、なぜに小生には掛からぬのだろう…。


とは言え、シーズン初期のような型が定期的に上がってくるので非常に楽しい。
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開始3時間でこれぐらいの量に。


ちなみに前々回のきもとさんでタコの大逃亡をくらった小生、


物は違うのだが、このような商品をエイト玉津でゲットして投入。
これでタコ逃亡の心配はなくなった。
いや、もうシーズン最終戦である。もうちょっと早くに投入すべきであった…。


その後もエギをトントンしていると、今だかつてない重みが!!

かろうじて巻き上げは出来るので地球を釣った訳ではないが、スプールに指を当てながら巻き上げてこないとドラグが滑るほどの重みである。

もしやこれは「キロアップ」というやつではないか。しかも1キロどころの騒ぎではないはず。

ラインが滑らないように、かつ切れないように指で調整しながら巻き上げてくると何やら黒い物体が水面へ。

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な、なんと「モーター」である。

なぜにこんな物が海のド真ん中に…。
そりゃ重いはずである。5キロもあるような鉄クズなんだから…。


気を取り直して再投入。

またもや凄い重みが…。

今度は藻にまみれた手釣り仕掛け…。


もう、皆さん、海にゴミを捨てるのはやめておくんな…。


さらに数投後にまた重み。


またゴミかいな、と上げてくると今度は本物である。

慌てて巻き上げてなんとかゲット。
キロには及ばぬが800gほどの良型である。


その後も大船頭に怒鳴られながらもなんとか数を伸ばして終了。
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スカリの1段目をタコで埋めるくらいは釣ることが出来た。
エギは大船頭チョイスのエギのみの使用である。


この日の成績は18匹で5.4キロ。平均300gであった。
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周りでは数匹しか釣っていないお客さんもいたので、大船頭のエギ選択はやはり正しかったと思われる。


今シーズンから始めたタコエギであったが、数・型とも初心者としては満足できるレベルではなかっただろうか。

ある程度道具も揃ったし、自分なりの釣り方というのも見つけられたような気がする。
来シーズンはもっと名人の技を盗んで数・型ともに伸ばしていきたいものである。




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さてさて、前回が2週続けての釣行、


今回はなんと3週連続のタコ釣りである。


すでに前回で細君の目は吊り上がっていたのであるが、今回に至っては穏やかな表情にも関わらず目の奥には怒りの炎が宿っておった…。
これは帰ってから説教が待っているということである。


タコ釣りと細君の説教を天秤にかけてタコを取る小生、いやぁヒドい亭主だな。
でも細君よ、聞いておくれ。
今の時期は予約が取れないんだ…奇跡的に取れた日に行かないと、次にいついけるか分からんのだよ…。



うん、言い訳である。
単純に釣りに行きたいだけである。




さて、今シーズン開幕時期に初めてタコエギに挑戦した小生も、6回目になると慣れたもの。
標準的なタックルの組み合わせを少々いじって、より多くの釣果を求める実験なぞ始めてしまう。



今回の実験は「カワハギロッドを流用したらどうなるか」。

小生の「専用ロッドを使わずになんとか釣りをしてみよう」シリーズの第6弾になる。








今回投入したのは冒頭画像にもある「極鋭ゲーム 180テク」という古い竿。
前回のブログで加水分解をキレイに修理した竿である。



もう10年ほど前に関東の方で船釣りにハマッていた知人から譲り受けた竿で、本来はカワハギやシロイカ(関東方面ではマルイカ)釣りに使う竿らしい。
おそらくメーカーも関西ではなく関東エリアに的を絞って開発した竿であろうことが想像できる。

三重の船カワハギに使えるかな、と思い格安で譲ってもらったのだが、ついぞ釣行する機会がなく部屋の奥底に眠っていた竿。


「食わせ系のカワハギ竿ともいえる8:2調子。感度や操作性を重視しつつも自然に食わせ、乗りを弾かない調子です。カワハギやマルイカ直ブラなどテクニックを重視する釣りに最適」という竿らしい。


オモリ負荷は10~40号。明石界隈のタコエギの指定号数は50号なので本来であればパワー不足かなと思われるが、小生がタコエギ1回目で使ったジギングロッドがMAX150g。
40号=150gなので使って使えないことはないはずなのである。
しかもタコ向きの先調子。
古くても高級ロッドである。10号程度のパワー不足は竿の方がなんとかしてくれるであろう。



