ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:明石

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今さらながらに明けましておめでとうございます。


昨年もたくさんの方に当ブログを訪問していただき、誠に恐悦の至り。
今年も出来るだけたくさんの釣行をブログにしていきたいと考えておりまする。



とはいえ、極寒の1月。
ジギングはイージーなタチウオパターンから釣り手を選ぶイカナゴパターンヘ、
タチウオも洲本沖から姿を消すシーズンである。



新年1発目の釣行でボーズは避けたいなぁ、と思っていたところに良い情報が。

ショウサイフグだけは好調継続中とのこと。

しかも太っ腹な名田屋さん、2022年の1月いっぱいは乗船料5,000円ポッキリ!!


迷うことなく1/10に船上の人と相成った。



当日のポイントはショウサイフグ狙いではメジャーな淡路西側。
ノリ棚が遠方に見えており、時折ラインに棚から流れてきたノリが絡んでくるような場所である。

?ノリ?

あ、メバル狙いでもよかったかな?

と思いはしたが、メバルはまだまだこれからの狙いもの。
まずは目の前のフグに集中である。



仕掛けは

こちらの記事を参照のこと。


全く同じ道具立てであるが、前回は流し釣りであったのに比べ
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今回はミヨシからアンカーを落としての掛かり釣りである。


船長によると、なんでも潮が緩い日はこうやって船を動かさずフグを寄せ集める方が良いらしい。

こちらから攻めずにあちらからのお越しをお待ちするということですな。


流し釣りが当たり前の他の狙い物に慣れていると、同じポイントにじっとしていることに不安を感じるが、いやはや、船長のいうとおりである。フグさんの方から集まってきて
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わずか1時間ほどで3匹ゲット。


お隣の若い御仁などは、この時点ですでにツ抜け。
しかもなかなかのサイズ揃いである。


2回ほどイカリを上げての小移動があったものの、基本的には同じポイント固定しての釣り。

途中全く潮が動かず苦戦した時間帯があったものの、コンスタントにアタリは出続け、小生は9匹でフィニッシュ。
掛けていたものの抜き上げ途中でポロリが2回あったのでもったいないことをしてしまった…。


小さいのはリリースになるので
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持ち帰ったのは4匹のみ。


お隣の御仁はそれこそ20匹ほど持って帰っておられたので、明らかに腕の差が出た釣行であった。


ともあれ、フグはまだまだ好調な様子。
しかもキャンペーン料金でお安く行けるので、やったことのない人は今がチャンスやもしれませんぞ!!



今回の教訓
やはりカワハギ竿の流用よりは専用竿の方が有利。
細かいアタリを取れるかどうかで釣果が大きく変わる。
あと、140~160cmほどの極端に短い竿を使っていた方が釣果を伸ばしていた。
どういった理屈で短い方が良いのかはまだ不明。
機会があれば短竿での挑戦もありかも。



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もはやブリマスターの称号を神様から授与してもらってもいいんじゃないか、と思っている小生です。


こちらでブリ86cm


こちらでブリ90cmをゲット。

さすがに今回もブリは無いだろう、と元来控えめな小生らしい心持ちで当日を迎えたのだが…

いやぁ、やはり小生のウデにはブリさんも敵わないんでしょうな、見事にブリ80cmをゲット!!!!
緊急事態宣言が明けてからの青物釣行全てでブリを釣るという快挙を成し遂げましたぞ。



もともとはジギングでの青物狙いを目論んでいた12/19、折からの強風予報で2日前には船宿から「日曜日は休船します」の連絡。

う~ん、でも天気図と予報を見る限りでは吹いても昼からじゃないかなぁ~、とあきらめきれない小生、こんな時は強気で出船する名田屋さんに連絡である。ただジギングだと迷惑をかける可能性があるのでノマセで電話をしてみる。


小生「日曜日、ノマセ釣りって出船しますか?」
女将さん「もちろん出るよ~」
小生「じゃぁ予約お願いします」
女将さん「はいはい、4時半にはきといてねぇ~」

うん、全く休む気がございませんな。さすが名田屋さん、ドM釣り師の強い味方です。



という訳で12/19、
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朝焼けの中を出船。

実は強風のため、ノマセに使うアジ釣りはキャンセル、船内販売で購入となったため出船が6時に変更。
こういった対処をとってくれるのも名田屋さんの良いところ。
小生、青物を釣りたいのでアジ釣りはどうでもいいんである。

ちなみにさすがの名田屋さんでもタチウオ狙いとフグ狙いはキャンセルになったようす。
そりゃさすがに西風強風高波の中を洲本や淡路の西側からは帰ってこれねぇやな。
ノマセは出船してくれて良かった良かった。



