ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:宮津

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な、なんと、4か月ぶりの投稿である。


投稿をサボッていたのではく、コロナだから釣りに行っていなかった、と言いたいところだが宣言解除後の釣行が立て続けにボーズだっただけ…。
書きたくても書くことがなかったのだ。
そう、決してサボッていた訳ではないのである、そうなのである。


という訳でやっと釣れたのが5月中旬。
小生にしては珍しい日本海、宮津から出船のオニカサゴ狙いについて書いていこう。



5月といえば本来はタコエギ三昧のはずであるが、昨年のような不漁もありえるので暫く静観。であれば何を狙おうか、と迷いまくって思いついたのが「アコウ」。
久しぶりに和田防でガシラを狙いつつアコウと遊ぼうと思いついた。
で河内渡船のHPを見てみたら…まさかの廃業…。

ああ、オヤジさん年だったもんなぁ、さすがに年には勝てんか、と意気消沈していたら…えー、神戸沖波止全て立ち入り禁止になってる!!

年ではなく行政の判断とは…

小生のように釣りならなんでもいいような者は衝撃も小さいが、沖波止メインの方は釣り場を一気に奪われたのと同意であろう。

神戸港周辺以外の波止はまだ行けるようだが…ショアジギやタチウオの季節になったら今まで以上に混むんだろうなぁ…。
その方が危ないから、釣り場の広さを確保する意味でも一部釣り場の立入禁止なんてやめといた方がいいと思うけどなぁ。




話はそれたが、そういった訳で和田防を断念。

となると船からのアコウ狙いになるが、神明間から出る船でアコウ専門に狙っている船を知らぬ。
岡山・相生から出てる船か、日本海・宮津周辺から出ている船になる。
ともにイワシの泳がせ釣り。
岡山はオモリ30号、日本海は60号。


う~ん、どうしようか、距離的に岡山か、と思っていた時に先輩からLINE。

「経ヶ岬沖のアコウ狙い、どや!?」

「行きます!! でも竿が無いんすけど、どうしましょう?」

「タチウオのテンヤロッド持ってるやんな。あれでOKやで!!」

いう訳で日本海のアコウ狙いへ。


ところがところが、数日前になって「イワシがほとんどいないらしいわ。サバやイカの切り身で狙うオニカサゴでええか?」


うん、是非もなし。
釣れないアコウより釣れるオニカサゴ、紆余曲折の末、めでたく鬼退治、といきたいところだが、こちらは水深120mも当たり前のオモリ80号。
さすがにタチウオテンヤロッドでは厳しいか、と思っていたら
「80号でもタチウオロッドでいけるで。PEも2号のままで大丈夫」
とのこと。


マジで!?


重めのテンヤでも50号ですぜ?
ホントに80号背負わせても大丈夫です?


これは自身を犠牲にして試してみなければなるまい、と持前のドM根性丸出しで釣行と相成りました。



出船は宮津・養老漁港。

天橋立を越えて丹後半島の真ん中あたりにある漁港である。



出船してからポイントまで丹後半島沿いをグルリと回り込む。
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地形が美しいことで有名なところだけに素晴らしい眺めの中を1時間ほど疾走。


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いや、本当に素晴らしい眺め。


ポイントについて第一投。

仕掛けは80号オモリのテンビン2本針仕掛け。
明石界隈ではまずお目に掛からない仕掛けである。

ロッドはタチウオテンヤで使っている82調子の竿、リールはこれまたタチウオで使っているままの電動リールにPE2号、リーダーはジギング用の8号を3mほど。

釣行にあたって買い足したのはテンビンと仕掛けのみである。
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仕掛けは針と針数、長さが違うだけで明石のノマセとよく似てるので、自作しようと思えば簡単にできる代物。
注意点はピンポン玉のようなフロートをかますこと。
このフロートのおかげで仕掛けが潮に漂うのだそうだ。
今回は初回なので購入したが、次回からはおそらく自作。
船タチウオをやっている人ならばほとんど投資なく入っていける釣りである。
後はタチウオロッドでもオニカサゴが釣れることを証明するだけ。

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エサはサバの切り身と冷凍庫に眠っていたタチウオの短冊。
明石のガシラ用の2~3倍くらいの長さに切るのがミソ。


船長の合図とともに80号オモリをぶら下げた仕掛けを120m下の海底へ。

82調子のタチウオロッドだと胴が非常に堅牢なので80号オモリでも特に弱々しさを感じない。
むしろ100号ぐらいでも問題ないんじゃないかと思えるほど余裕な感じ。



一旦底をとって3mほど巻き上げる。
根魚だからといって底ギリギリを釣っているとウッカリカサゴやユメカサゴばかり釣れてしまうのだ。
本命のオニカサゴは若干浮いているそうで、要は釣れる棚が底から3mということ。

