ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:徹夜

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コロナ禍の渦中とはいえ、なんと、昨年11月以来の和田防である。

季節はショアジギで青物、夜はと言えばタチウオさん、これは夜通し渡ってタチウオ→朝まずめの青物がよろしかろう、ということで9/20の夜から渡堤してきた。


17時便に乗ったのだが、渡ってみてビックリ、IMG_6619
ちょっと分かりにくいがかなりの人出である。

花火大会の時よりも多いのではありまいか。





あまりスペースがないので「デッパリ」の少し東側へ。

渡ってすぐ夕まずめなのでパパッとタチウオ仕掛けを作って投入。


キビナゴが落ち着いたな~、と思った頃合いですぐに「スーッ」とウキが消えていく。



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なんと一投目から銀太刀の登場である。


すぐ後の二投目で上がってきたのは
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立派なサバさん。


この後も一投ごとにウキが沈むが、すぐに横に走るのでサバがいたずらしているのだと思われる。
ちなみにエサを器用に取っていくが、針掛かりしてくれるのは稀である。


出だしから好調なので、半夜で終わることなく、当初の予定通り通し釣りに突入。

さぁこれで明日の朝まで戻れなくなったぞ。



ところがだ…。

21時の最終便が帰ったあとくらいからウンともスンとも言わなくなった…。
タチウオなどは周りも見渡す限り、おそらく小生の釣った1匹のみだったはず。


しょうがないから
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ガシラさんで暇つぶし。

コイツだけは無限に釣れてくるが、何故かサイズが10~15cm程度と小さく、1匹もキープならず。



このまま…まさかの…朝を迎えてしまいました。

本来なら6時の迎えまでショアジギで青物を狙うのであるが、あまりの貧果ぶりに心が折れて、
4時の臨時便で波止を離れましたとさ…。



当日は中潮だったのだが、終始潮が動かずウキが目の前20mくらいの範囲から動かない特異な状況。
こんなこともあるのか、とビックリするほど動かなかった。


それでも人だけは多く、本堤の徹夜釣りだけでも20人ほどいたのではあるまいか。
新波止の方などは竿2つ分の距離で等間隔に釣り人が並んでいるほど。


こんな人数で徹夜したことは初めてだったが、そのほとんどが本命ボーズだったことを考えると…。

釣りの常とは言え、いやはや釣れる日に当たりたいものよのぅ。





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いやぁ、さすが小生である。
もう笑いが止まらんくらいの大爆釣である。

ガシラを釣らせれば天下一品と自負しておったが、まさかここまでとは。
我ながら大したもんである。


なんと「ガシラ107匹」の大爆釣!!



何を投げても簡単に釣れてしまうので、もしや小生の腕ではなく単純に運が良かっただけではないか、たまたまタイミングがあっただけで誰でも釣れたのではないか、と客観的意見も頭に浮かんだが、あくまで小生の腕のなせる業と思い込むことにしよう。





6月と言えば和田防の通し釣りが始まる。



このところ船釣りの記事ばかりだし、久しぶりにガシラやメバルに遊んでもらおうと、2019年6月1日の17時便で和田防に渡ってきた。


渡してもらう渡船は
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もちろん河内渡船。

7防や8防は摩耶から出る渡船に乗るが、和田防へは河内渡船が一番近くて便利なのだ。



河内渡船の通し便は17時渡しもしくは20時45分の最終便で渡堤し、翌日の始発便で帰ることになる。
始発便は平日は6時だが土日祝は5時なので気を付けるべし。



今回はなんとハマチが好調とのことで夕マズメと朝マズメはジグで青物を狙い、日が落ちている間はメバリング・ガシリングで楽しもうという2段構え。



という訳で
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一路ガシラの聖地へ。

海上わずか10分程度の船旅である。




17時過ぎ、和田防にあがるとなんと白灯が空いておる。いつもなら青物やタチウオの情報が出回ればたちまち人でいっぱいになる白灯なのに、一体これはどうしたことか。


しめしめと白灯に荷物を置き、まずはハマチ狙いで40gのジグをブン投げる。

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向かいの新波止先端でも同じようにルアーを投げておられる。


見ているとその御仁がヒット。

うん?なんかおかしいぞ?