この日は大潮で朝イチから潮が効いている良い潮周りの日。
いきなり大橋下の激流アタックか、と思いきや
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あらら、橋を素通りしちゃったよ。


どうやら東浦のちょい東側を流すもよう。


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朝焼けの中、船長の「やろか~」のアナウンス。


で…
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いきなりツバスゲット。

40cm弱とはいえ、朝焼けの時間帯で釣れてしまうと非常にうれしい。



その後、このポイントでメジロクラスを追加するも、イマイチ青物からの反応が薄い。



この日はそもそも出船していた船の数が少なかったのだが、それでもこのポイントで7~8船ほどの小船団が出来ていた。
やはり強風下で流せるポイントが限られているのであろう。
にしてもこの船団にいた船、皆さん天気を読むのがうまいですなぁ。


今日はここで終わりまで流すのかな?と思いきや、おもむろに船団を抜けて橋方面に走る船長。

お、まさかの大橋まわり?と期待していたら、まさしくそのとおり。
単独での大橋ポイント攻略とあいなりました。


さすがに一級ポイント、流すたびに船中のどこかでメジロクラスが上がっている。

…ただ小生のアジは無反応…。


どうしたものか、と思案している内に小生の左右の人がオマツリ。
それを避けるために竿先を船側に寄せた途端、

「ドンッ」

と竿が動かなかくなった。


「あ~、根掛かりか~、ん? いや違う、コイツ、巻けるぞ!!」


オマツリしているラインが目の前を横切っている状況だが、なんとか巻き込まれないように竿を捌く。

電動リールがうなりを上げるが一向に巻き取れない。

それどころかドラグが滑ってドンドンラインが出ていく。


前回、前々回のブリよりも明らかに重いし、明らかにパワフルである。


小生が格闘している間に目の前のオマツリが解消され、自由に戦えるようになった。

小生が悪戦苦闘している様子を見て、他の釣り人が仕掛けを上げてくれる。

時間をかけてしまうと他の人の迷惑になるのでなんとか早く勝負を決めたいが、電動でも手巻きでも全くあがってこない。


「これはメーターオーバーちゃうか」とどこからか聞こえてくる。


うわぁ、こりゃバラしたらかっこ悪いなぁ…とハラハラドキドキしながらも、青物も疲れてくれたのかカウンターの数字が少しずつ減ってきた。


巻いたり出されたりを繰り返しながら上がってきたのは…

え、意外に短い…

え、メーターオーバーのウワサは…



それでも釣りあげたのは
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ぎりぎりブリの80cm!!!

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そりゃ重いはず、めちゃめちゃメタボなブットいブリでした。


タモ入れの際に針が外れてヒヤッとしたのだが、
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これこのとおり伸ばされておった。

いやぁ、あぶねぇあぶねぇ。



その後も
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メジロを1匹追加するも、白波が立つほどの強風になってきたため早上がりの強制終了。

潮も緩んできたタイミングだったしブリもゲットできたので、小生としては大満足の釣行となった。



家に持ち帰ったブリをマジマジ見るも
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ホントにデブである。


胃を覗いてみたが、釣りあげた際に飲み込んだであろうアジが1匹入っていただけ。

う~ん、一体何を食ったらこんなに丸々太るんだろう?



さて、師走ももう少しで終了。
あと1回釣行するつもりだが、次の週末は大荒れの予想。
なんとか天気が持てばよいのだが…。



今回の教訓
ハリス14号のビッグベイト対応仕掛けは不発。
すべてハリス10号1mで釣りあげた。
もう少し細ければさらに釣果が伸びた可能性があるが、8号だとブリクラスが掛かった時に対応できないため、10号でのチャレンジがベターと思われる。



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コウイカの泳がせで狙うブリの引きが忘れられない。
そりゃ90cmのブリを釣ってしまったら、「おかわり頂戴」となるのが人情であろう。



という訳で二匹目のドジョウを狙うべく、海蓮丸船長に電話。


「あ~、もしもし、来週の日曜…」
「爆釣ですよ~!!もうシーズン始まってまっせ~!」

狙い物を伝える前からの爆釣宣言である。
ただ、明らかにノリがおかしい。
青物の話ではないような気がする。

「爆釣って何が爆釣ですのん」
「フグですよ、フグ~!!」

あ~、ショウサイフグか…去年の冬に一度チャレンジしたことはあるんだが、アタリが遠くて小さいのが2匹だけだったんだよなぁ…。

「ビッグベイト便は出てないんすかね?」
「あ~すんません、もういっぱいやわ」
「そうかぁ、じゃぁフグでお願いします」

とかなり消極的な感じでフグ釣りに決定。




このフグ釣り、いわゆる「カットウ釣り」である。
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ちょっと分かりにくいのだが、オモリの下にチラシ針が3本ついており、そこにエビや貝などのエサを付ける。
ただ、このエサはあくまで誘い用。3本イカリや4本イカリを下にブラ下げて、アタリがあればその下針で引っかけて釣る、「引っかけ釣り」の1種になる。