このウッカリカサゴ、見た目はガシラそっくり。
なんでも胸ビレの線の数が違うだけなんだとか。

ただ、ガシラよりも大きくなるらしくデカいのは60cmほどにもなるとか。
当日はさすがにそんな大物は出なかったが、小生の腕でも30~40cmクラスを5匹釣りあげた。
食味もガシラそっくり。
これはこれでうれしい釣り物である。



とはいえ本命はオニカサゴ。
きっちり3m巻き上げ当たりに備える。


なんでもフォールに食いつくことが多いそうで、竿1本分誘いあげてゆっくり竿先を下げるのがいいんだそうな。


小生も先輩の教え通りに誘いあげてゆっくり下げる。


するとゴツゴツゴツと魚のあたり。


すぐにアワせるとすっぽ抜けることがあるそうで、しばらく食わせてから合わせると…


いやぁ、すっぽ抜けてしまいますな…。

こんな当たりが10回以上。



ものすごく当たるんだが、いけすの中は空のまま…。



う~ん、やっぱりタチウオロッドだと胴が固すぎて魚をハジいてしまうんだろうか?
とはいえこのロッドしか持ってきてないし…。

ならばハジく前に針掛かりさせてしまえばいいじゃないか、なんて短絡思考で当たりがあれば即合わせに変更。

タチウオテンヤの即合わせと同じ要領である。
仕掛け途中にテンビンがある関係で、テンヤほど直線的に針掛かりはしないと思うのだが…


なんとこの作成が大成功。
グングンとした強い引きであがってきたのが
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ちょっと小ぶりなオニカサゴさん。

ちなみに毒を持っているのでヒレに触るのは厳禁。
できるなら釣りあげてすぐにハサミでヒレをカットするのが良いのだが、切り落としたヒレにも毒が残ってしまうので家に帰ってから処理するのがベター。


即合わせを実行してからは当たりのほとんどをキャッチ。
一回水面で針が外れたので、それ以降はガツンとジギングばりの追い合わせも追加。

80号オモリを背負わせているのにタチウオテン並みの激しい即合わせ+ジギングレベルの追い合わせをしてもロッドに不安感はない。
タチウオテンヤロッド、意外とオールマイティなのかもしれませんな。


釣り方をテンヤ同様に切り替えてからは、あれよあれよという間に
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これこのとおり。

ちなみに浮いているのがウッカリカサゴやユメカサゴ。
底でしっかり泳いでいるのがオニカサゴ。


最終、39cmのオニカサゴも含んで
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13匹の釣果となりました。
先輩によると初挑戦にしては良い釣果なのだそう。


80号オモリということでロッドの耐久性が心配だったが、テンビンをかましているおかげか、ロッドへの過剰な負荷は心配なし。しかも当たりが出てからのロッドワークはタチウオとほぼ同じ。
しかもタチウオがオフシーズンになる時期がメインとなるそうなので、これは新しい狙い物として小生の中の選択肢になりそうな気配である。


高級魚として有名な魚なので
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刺身も抜群。

出汁でお茶漬け風にもしてみたが、こちらも絶品。

もっと早くに挑戦してみれば良かったと思える楽しい釣行であった。
次回はこれまたタチウオロッドで対応可能なアコウにも挑戦してみるか。



今回の教訓
・タチウオテンヤロッドの場合は即合わせで。
・エサはサバとタチウオを1cm幅で15cmほどの長さで。
・当たりが少なくなった時はタコベイトなどの装飾を追加。
・仕掛けを浮かせる関係で根掛かりはほぼなし。



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貧果報告第二弾である。



前回なんの勉強もせずにイカメタルだけ買って飛び乗ったイカメタル船であるが、いやぁ、びっくりするぐらいの撃沈であった。


それでも4ハイ釣れたのだから、ちゃ~んと準備して誘い方も勉強していけばもっと釣れるのではないか、なんて安易な考えで宮津に向かったのが8/14。

17時過ぎ出船で宮津から1時間半ほどのロングラン。

なんだ、間人の方じゃないか。これならそっちの方の船に乗ればよかったと心では思ったが、こればっかりはその時のポイントがどこかによるので予約時点では賭けみたいなもの。
24時前に帰港と考えると、実釣は3時間ほどか。