あれ、20cmぐらいしかない。サバかなんかがヒットしたのであろう。


ともあれ魚が掛かるのをみれば俄然やる気が出てくる。


繰り返し投げているとガツンと衝撃!!…と言いたいところだが、カツン程度の小さなアタリ。

そして途中でバレてしまう…こんなことが3~4回…。


こちらもサバであろうか?


白灯反対側で同じように投げておられた人がキャッチ。
見せてもらうと…25cmほどのツバスである。

なんと可愛い。

さっきからアタックしてきていたのはコイツか。


う~ん、コイツを釣るつもりはないのでそのまま大きめのジグを投げ倒したが、残念ながら日没終了。
朝マズメに期待である。




さてここからは2つ目のお楽しみ。
ガシリング&メバリングである。

事前情報ではメバルは不調とのことだったのでガシリングメインに組み立て、状況によってはメバル狙いも織り交ぜていくことにしよう。



昨年末、実は和田防でガシラを爆釣している小生、


今回は夢よもう一度、と数釣りチャレンジを行うことにした。


前回は17~21時までの半夜で57匹であったが、今回は日没19時から夜明け4時までの9時間チャレンジ。
単純計算で倍以上にはならなければならん。
う~ん、3ケタか、さすがに無理っぽいぞ…とこの時点では思っていたのだが…。



まずは内向きで第一投。

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ありゃ、いきなり釣れちまったよ。


サイズは小さいものの、その後も一投ごとに釣れてくる。


ジグヘッドが底まで沈まないな、と思えば

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犯人はこちら。


うん?狙ってないのに釣れてしまったぞ。


その後も
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メバル混じりで釣れ続け、

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わずか1時間ほどでこのとおり。

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深夜1時には当日最大24cmのメバル君。

続けて
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こちらも当日最大のガシラ。
ガシラ君は大きくてもこのくらい。


その後も
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途切れなく釣れ続け…


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終わってみればメバル7匹+ガシラ107匹!!
トータル「114匹!!」の爆釣であった。

前回のガシラチャレンジの綺麗に倍でフィニッシュ。

うん、小生もやる時はやるのである



今回はスカリに活かしておいたので、生きているものは全てリリースし、弱っているもののみ持ち帰ったのでお土産はホンの少し。


ちなみに全て1~1.5gのジグヘッドでワームはなんでも釣れた。

というか、一緒に渡っておられた初心者集団の方々もエサ釣りで大爆釣。



うん?やはり小生の腕ではなくタイミングか?




さてここからは再びハマチ狙い………


これでハマチが釣れていたら最高だったのだが、そこまではボーズの神様が許してくれぬ。

見事にアタリもなく玉砕であった…。




ともあれ、今年も和田防のガシラは絶好調の気配。

ちょっと気が早いが秋の爆食いシーズンが楽しみである。



ちなみに……白灯付近であるが、もうすでに蚊が発生しておった…。
それもかなり強力なヤツが。


おそらく白灯下の水溜まりで涌いているのだと思うが、一度刺されると非常に痒いうえに腫れ上がるので難儀するのだ。

今回は耳たぶを刺されて、誇張なしに2倍くらいに腫れ上がった。
2時間もすれば痒みも腫れもおさまるのだが、鬱陶しいことこのうえない。

だいたい白灯~出っ張りの丁度真ん中あたりまで蚊が飛んでいるので、この付近に釣座を構える人は虫よけを持参されることを強く勧める。


いやぁ、大漁は魚だけでいいのだよ…。




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今年もやってきましたこの季節!!