さて釣行日は2019年7月7日。
七夕じゃないか。家族ほったらかしで何やってんだか。




いつもの名田屋さんで
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小生にしては珍しい凪の海へと出船である。




ちなみに
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相も変わらず乗り合い3船ともに満船。
いやぁ、すごい人気だな。


呼び出し順は真ん中程度であったが、今回は考えがあって左舷ミヨシ2番目に陣取る。


この日はいきなり長距離移動。

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他の船宿さん達も西に向かって疾走。

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着いたのはいつもの二見沖。

水深10mほどで「やってよ~」の合図。

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エギの方は前回同様、豚の背油や鳥皮などを巻きつけまくってエギと呼んでいいのか分からぬ代物になっている。
今回初めて試してみたのはオモリを50号から25号2個付けに変更したこと。


過去にタコエギを5回やってみて小生なりに感じていたのは底をキープすることの難しさ。
波が高い日やミヨシ側に座った日は波の影響を大きく受けてしまい、エギが底を切っている時間が長かった。
タコエギに関していえば、底を切る=釣れないになるので、底をキープすることが最重要項目になる。
前回、横の釣り人がズル引きで連発していたのは「ズル引き」が良かったのではなく、「底を切らない」動きが良かったのではあるまいか、と考えたのである。


ちなみに小生の持っている墨族の「エギ蛸ライト」であるが、


波の影響を受けにくい胴の間や凪の日はそのスペックをいかんなく発揮してくれる。


ただ小生は底を「トントン」誘う動作が激しいらしく、波が高いとオモリが浮いてしまうのだ。
高感度ロッドだけあってオモリが底を切るとすぐに分かるので瞬時に修正できるのだが、何度もそんな状況になると少々ストレスに感じてしまう。


であれば、先調子は残しつつも少し柔らかい竿を使えば波の上下を吸収してくれるのではないか。

オモリを2個付けしたのも同じ理由。
底との接触面を大きくし、底が切れたことがより鮮明に分かるようにしたかったのだ。



当日、わざわざミヨシを選んだのはコレを試したかったのだ。
せっかくの晴天凪の釣り日和にも関わらず実験のためにわざわざ釣りにくい釣座を選ぶ小生、ドMの神髄をいかんなく発揮しているといえよう。



そうこうしている間にポツリポツリと釣れて

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2時間で5匹ほど。

全然ダメじゃん!!!


実験もなにも釣れないと意味がない…。

とはいえ、前回までに比べて確実に底は取れている。
エギ蛸ライトと極鋭の曲がりの差は微々たるものなのだが、極鋭の方が船の上下をしっかり吸収してくれている。

おそらくエギ蛸ライトでもオモリ号数を増やせば同じ効果を期待できるのであろうが、乗合船で号数指定がある以上、オモリを個人の判断で60号にしたり70号にしたりはできない。竿を変えて対応するしかあるまい。


という訳で極鋭にて釣りを続行。

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明石大橋をはるか東に臨みながら、船頭さんは頻繁に流しなおしてくれる。

そんな甲斐もあってか、徐々に小生のエギにヒットしだした。

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さらに2時間後にはこのとおり。


ちなみに胴の間から一段あがったミヨシの釣座は6席。
この6人の中で竿頭であれば小生の実験は成功といえよう。


最終的には

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29匹+多数リリースの絶好調釣果!!


大きめのタコは釣れなかったものの200g前後ばかりで5.2kg。

周りはキロクラスを釣りあげていたことは隠しておこう。



数だけでいえばミヨシ6席で一番だったと思うので、ひとまず実験は成功した。
やはり波の影響を受ける場合は1クラス柔らかい竿を持ち込んだ方が良さそうである。


バスロッドのように釣り方や場所、水深、水温などによって多種多様な竿を用意して欲しいとは言わぬが、今のタコエギロッドはあまりに選択肢が少ないように感じる。


せめて型狙い・数狙い、固め・柔らかめなど状況によって使い分けられるようなバリエーションを作ってくれるとうれしいなぁ。

いかがでしょ、ハリミツさん。





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「あんまり釣りばっかりしているとそろそろ怒るよ」という細君からのプレッシャーをなんとかかわし、2週連続のタコ釣りである。