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ポイント到着時はもう日暮れ。

なのでいきなり
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ライトのもとでの釣りである。


潮は比較的緩くて20号スッテで十分底がとれるほどであるが…


なんせ微妙なアタリがとれない。


気が付くと
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こんな有り様…。



アタリがとれないもんだからシャクッた時にたまたま抱き着いていたイカが掛かるのみなので、非常に効率の悪い釣りである。


そんな中でも小生の真後ろに陣取っておられたうら若き女性が…まさかの爆釣…。


小生が1匹掛ける間に4~5匹ほど釣っている時間帯もあったほど。



恥を忍んで
「レンジはどこですか?」
「スッテのカラーは?」
「誘い方は?」
と教えを乞い、その通りにするのだが…いやぁ、全くかなわなんだ。


見た目はほんとに華奢な若い女性なのである。
釣りなんかとは縁遠い、もっと華やかな場所が似合いそうな美人さんなのであるが…いやぁ見た目によらぬものよのう。
もう面白いくらいの差がついてしまい逆に清々しいぐらいであった。

ちなみに小生8匹、
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対して女性は30匹以上…。


その美人さん曰く、イカメタルは「道具」と「経験」なのだそうだ。

使われていたロッドをあとで調べてみると、イカメタル専用ロッドでなんとお値段5万円強…。
リールは8万円ほどのS社最高級リール…。

そんな道具でも最初はやっぱり貧果続きだったらしい。

それが何度も通ううちにアタリが分かり出して、アタリを出すための誘い方が分かり出して…という感じだったとか。



ああ、ダメだ…小生には道具を買うお金と日本海に通うための体力がないよ…。
さて、イカメタル…次回は小生にも釣れるようなスッテさえ落とせばだれでも釣れるような日までお預けになりそうだな…。


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刺身が美味であったのが救いである…。




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2020年7月24日、本来は知人の船でジギング予定だったのである。それが前日からの大雨で中止に。
予報では昼から小雨に、ということだったので急遽リタックルに予約。
これもまさかの直前で欠航に…。


もう頭の中は釣りモードである。
なんとかして出船している船を探すものの、大雨強風でどこも出ない…。



う~ん、どうしたものか…南風がこんなにキツかったら淡路の東側なんて全滅だわな…



ここで数日前にやっていた釣り番組が頭をよぎる。

ん?南風?ということは日本海は大丈夫なんじゃね?
テレビでやってたイカメタルなんてやつを試しに行くのもアリじゃね?


と脳内会議で賛成多数で可決。


とりあえずネットでヒットした宮津の船に予約を入れ、エイト玉津で店員さんオススメの鉛スッテとオモリグなるものを購入し、断片的な情報しか持っていないイカメタルへレッツゴーである。



という訳で

 
なし崩し的に「いきなり乗合船に乗ってみた」シリーズの第3弾のスタート。



ちなみに、小生のイカメタル知識度はほぼゼロに近い。
いや、イカメタルという言葉は知っていたのであるが…単純に興味が無かっただけである。
なのでテレビでやっていた内容しか頭にない。



エギング以外のイカといえば電動リールで7本スッテ全長7m仕掛けを置き竿で、という釣りは何度か経験があるのであるが、そもそも鉛スッテと枝に2.5号ぐらいのエギなんて新しい釣りは全く経験がない。


経験は無いが細君と娘が「タコばっかりじゃなくてイカも食わせろ」とうるさいので、機会があれば狙ってやろう、と思っていた程度である。



とりあえずケンサキイカ=マルイカであったはずなので、竿は

こちらを用意。
わざわざ「マルイカ」と書いてあるほどだから使えるはずなのである。


スピニングは

こちら。
何のために購入して何用の竿なのか全く覚えてないのだが、家にあった竿で号数的に合うのがコレだけだったので流用してみた。


PEは0.6号、それにフロロ3号のリーダーを1ヒロほどつけ、そこから先に市販の仕掛けをセットする。



さて、高速をすっとばして16時半に宮津に到着、慌ただしく17時に出船である。


ちなみに…港や船の名前は伏せる。



なぜなら…そう、玉砕…。




周りはコンスタントに釣れていたので完全に小生の腕であろうが、やはり知識ゼロで乗ったのはまずかった。



道具自体は問題なかったように思う。

決定的な差は誘い方。



テレビではスーッと竿先を上げて、トン、トンと竿先を急激に下げていた。
要は糸フケを作ることでエギをフリーフォールさせていたように思う。

しかししかし、現場ではそんなことをやっている人は一人もおらず…。


底からゆっくり巻き続けている人や、3度ほどエギングのようにシャクッて止めている人がほとんど。
釣果が一番よかったのは…ゆっくり巻き続けている人であった。



う~ん、何が正解やら全く分からず、釣果はいつのまにか掛かっていた4ハイのみ。



船代、高速代、ガス代はもちろん、運転する距離を考えると全くもって瀬戸内の方がコスパは良いのであるが…う~ん、悔しいのである。
何とかして納得できるレベルで釣りたい…。



という訳で近々リベンジ予定。


今度はちゃんと準備して釣ってやるぞ!!!!!!




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