そう、垂水一文字の春の名物、メバル爆釣シーズンの到来である。



現時点での垂水一文字は基本的に週末にしか渡船営業をしていない関係で、必然的にメバルのストックは例年よりも多いはず。
小生のようなメバルから見放されたアングラーでも、通称「タルイチ」にさえ渡ってしまえばメバルさんは顔を見せてくれること請け合いなのである。


という訳で2019年4月13日、垂水港の船長丸に乗って垂水沖一文字に渡ってきた。
今回はメバルの引きを堪能すべく、夜から朝まで釣り続ける「通し」での渡堤。

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ちなみに今のところ最終便は16時、朝の一番船は7時なので、渡ってしまえば最後、15時間は陸に戻ることのできないドM垂涎の釣り場と化す。



当日は小潮回り。通常は大潮が良いと言われているメバルだが、タルイチに限って言えば大潮は少々厳しい。
メバルの食いがどうこうの前に潮が速すぎて釣りにならないのだ。
いつぞやの記事にも書いたが一旦潮が走り出すと100gのジグでも底が取れない速さ。
10gの間違いではない。「100g」で底が取れないのだ。


そんな潮が飛びまくるポイントに1gほどのジグで挑むなど狂気の沙汰である。


自分の実力をしっかり把握している小生は迷わず小潮回りに渡堤。
ゆっくりとした潮を相手にのんびり竿を振ることにする。



さて、渡ってすぐはまだ日が高いため穴釣りで暇を潰す。

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ここでもやっぱり安定なのは…

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そう、ガシラ君。

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ムラソイ君も顔を見せながら30分ほどで5匹ゲット。


うむ、今日はチョロい予感がするぞ。



さて日が暮れて明石大橋のイルミネーションが輝き出した頃、本格的にメバリング開始である。


15時間耐久ということで本日は2本のロッドを用意。

1本目、かつてはメインロッドとして活躍し和田防半夜のわずか3時間半でガシラ50匹以上の記録をたたき出したロッド…




である。

シマノのソアレBB。
おそらくこれの旧バージョンで初心者向け低価格帯ロッドではあるが本当によく釣れた。
ガシラだけなら1,000匹以上は間違いなく釣っているロッドである。
記事にしていないことも多いがメバルもそこそこ釣っているので愛着のある竿。



2本目はこちら。



これのワークスチューンというモデル。

現在のメインロッド。なんとトラウトロッドである。
メバリングロッドに比べると非常に細くて頼りないのだが、感知能力がズバ抜けており潮の流れやジグが海藻の上に乗った感覚まで手元に伝わってくる。
惜しむらくは胴にパワーがないため潜られやすいのだが、感覚の鋭さゆえに食った瞬間にリールを巻きあげることができるので思ったよりもバラしは少ない。
ちなみにこのロッドで29cmのガシラを4mの高さからブチ抜いていたこともあるので相当粘りのあるブランクスを持つ竿である。

和田防で使用した時のインプレは下記を参照のこと。








…………

……………………



蘊蓄はいいから早く釣行記事を書けよ、と思われている諸兄、小生が前文段階でこんなにタラタラと書いているパターンは…そう……。




まさかのメバル丸ボース!!!!!



いやぁ、ここまでメバルに見放されてるとは思わなんだが逆に清々しいもんである。



船長丸さんや垂水一文字愛好家の方々の名誉のためにあえて書いておくが、他の釣り人は釣れていた。

というよりもむしろ爆釣である。

そう「爆釣」なのである。



尺こそ見かけなかったが25~27cmクラスは普通に釣られていた。

「今日がメバリング初めてなんです」と言っていた御仁は小型は全部リリースでそれでもクーラーいっぱいにして帰られたし、「メバリング専門でやってます!」といった風体の御仁も「25cmくらいじゃスカリまで持っていくのが面倒なので全部リリースしてました」と言っていたぐらいの爆釣である。



それでは何故小生は釣れなかったのか。

世の中に好釣・爆釣の記事は数あれど、爆釣だらけの中で1人丸ボーズ記事はなかなか無いのではないか。
あえてそこを記事にするドM小生の神髄をご覧あれ。





ふぅ、やっと本編記事である。


タルイチは先にも書いたとおり潮との闘いになる。

ガシラなどは比較的どんな潮状況でも食ってくるが、タルイチというよりも明石界隈の沖堤メバルはある特定の状況でしか食いが立たない。


あまり詳しく書くと実際行かれた時に面白くないと思うのでキーワードだけ書いておくと

「反転」と「鏡」

である。


おそらく現場でずっと潮を見ていれば「なるほど」と思われるはず。



あとはタナとリーリングの早さを合わせるだけ、という本来は楽勝パターンなのであるが…。



いやぁ、トラウトロッドでは小潮でも太刀打ちできねぇや。
さすがタルイチ、小潮でも和田防の大潮レベルの流れである。メバルを掛けても手前のテトラに潜られて「プチン」。
和田防では潜られる前にブチ抜けるのであるが、さすが急流にもまれているメバル君達、潮の流れを味方に付ける術を知っているようである。