年配の方なら分かるやもしれぬが、仕掛け的には鮎の「コロガシ釣り」、理屈的にはカワハギの「ハゲ掛け」が近い感じであろうか。


ともあれ、
オーナーからこのような仕掛けセットが発売されているので、これを持っていけば間違いない。

オモリは標準で30号であるが、
【10日限定クーポン配布中!】【メール便可】オーナー カットウシンカー丸錘 30号
こういった30号をひとつだけ付けてもいいし、10号を色違いで3つ付ける方法もある。

最近は10号×3つが流行りだそうで、小生もそれに倣った。



ちなみにロッドはカワハギ竿を、リールは日本海のオモリグで使っていたPE0.8号を巻いたカウンター付リールを流用。
という訳で新規購入は仕掛けのみ。
あら、お安い。


さて当日、明石浦を出て二見方面へ。小一時間ほど走るので結構な距離である。
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ポイントに着くと夜が明けて朝焼けがキレイ。

水深はわずかに20m前後なので30号でも底は容易に取れる。



ちなみにこの「カットウ釣り」、竿先にアタリが出ないこともあるらしい。
チラシ針に引っかけてあるエビをフグが突いてるだけ、というのが多く、その感触が竿先まで伝わってこないのだ。

ではどうするか。

「タイム釣り」という釣法で対応する。

つまり「アタリがあろうとなかろうと一定間隔で合わせる」のである。
つまりつまり「アタリはないけど、フグが仕掛けの側まで来てる想定であわよくば引っかけたるけん、覚悟しときんしゃい」という運任せな釣法。


う~ん、これが小生の性に合わない。
まるでゲーム性がないのだ。

タコエギにしろタチウオテンヤにしろジギングにしろノマセにしろ、戦略があってこその釣りである。
運に釣果を任せるなんて釣りはまったくもって面白くない。


という訳で、小生は早々にタイム釣りを放棄。

あくまでアタリがあった場合のみ合わせるという、ある意味潔のよい、人から見ると「バカなんじゃないの」と言われそうな一人ルールを設定する。


他の釣り人が2~3秒くらいで合わせを入れているのに対して、小生のみが黙々と竿先を見つめる。


これは一人ボーズかもしれんなぁ、と半分思っていたが、意外や意外、しっかりと「ガガガッ!!」とアタリが出てくれる。


始めこそ慌ててしまって合わせ損ねていたが、アタリが頻発してくれるおかげですぐに慣れ、1時間もたたずに
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大小1匹ずつをゲット。

小さい方はともかく、大きい方は竿を大きく曲げてくれて釣り味抜群である。


その後もひたすらアタリのみを合わせ続け
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終わってみれば10匹のツ抜け。

なぁんだ、タイム釣りなんかしなくてもちゃんと釣れるじゃないか。
それどころか、アタリがあれば即合わせが必要なので、タチウオみたいで面白い。


この中から捌いても身が残らないような小型と、見分けがつきにくいナシフグはリリースされ
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7匹がキレイに捌かれた状態で返ってきた。

海蓮丸では上の写真のように毒を持つ部分をしっかり除いた状態で返してくれるので帰ってから捌く手間が省けて非常にラクちんである。

ちなみに当日の竿頭は18匹。
おそらくトモに陣取った御仁だったと思うが、竿先から鋭い目線を終始はずしておられなかったので、おそらく細かいアタリも全て拾っておられたのであろう。


「タイム釣り」なんてしなくても、きっちりゲーム性のある釣りを展開できるカットウ釣り、釣り物が少ない冬の救世主になりえる釣りである。



あ、この釣りの良いところがもうひとつ。
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刺身に唐揚げ、非常に美味であった。

タコ、ハマチ、タチウオに飽き気味だった細君と娘も「美味しい美味しい」を連呼しておった。

いつもなら「バカみたいに釣りばっかり行かなくていいのよ」とおっしゃる細君だが、「フグ釣りなら行ってらっしゃい」と送り出してくれる。
ああ、なんと有難い魚であろうか。