史上最も遅く梅雨入りした令和元年。
釣行日の2019年6月30日ももちろん雨模様。潮は中潮だが6時頃から12時頃にかけて急激に下げるタコ釣りには向かない潮、しかも雨は雨でも豪雨強風予報ときたもんだ。


1週間前の天気予報ですでに豪雨予報だったから当日は厳しい状況だろうな、と予測はしていたのだがなんの迷いもなく予約。

他の釣り船が欠航していても名田屋さんは強気で出船するし、日曜日にも関わらずG20のおかげでお客さんが少ないためゆっくり広々と釣れるからである。
ハイシーズンでこんな状況は滅多にない。
雨だろうが風だろうが細君の目が吊り上がろうが釣りに行くのは当然の行いであろう。



さて当日。

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いつも通り4時前に到着したのだが、いつもなら点いているはずの船の灯りが消えている。

しかも前々回の強風の時ですら静かだった係留場所も

 
ご覧のとおりの荒れ模様。

ホンマに出船するんかいな…。


と思っていると若船頭が遅めの登場。
次々と船の灯りを付けていく。



予想通りお客さんは少なめでいつもの半分以下。
席も一つ飛ばしで座ることができた。
しかも1週間前の予約にも関わらず大ドモから3番目の比較的好位置。
これはもしかするともしかするのではあるまいか。


予報に反してさっきまであれほど吹いていた風もおさまり、
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若干の波気はあるものの前々回に比べたら全然問題無し。




この日はいきなり二見沖を目指す。
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船頭さんの合図で仕掛けを落とした1投目、いきなりマダコゲット。
そこから小さいながらも3匹連続で掛けることができた。


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ヒットエギはこちら。

もはやエギと呼べる代物なのか分からぬが、鳥の皮を巻いたものとMAXで売っているサンマを紫色に染めたものを巻いてみた。


明らかに周りのお客さんに比べて乗りが良かったのでエギのエサ巻きは有効な手段と言えよう。


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完全に予報は外れ、風は微風、波気もなくおまけに曇りがちなおかげで快適な気温である。


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ただ、始めの3匹から一向に釣果が伸びぬ…。

エギをとっかえひっかえ交換し色々なカラーを試すが今イチ絞り込めない。


そんな小生を横目に隣のお客さんが連発する。
それは面白いくらいの連発だった。
釣り方をみていると…なんとズル引きである。


タコエギはオモリを立てたり寝かしたりする誘いが必要と思い込んでいた小生。
まさに目から鱗である。
お隣の御仁、全く竿先を動かさない。
船が流れるに任せてオモリをスルズルと。

もうそれだけで連発させるのである。


プライドをどっかに置き忘れてきた小生、もちろんすぐに真似をしてみる。

が、どうしても竿先を動かしてしまうのである。
オモリがゴトゴトと引きづられているのは分かるのだが、ついついフリフリ。


それでも効果テキメンで、ドンッとかなりの重みが掛かった。
ドラグ5kgのリールが滑る。

これは前回のようなワカメではない。


間違いなくマダコだ!!


とうとう小生もキロアップをゲットできるのか!?とグリグリ巻いていると、もう少しというところでフワーと重みが無くなる。


あう…バラしてしもうた。


なんとこんなことが3回連続。

最後などは水面まで浮かし、船べりまでラインを手繰ったところでサヨウナラ~…。



それでもなんとか800gを1匹確保できたが…
ああ、全部取れていたらなぁ…。


怒涛の大型ラッシュ(ほとんどバラし)のヒットエギは
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こちら。


濁りがあったためか、数釣りでは白系統に軍配が上がっていたが、型は緑系に掛かることが多かった。
タコは大きさによって好みが分かれるのであろうか。



さてこのまま大型狙いで頑張ろうと思った矢先、予報通りの大雨が来襲。

それもバケツをひっくり返したような雨である。


雨の中、1時間ほどは頑張っていたと思うが、船頭さんも無理と思ったのか「ちょっと早いけど上がろうか~」のアナウンス。
いつもより30分ほど早い沖上がりとなった。


さて、当日の釣果は…
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なんと16匹!!
帰って計測するとトータルで4.2kgであった。


初めてのタコエギ釣行から着実に釣果を伸ばしている小生。
やはり日頃の研鑽が物を言っているのであろう。



と思いきや…名田屋さんの別船で出られていたご婦人が「60匹ほど釣ったわ」とものすごい量のタコを見せてくれた。
しかも「別の人は90匹ほど釣ってたんちゃうかな」と…。


小生の5倍である!!