トラウトロッドをメインロッドにしたのは年が明けたばかりの頃であったから、タルイチデビューはこの日が初めて。いや、ここまで使いにくくなるとは思いもせなんだ。



それならばとソアレに持ち替えてバットのパワーでテトラから引き離してやろうとロッドを交換してポイントに戻る時に…



ステーンッ!! と盛大にこけてしもた…。
もう漫画のようなこけかたである。


中年になって「イテーッ!!」なんて大声を上げてしまったのは久しぶりである。

当日の夜中に悲鳴を上げていた中年は小生である。声を聴かれていた皆さまお騒がせしてすみません。



右手に持っていた活かしバッカンは無事であったが…左手に持っていたソアレの元ガイドが…ありえない向きにグニャリ…。


ついでにこけた瞬間に削れたのか、胴のあたりに大きな傷が入ったのと、継ぎ目の玉口付近に結構な割れが…。



一応ガイドを力業で元通りに捻じ曲げ、継ぎ目が少々グラついていたのでさらにティップ側を押し込んでなんとか固定するも…ダメだ…振り抜くたびに竿が抜けそうになるよ…使い物にならねぇ…。




そんなこんなで小生に残されたのはトラウトロッドと穴釣りロッドの2本…。



それでもなんとか

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ガシラ君を追加するも、掛けては潜られの繰り返しなので早々と納竿…。


上記画像でお分かりだろうか。
バックの明石大橋のイルミネーションがうっすらと写っている。
いうことはまだ24時前の出来事である。




賢明なる読者諸兄は覚えておられるだろう。


冒頭に書いたとおり今回は通し釣り…。

そう朝7時までは戻ることのできないドM釣り場なのだ。




周りは頻繁にロッドが曲がっており、あちらこちらで歓声があがっているのに…小生は朝の7時まで何もすることがない…。

いくらドMでもうらやましくてしょうがない。
しょうがないので持ってきていた簡易テントでふて寝である。



という訳で小生はメバルボーズ…。





垂水漁港に戻ったその足で行きましたともエイト玉津へ。

狙うはトラウトロッドのようにセンシティブでメバリングロッドのようにバットパワーがあるロッド。
そして願わくは財布にやさしい…。


買いましたともニューロッド。

しょうがないじゃないか、だっていくら貧乏アングラーだって竿がなけりゃ釣りが出来ないんだから。


という訳で近日中にデビューさせる予定なので紹介は次の機会に…。



それにしてもタルイチのメバル、周りは楽しそうだったなぁ…。



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いやぁ、久々の垂水一文字である。

長らくこのブログ画面の背景を飾っておった明石大橋の画像であるが、これは垂水一文字から撮影したものである。


思えば初めて沖一文字で釣りをしたのが垂水一文字であった。
その時はガシラの穴釣りで随分と良い思いをしたものである。



今回はガシラ君に浮気せず、メバル狙い&朝マズメの青物狙いで勝負である。




垂水一文字も和田防には劣るものの長大な波止であるがメバル狙いとなれば一級ポイントは中央東寄りの「く」の字に曲がった沖側テトラになる。

ここは潮がよれる場合が多く魚が溜まりやすいのだ。



という訳で10/13(土)の17時、最終便で渡りいきなりこのポイントに入った。

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これは内側の風景だが、丁度この反対側テトラがポイントである。




最終便で渡ったのは小生と釣り部長を含めて5人、その全員がメバル狙い。




まずは1gのジグヘッドでご機嫌伺いを。

これで釣れてくれると楽なのだが……釣れぬ…。



しばらくフォールで誘ってみて釣れたのは

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やはりガシラ君である。


このサイズであれば無限に釣れてくる。

その代わり根掛かりも激しく、ジグヘッドを計25個も無くした…。


少し太めのラインに軽めのジグヘッドだったとはいえ、これは下手すぎである。

もう少しジグの動きを感知できるようにしないと…。



と考えながら試行錯誤すること5時間…

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!?5時間!!!