さて、次回もタイム釣り封印で頑張ってみよう。



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2回連続ブリゲット&竿頭でもはや人生の絶頂期を迎えたのではないかと巷でウワサの小生。
もはやテンヤタチウオでも無敵なのではないか、と変な勘違いをしたまま11/14に名田屋さんへ突入。


テンヤタチウオは前回の

海蓮丸さん釣行で巻き合わせをなんとな~く体得。

今回も「巻き合わせでやってりゃ楽勝でしょ」なんて、これまた勘違いしながらの出船である。


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5時半頃の出船であったが、もう冬の入り口ですな、まだ夜が明けておらぬ。


神戸沖のタチウオポイントに到着した頃に
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ようやく夜明け。


水深80mほどのポイントで早速第一投。


かなり早巻きのストップ&ゴーで誘い続け、アタリがあっても合わせずにハンドルを2~3回転巻くのが「巻き合わせ」。

この日は幸先の良いことに一投目から竿先に反応。

合わせずに素早く巻き上げる。
前回はこれで掛かっていたのだが…この日は掛からない。
というよりも一瞬重みが乗るのだがすぐに軽くなるのだ。
何度誘い上げてもすぐに軽くなる。

これがひと流し目の間ずっと…。


そんな小生を横目に隣のオジサマはすでに3匹釣りあげている。
釣り方は竿先をゆっく~り上げながら誘って誘って誘って乗せる、昔ながらのテンヤ釣法である。

う~ん、思ったより食い気がないのだろうか?
ただアタリは明確に出るのでイワシにはしっかり反応しているはず。

となれば…そう、即掛け釣法。



という訳で2流し目から即掛けに変更。


すると
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案外早く答えが出ましたな。

なんとか朝焼けの時間帯に1匹目をゲットである。


この後、ほとんどの流しでアタリが出続け、終わってみれば
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43匹ゲット!


一時は入れ食いにもなったので50匹を超えたのではないか、と思ったが、惜しくも届かなかった。
某キングバトル常連の方は100匹釣る人もザラと聞く。
小生も精進せねば。


とはいえ、小生が座を構えていたミヨシ側では、おそらく小生がトップだったはずである。
これはもしや船中で竿頭ではなかろうか!? とドキドキしながら釣果速報を見ると…当日の竿頭はご夫婦で100匹オーバー。
2で割っても1人50匹以上である。
いやはや、上には上がいるもんですな…。


あくまでミヨシ側の小生の目が届いた範囲の釣り人だけであるが、釣果を伸ばしていたのは即掛けをやっていた人ばかりだったと思う。
竿の調子によるところが大きいと思うが、73調子ぐらいを使っていた人はあまり釣れていなかったようす。

「即掛け」と「巻き合わせ」、うまく組み合わせればある程度釣果を担保できるのではないか、などと一人前のようなことを考えつつ、次回釣行に思いをはせる小生であった。



今回の教訓
もはや竿は91調子一択で良いような気がする。
82調子でも合わせ遅れ、合わせのロス?的なものが発生していると思われる。
あと、タナを見失った時は電動の超スロー巻きでアタリの出る水深を探るべし。
ちなみに水深5m水温で20度、サバフグはほぼいないので普通のPEでOK。
テンヤの色は何でもよかった。ただ誘い合わせ系のテンヤは不発。



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前回のキャスティングで見事にブリをゲットした小生、

あの引き味を一度味わってしまうとメジロやハマチでは満足できなくなってしまう。


ああ、再び味わいたい!!




そんな小生、実は2ヶ月ほど前から海蓮丸の船長に「ブリ釣るならいつぐらいがいいですかねぇ」と相談していた。
船長の指定してきた潮が「11月に入ったくらいで大潮後の中潮」。
先達の教えに従順な小生は迷わず11/7の中潮を予約。
なんてタイミングが良いんだ。
日頃の行いがこういった時に現れるんですな。


さて当日。
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この日も一番大きな「ジャンボ」に乗れるかな、と思ったが、なんと釣り情報紙「釣場速報」さんの貸し切りになっており、少し小さめの「ドリー」に乗船。
ドリーの船長も丁寧で優しい人なので、小生的には全く問題なし。


この日はコウイカを使ったノマセ釣りで青物を狙う、所謂「ビッグベイトノマセ」での釣行。
主役はこちら
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コウイカさんである。

胴長12~15cmくらいが1人10パイずつ配られ、こいつを針に引っかけて泳がせる。
ちなみにコウイカ代は大概の船が別料金で時価なので要注意。
気になる方は事前に確認するがよろし。


