ボーズが怖くて釣りができるかっ!!

神明間を拠点として船釣りメインにたまには波止にも?何はともあれドM釣行をご覧あれ!!

タグ:神戸沖

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タチウオキングバトル…

大阪湾の有名無名のタチキチ達がテンヤをフリフリ、銀ピカを一番多く釣ったひとがエラい!!というドシンプルな戦い…


その予選に無謀にも参加してしまった小生…

その顛末をお読みいただきましょう。





そろそろタチウオの声も聞こえだしてきた。

晩夏から始まるのは言わずとしれたテンヤタチウオである。


小生、ジギングの次にこの釣りが好きで、大潮周りはジギング、小潮周りはタチテンヤと、この時期は毎週のように船の上に立つことになる。



いつもの名田屋さんに予約しようと釣果ページを見てみたら、行こうと思っていた2022年9月4日がちょうどキングバトル予選会の日。

全くもって参加する気がなかったのであるが、参加料がたったの500円だし、その時点では参加者がまだ4名という表記。


これは運がよければ予選通過してしまうんじゃないか、ちょいと腕試しとばかりに「キングバトル参加で」と予約してしまったのである。




さて当日、蓋を開ければ参加者は8名。


一般のお客さんがトモとミヨシに座られているので、胴の間両舷に4人ずつでのスタート。

小生は右舷ド真ん中の席である。



参加してビックリしたのが、数年前にキングバトルで優勝されていたシマノのインストラクターさんが参加されているではないか。

しかも他船の釣果欄でよく見るお顔がもう一人。

さらに名田屋さんの超常連の釣りウマさんも…。


これはかなり厳しい戦いになりそう、というか、この時点で負けは必至なので気楽にお祭り気分での参加に。



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船は港を出て
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朝焼けの中、明石海峡を越えて神戸沖へ。

いつものタチウオポイントである。


船長の「やろか」の合図で皆さん一斉にテンヤを海中へ。



この日のメインテンヤは
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まるは釣具で買ったこちらのテンヤ。

まわりの皆さんはサンマで勝負されていた様子であるが、ひねくれものの小生はあえてのイワシで勝負。


ぐるぐるサンマはあくまで予備である。



キングバトルでは船長から棚の指示はない。

あくまで自分で探らなければならないのだが、この日は超高活性だったのか、50m付近ですぐにアタリ。

早巻き→ロングステイ→即アワセのパターンで順調に釣り続けていたのだが…



フッと我に帰ると…どうやら小生、かなり釣っていたようで、最初の3時間あたりまでは竿頭か2番手あたりをうろついていたようす。


それに気づいてからは「もしかしたら勝てるかも!!」のセリフが頭をぐるぐる…。



こう思い始めたら、もう空回りである。


イワシを巻きなおすのももどかしく、予備で置いてあったサンマに変更。

すぐにかなりの大物をかけるも巻き上げ途中でバラし。


そのまま釣り続けるが、アタリは頻繁にあるものの掛けられない…。

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そりゃそうだ、テンヤが折れてるのに気づいてないんだもの。


エサの確認はするものの針の確認なんてしたことがない小生、まさか針が折れてるとは…。

この折れたテンヤで1時間弱ほど釣り続けていたため、お隣の釣りウマ常連さんに思いっきり差を広げられてしまった…。



もうこの時点で予選敗退確定である。

日差しはキツいは、2枚潮になるわで全く集中力を欠いた状態で匹数を積み重ねることができず…。


釣果は
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なんだ、めちゃくちゃ釣ってるじゃねぇか!!

数えてみるとなんと60匹ちょうど!!