う~ん、長雨も豪雨も関係ないな。
釣る人はきっちり釣るんだよ…あぁうらやましい…。




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2週間ぶりのタコ釣りである。

たかだか2週間の空きなのだが、タコに嵌まった身としては待ちに待った2週間であった。



船はいつもの名田屋さん。

タコ釣り人気はシーズンが深まるにつれて加速するようで、前回は4時に到着すれば一番近い駐車場だったのに、今回は4時前に到着したにも関わらずなんと2番目に遠い駐車場…。
皆さん早すぎるよ…。


という訳で、今回も満船状態で出船。
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船は港を出てすぐのポイントへ。



前回の強風とはうって代わり、


無風とは言わないものの船はほとんど揺れない状況。

最初から立って釣れるなんて、それだけで幸せである。



で、最初のポイントであっさりと1匹目をゲット。

今回も
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そう、ワンナックのデビルスッテ。

前回の釣行で荒れ模様の中でもその性能を遺憾なく発揮し、すぐさま一軍登録された優秀な選手である。


そして下のスッテはというと



ヨーヅリのタコやん船スッテ。


説明書を見るとキビナゴなどを巻くのだそうだが、小生は豚の背油を巻いた。
単純に名田屋さんでタダで配っているからである。


今回の1匹目は両方に抱き着いていたので、どちらが有効だったのか分からぬが、この「タコやん」も一軍登録確定。
今後の小生の爆釣人生に大いに貢献してくれることであろう。
もはやこの2種があれば他はいらぬのではないか。


と思ってしまったのが地獄の入り口…。
小生のこの思い込みのせいで、当日の4/5の時間を棒に振るのである…。





これから入れ乗りウハウハかと思われた矢先、船全体ではポツポツという感じだったのか、わずかな時間で移動に。



「30分くらい走るよ~」というアナウンスとともに向かったのは

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二見沖。

本州側を見るとこんな感じで、沖側を見ると
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船団の向こう側に家島諸島が見える。


画像では分かりにくいが男鹿島の採石場がくっきりと見える距離だったので、二見というよりも飾磨寄りだったのかもしれん。


ともあれ2つ目のポイントはこの周辺。

水深わずか8mである。


前々回は50m付近を狙っていたのにエラい違い。

ともあれ初心者の小生にはありがたいばかりの水深である。

さてさて、ここでもデビルスッテとタコやんで爆釣しますか、と気合をいれて底をトントン。



が…ここからが地獄だった…。

何がスゴいっつて、ワカメである。


ワカメはワカメでも和田防や垂水一文字の壁に生えているような軟弱者ではない。

もうそれはブットいワカメの茎ばかり釣れてくるのだ。



始めは「トントン」が「グーッ」となり、竿を煽ると「ベリー」と底を剥がれる感触。
ドラグ5kgのリールでスプールが滑る。

これはかなりの大ダコに違いない、とグリグリ巻くこと数秒。

上がってくるのはワカメ…。


コレが何回繰り返されたことか。

しかもこのワカメ、茶色いので姿が見えた時に一瞬タコかっ!と喜んでしまうのだ…。



小生、この日だけで30本ほどは釣っただろうか。

そのうち先のデビルスッテとタコやんを根掛かりで失い、代打で出した



デビルクラッカーも高確率でワカメを刈り取ってきてしまう。



当日は左舷胴の間ミヨシ寄りで竿を出していたのだが、周りと比べても小生のワカメ率はかなりの物である。
周りがタコ2匹とワカメ1本釣る間に小生はワカメばかり3本釣る感じ。
もはやタコ釣りではなくワカメ狩りに来たと言った方がよいくらいだ。


うん?待てよ…


なぜに周りはタコを掛けているのに小生はワカメばかり?





はっ!!!


まさか……
そんな………


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犯人はオマエ達だったのか…!!!