いや、それにしてもビッグベイトノマセをやる船が増えましたな。
活きコウイカの市場価格が高騰しそうで怖いくらいの増え方。


そのコウイカ、アジよりはよっぽどかエサ持ちがいい。
アジなら20~30匹ほどキープしていないと心元ないが、コウイカなら10ハイで十分。
ちなみにこの大きさでも大きい方らしく、ハマチ・ツバスクラスはほとんど掛からないのだとか。
つまり掛かればブリ、小さくてもメジロということになる。
いやぁ、夢は膨らみますな。



6時頃に明石浦を出船。
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相変わらず明石大橋の朝焼けは綺麗。

ポイントまではわずか10分ほど。水深50mほどのエリアである。



ポイントについてすぐは1.5ノット前後と潮があまり効いておらず、しばらくは沈黙が流れる。


左舷後方で2人の方がラインを切られた、との情報が伝わってくるが、小生が構えるミヨシ側ではウンともスンとも言わない。


皆さん黙々と竿先を眺めている中、潮が3ノットを超えて80号オモリを付けたラインが斜めを向き出した頃からヒットヒットヒットの大騒ぎが始まった。


小生の竿先が「ドンッ」と舞い込む。

比喩でもなんでもなく、いきなり「ドンッ」である。

すかさず中乗りさんが「左右の方は仕掛けをあげといて」と言葉をかけてくれる。
これで周りとのオマツリを最小限に出来るはずだ。

電動リールが唸りながら巻き上げてきたのは60cmほどの、小生にしてみれば良型サイズ。
続けてもう1匹ゲットし、幸先のよいスタートが切れたといえよう。

周りでもどんどん竿先が舞い込んでおり、中乗りさんがタモを持って走り回っている。


小生も続けとばかりにさらにメジロ2匹を追加。

なんとイカ4ハイでメジロ4匹ゲットという快挙である。



潮が変わったのか、若干西よりにポイントを変える。
5ハイ目のコウイカを針に引っかけて55mほどの海底に。

船長から「ここは一気に35mくらいまで駆け上がるんで、初めから35mくらいを流してもらってもいいですよ~」とのアナウンス。


何度も述べるが小生は非常に素直である。
一旦底はとるがすぐに電動のカウンター35mになるまで巻き上げ。


その途中で「ドンッ」ではなく「ガンッ」と竿先が舞い込む。
明らかに引きがメジロではない。
電動のドラグが滑りラインを巻き上げるどころかドンドン出ていく。

小生、オマツリするのが嫌で、電動にしろ普通のリールにしろドラグをガチガチに締めるクセがある。

今回も当然ガチガチだ。

それでも滑る。

出ていく一方で巻き上がらないものだからカウンターはいつのまにか55mほどに。


横に中乗りさんが付いてくれて竿捌きや巻き上げのアドバイスをくれる。
ラインを巻いたり出されたりを繰り返しながらなんとか水面に。

ユラッと魚影が見えた。
「デ、デカい!!」

中乗りさんが用意してくれた船で一番大きなタモでは掬えず、船長さんがもうひとつのタモを持ってきて、2つのタモで挟み込むようにネットイン。

今度は船べりまで上げることができず3人がかりで引き上げたのが
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こちら!

実測90cmちょうど、重さ10kgほどのデカブリ!!


いやぁ、まさか90cmの大台を釣るなんて思いもせなんだ。

周りの方も祝福してくれ鼻高々である。


この後も2匹のメジロを追加して、なんと船中竿頭のオマケ付き。
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ああ、今回もクーラーが閉まらんじゃないか。ウヒヒヒ。


船長が「つりそくさんが取材来てるんで、帰港したら写真撮影の協力よろしく」なんて言うもんだから、「とうとう小生もメディアデビューか!?」なんてホクホクしていると…。


海蓮丸船長、小生のブリだけではなく
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3船でこんなにブリを釣らせてたよ…。

小生のブリがすっかり霞んじゃってるじゃないか…。



とは言え、海蓮丸船長の読みが大当たり!
ブリを釣らせてもらえて大満足の釣行と相成った。


水温がまだ高いこの時期でこれだから、もう少し下がればもっと釣れるはず。
「ビッグベイトノマセ」で夢を見るなら今ですぞ!!




ああ、そうだ。
今回もコツを少しだけ。

親子サルカン下の捨て糸は短い方が吉。
市販仕掛けで捨て糸80cmとかいうのは長すぎるので、半分か1/3くらいに詰めるのがヨロシ。
あと、リーダーは16号とかいらない。
10号でいいけど、その代わり10mほどぐらい極端に長めに。
来年もこれで爆釣間違いなしだな。



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