そう、待望のメバルちゃんに出会えるまでに5時間もかかったのである…。

なんというレベルの低さであろう。



同行した釣り部長などは5cmくらいのベビーガシラが無限に釣れる、と肩を落としながら最終的にふて寝し始めたほどである。

大人しくふて寝しておいてくれればいいものを「寒いから眠れない」などと小学生並みのダダをこねる。



眠れないものだから他の釣り人に話しかけまくっていたのでさぞかし迷惑だったことであろう。

その釣り部長が仕入れた情報によると、同時に波止に上がった御仁は30cmほどの良型を頭にポンポンと釣りあげられていたそうだ。
やはり腕の差なのか…。



ちなみに私が釣ったメバル、最終兵器ともいえるこちらを使った。

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ガルプである。




こいつは非常によく釣れるのだが、どうしてもガシラを拾ってしまうのとワームが漬かっている液が漏れてクサい。

使用する際は別の密閉容器に移すことをオススメする。


あまりにもガシラばかりが食ってくるので内向きに移動、得意のノベ竿で際を狙っていく。


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もしかしたらこの日は内側の際狙いが正解だったのかもしれぬ。

あれほど苦労したメバルが3尾、ポポンと上がってきた。



ただ、後が続かず小さなセイゴやガシラばかり釣れてタイムアップ。

朝マズメの時間である。


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垂水の青物狙いといえば一文字西側のテトラが切れたポイント。

水面まで垂直で5mある少々怖い場所だが、6時の一番船が来るとこのポイントにルアーマン達が大挙して押しかけてくる。


通しの良いところはこの1番船より前にポイントを確保できるところ。


最先端の一級ポイントは釣り部長に譲り、小生はテトラ寄りのポイントに陣取った。


80gのジグをブン投げて底をとってからシャクリあげてくる。

当日は潮の速さ的に60gのジグでも大丈夫そうであったが、激流になると100gのジグでも底をとれなくなるので、80~120gほどのジグとそれを投げられるタックルを用意しておいた方がよかろう。



数投した時にガツンときた。

さかんに底にもぐろうとする。
来た!!青物だ!!!
引きの重さ的にメジロクラスは固い。


タモ入れをしてもらおうと釣り部長を呼ぶが声が届かん。

しょうがないので自分でタモ入れを試みるが、なんせ5mの高さである。

小生のタモも5mなのでギリギリの長さ。



なんとかもう少しでタモに入る、というところで




ポチャン…



いやぁ、もう何というか…このタイミングで何故?ということが平気で起こるんだから怖い。

なんとタモ枠とジョイントだけ抜け落ちたのである。


手にはタモの柄だけ…。

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これはマズい…5mの高さをズリあげるライン強度はない。


仕方ない、水面に魚を浮かせたまま釣り部長のもとまで波止を移動することに。



このころには1番船も到着し、ルアーマン達が着々と用意をし始めた頃。


そのルアーマン達に謝りながらもなんとか釣り部長にタモ入れしてもらって何とかひと息。




……

………



ボラじゃねぇか!!!!!


なんでボラの口にキレイに針掛かりしてんだよ~!!!!!!




という訳で…恥ずかしすぎて写真すら撮っておりません…。


スゴスゴと釣座に戻る時に「うわぁ立派なボラ…」なんて言われる始末…。


現場にいた皆さま、ご迷惑をおかけしました…。



当日はこれで終了…。


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帰る頃にはご覧の通りの人出。

さすが人気の垂水一文字である。




結局は青物に恵まれず、メバルも4尾のみ…あとはガシラが盛りだくさんという釣果でした。

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結局ガシラか~い!!!


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