正確にはコイツ達が犯人ではない。

コイツ達が装備している「全傘」が犯人だったのである。


「エギ」と「スッテ」の違いは多々あれど、一番分かりやすい違いは「針」。


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上がエギで下がスッテであるが、当然ながら360度に針がついているスッテの方が物を掛けやすい。


ちなみに針の形状だけでエギとスッテを区別できるものではない。
タコエギの元になったアオリイカ用のエギは元々は漁のための漁具であり、釣り用に市場に出始めた頃は「全傘」と「半傘」があった。
皆さんご存知のとおり、昨今の「エギ」と呼ばれるルアーはほぼ全傘なので、針の形状だけで言えばどちらかというとスッテに近い。
スッテは船の大型集魚灯で小魚を集めて釣る「ウキスッテ」が元だと思うが、どちらかというとタコ用のスッテはコウイカ狙いに使う「トトスッテ」に形状が近いと思う。

オモリに焦点を当てるならば、エギは前方にオモリを備えておりスッテにはオモリがない。
つまりエギはシンキングでスッテはフローティングなのだ。
だから冒頭の「タコやん」のようにオモリを備えているものはスッテではないのだが…。
最近はやりのイカメタルに使われるスッテなどはオモリの代わりに使われるほどだから、もはやスッテがスッテたる所以を外見や機能だけで語ること自体が無駄なのやもしれん。

ではデビルクラッカーやタコの恋人はスッテなのか、と言えば違う。
あれらはどちらかと言うと「串」と呼ばれるカテゴリーであろう。

このように何をもってエギとスッテを区別するかは非常に難しい問題なのだが、タコ狙いに限って言えばとても簡単。カギ形状の針がエギで串以外の全傘がスッテ。
今後新しいタイプが出てきた場合のことは知らぬ。



ともあれ、スッテの全傘はタコを掛ける確率を高めることに役立っているので、小生のような初心者には非常にありがたいのだが、反面異物を掛ける確率も高めていたのだ。



周りのお客さんを見ると…皆さんエギを装着…しかも良くタコを掛けている人はひと回り小さなエギを使っているではないか…。


これに気付いたのはもう納竿までさほどの時間も残っていない11時半頃…。


この段階では
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なんとわずか5匹の釣果…。



帰港時間を考えると納竿まであと1時間ほど…。


小生もエギに変更して挽回を試みる。


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とりあえず小生の持っている中で一番小さなエギ



船匠「タコの天敵」の後ろのスッテを外したものと

以前にタックルベリーで買った激安エギをセット。


ここからの小生がスゴかった。

怒涛の入れノリで5連発!!!


さらにギリギリまで追加して、終わってみれば
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う~ん、分からん…。

スミを吐きやがったな…。



帰って数えてみると
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なんと過去最高の14匹である!!!


ほとんどの時間をワカメ狩りに費やしたことを考えると、もうこれは上出来と言っていいのではないか。



今回の教訓は2つ。

・ワカメ狩りが始まったら素直にエギメインのシンプル仕掛けにすること。
・釣れない時は周りを観察すること。

である。


周りの常連さんは慣れたもので小生がワカメを狩っている間にもキチンとタコを釣っておられた。
特に右隣りの方はスゴくて30匹は余裕で超えていたのではあるまいか。


やはりシーズン通して狙ってみて、攻め方の引き出しを増やしていかないといけぬ。

まぁ、これが釣りの醍醐味か。



ちなみに当日は14匹で4.4kg、平均315gほど。

あちゃ、また下がってしもうた…。




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暴風・豪雨が襲った2019年6月7日(金)、名田屋さんを含めてほとんどの船が早上がりをしたようだ。

それもそのはず、広島の方では警戒レベル4の雨が降ったというし、仕事場のある三宮界隈でもマジか?というような雨が降った。


さてさて、小生が予約をとっていたのは翌日の6月8日(土)。

海上保安庁のHPでは


江埼信号所で風速14m…。

ウェザーニューズの予報では明石の市街地でさえ10m以上が昼過ぎまで続く予報…。

うわぁ、和田防なら体ごと持ってかれる風速だぜ…。



他の釣り船のHPやブログでは続々と欠航の情報が流れる中、おそるおそる名田屋の女将さんに電話をかけてみる。


もしもし、明日って出るんですかね?

「出るよ~。いつも通り5時には来といてよ~」


………

マジか!!