今までの最高匹数である。



とはいえ、予選通過者は81匹…

2番竿の方で70匹超…

おそらく小生の60匹が3番手と思われる…。



ああ、テンヤが折れてさえいなければ…。


もう勝負はコリゴリ、の小生であった。




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7月28日以来の更新である。


なんともコロナに振り回されたシーズンであったが、新規感染者も現時点では落ち着いており、今度こそ本当の出口であるように願うばかり。


という訳でシーズンは進んですでに10月後半。
もう秋である。


当然のごとくテンヤタチウオに出かけるのであり、タチウオ狙いといえば腕自慢が集まる海蓮丸さんへ向かう。



情報通の諸兄はすでにご存じのことと思うが、今シーズンの神戸沖はすさまじい数のサバフグが湧いている。
そう、まさに「湧いている」が適切な表現なほどの数なのだ。



このサバフグ、エサはきれいさっぱり齧ってしまうわ、PEのマーカー部分に食いついて高切れさせてしまうわ、挙句の果てにタチウオの代わりにテンヤに掛かってきたりする。

エサを齧られるぐらいはまだ可愛いのだが、PEの高切れは堪らない。
水深80mまで落として20mぐらいで切られてしまうのだから、毎回50~60mほど失ってしまうのだ。
これじゃいくら巻いてあっても足らなくなるじゃないか。


でもでも、対処はあって、要はPEのマーカー部分に食いついてくるのだから、色分けされてない単色PEを使用すればよろしいのである。

で、最近大人気なのがコチラ。


このライムグリーンならばフグも視認しないらしい。


ただ…2021年10月17日時点では神戸周辺の釣具屋からことごとく姿を消しておった。
1.5号、2号のそれぞれ150m、200m、300mは少なくとも姿を見ていない。

当然のごとく小生も購入できなかったのであり、代用品を探すも

こういったPEも売り切れだらけ。

う~ん、困った…。
しょうがないので家で埃をかぶっていたコチラを巻き巻き。
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いつ購入したか全く記憶にないエギング用のPEである。

値札に「伊勢吉」とあるから転職する前に、前職の近くにあった釣具屋さんで買ったのであろう。
ということはざっと15年以上前のPEということになる。

そんな古いPE、しかも1号で大丈夫かしら?と不安になるも
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色はホワイト1色。

マーカー入りPEよりはマシであろう。


という訳で当日。
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うわぁ、すごい雨だよ…。


ただ、この日は朝イチからアタリまくりで
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フグにも邪魔されずホイホイと釣りあげていく。
ものの2時間ほどで20匹をゲット。

ありゃ、すごくイージーじゃねぇか。


ただ、3時間を過ぎたあたりからフグの猛攻を受けだす。
30m付近に溜まっているらしく、そのあたりから下にテンヤが落ちなくなる。
仕方がないから回収すると
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これ、このとおり。
手で洗うよりも綺麗にイワシが無くなっておる。

回収するテンヤを追いかけて水面直下まで姿を見せるフグもおり、やはりものすごい量の数がいるようす。


ただ、PEについては高切れすることなく最後まで使用することができた。
どうやらマーカー部分に食いついてきているというのは本当のようである。


もうひとつ不思議なことに
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いかにもフグに突かれそうなサンマが意外にもフグ層を突き抜けてタチウオのタナまで届いてくれた。
どうやらエサ持ちが良い分、フグの猛攻にも耐えられるようである。


後半はフグと遊びながらも少しずつ数を伸ばして38匹でフィニッシュ。
背中側の釣座のお上手そうなオジサマが20匹ほど、とおっしゃっていたのでまぁまぁ好成績だったのではないかとホクホクしておったら…。

なんと小生の左隣の御仁が60匹オーバー。
おまけに僚船では100匹オーバーもあったとか…。


上には上がいるものよのぅ…。



あ、今シーズンのタチウオの傾向を少しだけ。
「即掛け」ではなく「巻き合わせ」。
シーズンが終わるまでに会得しなくっちゃ。







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前々回ボーズだったくせに前回は指4.5本、111cmの大型タチウオをゲットして気をよくしていた小生、

 
小潮回りで朝から昼過ぎまで潮止まりなしという絶好日である2019年10月20日に再び名田屋さんに突入である。


数日前に大きな爪痕を残した台風19号が通過したばかりだったので正直海の状況が気にはなったが、前回の結果の方が前に出てしまい、行く前から釣れる気満々である。
もはやボーズになる可能性など微塵も感じず、細君には大漁だった時のご近所へのおすそ分けの段取りを頼んでいたほど。