すんごい普通に出るって言われてしもうた。


風速14mですぜ…すんごい雨の翌日で水潮だらけのはずですぜ…各河川からのドロ水流入でドチャ濁りのはずですぜ…マジで出るんすか。


予約した船宿さんから「出る」と言われたからには仕方がない。
いっちょ覚悟を決めてマダコと勝負である。



とはいえ、まだタコエギ3回目の小生がこんな日に果たして釣果を出せるのか。
底の浅い引き出しを開けっぱなしにして対策を考えてみる。


まず考えられる条件を並べてみよう。

①水潮
②濁り
③高波
④風
⑤水温低下


うわぁ、五重苦じゃねぇか!!
良い条件がひとつもねぇぞ。
対策のたてようもねぇや。


全く釣れる気がしないが、ここはドMな小生である。

釣れないなら釣れないでとりあえず悪条件を経験してみて次の釣行の糧としようではないか。



という訳で当日。

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少し早めの4時頃に着いてみると、船の灯りはすでにこの通り。

なんとか目の前の一番近い駐車場に停めることが出来たが、小生が停めた10分後にはいっぱいに。


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うわぁ、名田屋さんの乗合3船とも満船…。

しかも仕立てなのかな?少し小さめの2船も出船してるよ…。


風速14mよ?水潮よ?他の船は欠航よ?


皆さん何を考えて釣りに来てんだか。


と、毎度ながら自分のことを棚に上げまくって6時前に出船である。




この日の釣座は左舷ミヨシ2番目。

結構早めに呼ばれたので胴の間のトモ寄りに席を構えることも可能だったが、この日は高波、まず間違いなくお祭りフィーバーになりそうだったので、釣果よりも低ストレスな席を選んだ。


これが出航してすぐに後悔…。

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画像では分かりにくいが、すんごい波と風である。

名田屋さんの大型船の船首が持ち上がったかと思えば、ドーンッと下がる。

立つことができないどころか、タックルボックスが転げ落ち、帽子が風に飛ばされる。


う~ん、座って釣りをすることに慣れていない小生、底取りだけはできるが波の上下を吸収するようなロッドワークが座っていては出来ぬ。
つまり船が波の上に乗ればそのままオモリが底を切ってしまう。

これは困ったぞ。

糸を張れば底を切る、糸をフケさせればお祭りしてしまう…。



ええぃままよ、と立ってみようとはしたが腰に爆弾を抱えている小生、恐怖心が勝ってしまい結局座っての釣りを続行。


通常なら「トントントン」とオモリを操作するのだが、この日は「トンスートンスースー」とオモリが底を切っている時間が長い…。

それでも3時間後には
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なんとか3匹をゲット。


う~ん、やはり今日は厳しいか…。


船長が船を流す場所も
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林崎や

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大蔵海岸など、陸が間近に見える場所ばかり。


そりゃそうだ、この波風じゃ沖を流したらエラいことになるわな。
それにしても明石川や朝霧川の水がドンドン入ってきていて、明らかな水潮である。
う~ん、これじゃマダコの活性は上がらなそうだぞ。



と思っていたら10時頃から若干風と波が収まってきた。



これなら立てる!!

と、クララのようにヨロけながらもミヨシのお立ち台横に立って釣り始めた小生。
ここからが面白かった。


さっきまでの座りながらの釣りが嘘のように底をキープできる。


底さえ掴めればこちらのもの。
わずか2時間ほどで10匹追加である!!


やっぱり底をキープするのが大事。
底を切る動作が入る時と底をキープしている時では雲泥の差である。


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立って釣っていればこんな小さな子ダコのアタリさえも拾える。
(こいつは当然リリース)


波が高いとか風が強いとかいうよりも、どうも立って釣りができるかどうか、という方が重要っぽいぞ。
だって、立ってさえいればある程度の波もロッドの上げ下げで吸収できるから。


ということは波が高い日はミヨシよりも、波の上下の影響が出にくい胴の間より後ろか。
うん、ひとつ勉強になった。
次回からはしっかり実践しようではないか。


という訳で
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今回はリリース含めて13匹!!

なんと悪条件の今回が今までで一番良い結果に!!


今回の当たりエギは
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こちら。



コイツの紫色とワンナックのデビルスッテ。


デビルスッテはなぜかAmazonで販売がない。う~ん、よく釣れるのになぁ。


ともあれ、悪条件が重なりまくりの当日であったが、なんとか釣果を出すことができて良かった良かった。


さて重量であるが…
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12匹で4.2kg。

1匹あたり350g…。

あちゃ、型は下がってしもうたか。



ちなみに、小生の右隣り、つまり一番ミヨシに座られていた御仁は波の高い間もコンスタントに釣りあげて20匹以上の釣果。

やっぱり上手い人は上手いなぁ。




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