さて、当日の朝6時、
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見慣れた明石浦の朝焼けを堪能しつつ、船は東を目指す。
波や風はほとんどなくものすごい釣り日和。
こりゃ予感どおり爆釣しそうですな。


ところがところが…。


いつも通りの須磨沖を目指すと思いきや…
「洲本まで行くんで1時間ほど走りますよ~」
とのアナウンス…。

へ!?
洲本ってあの洲本?
ずいぶん南じゃないか。


小生、自慢じゃないが明石からの出船ではガシラ釣りで東浦沖のちょっと南ぐらいまでしか行ったことがない。そこから先は未知の世界である。

というか、そこまで走るということは須磨沖では釣れんということか…。
ん、嫌な予感がするぞ。



船は快調に飛ばし、1時間ほどたった頃IMG_5839
船団ができているところでストップ。


ん?
ありゃ?
これは何故だか見たことがある景色…。

南を見ると、あれは友ケ島じゃないか。

カワハギ狙いかタイ狙いかは忘れたがものすごく昔に何度か来たポイント。
となると洲本沖というよりも加太沖と言った方が近いくらいだぞ。


う~ん、すごい遠征だな…。


しかも明石海峡近辺と違ってそこそこ強い風と波。
しかも上潮よりも底潮がだいぶ強い。
「水深100m」というアナウンスがあってもサミングしてオモリの落下速度を調整しないと140mほど平気で出ちゃう始末。


こりゃ困ったぞ、釣り辛いことこのうえなし。


まぁ、ここまで読まれた読者ならもうお分かりだと思うが…。

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釣果はこちらの1匹のみ…。

わずか指2本のお子様だけでした…。


前回に好調だった
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サンマ+背油は完全沈黙。
傷すら付かないままで終了と相成りました。


3回ほどイワシをボロボロにされたので小生がアタリを捉えきれなかったのが敗因と思われる。


他のお客さんはというと
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指5本、120cmオーバーをはじめ、ドラゴン級が数匹上がっていたとのこと。

ちゃんとツ抜けしている人もいるのだから、もうこれは腕の差である。


帰港までの間、う~ん、と考え込みながら船に揺られていたが、結論は「経験」。


これが世にいう「タチウオ沼」ってやつか。


さて次回の釣行は笑っているやら泣いているやら。

幽霊魚相手は掴みどころがねぇやな。



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2019年2月2日(土)、フィッシングショー開催初日は混雑必至なのでわざと2日目に行くことにして、空いた体を持て余す訳もなく当然のように半夜の沖堤へと出勤である。


2月は河内渡船が休業に入っているので和田防ではなくポーアイ東側の神戸沖堤群への出動とあいなった。
利用渡船は前回同様さつま渡船改め松村渡船さん。




前回は7防で潮どまりの憂き目にあい、あえなく撃沈となってしまったが、今回はそのリベンジも兼ねておる。
狙いは当然のごとくガシラ。和田防のようにメバリングメインの組み立てではないのだ。あくまでガシラ一筋に攻める男らしい釣行なのである。



さてさて、和田防とポーアイ東側の違いを考えるとおのずと攻め方が変わるのであるが、違いとは何か。

「駆け上がり」の有無である。


和田防に行かれたことがある方はお分かりと思うが、外も内も5~7m沖に急激な駆け上がりを備えている。この駆け上がりが魚をストックする絶好のストラクチャーになっており、必然的にジグヘッドを使うのであれば「縦の釣り」で魚を拾っていくことになる。

底が取れない=秒殺で根掛かり=ジグヘッドのロストがハンパない…というガシラハンター泣かせのやっかいなポイントなのである。

ウキ釣りや探り釣りであればこの駆け上がりのラインに沿って釣る「横の釣り」もしくは「点の釣り」になろう。


対してポーアイ東側の沖堤については全てがそうとは言い切れないが、比較的起伏が少ないもしくは緩やかな海底状況であると想像できる。

海底をズル引きしようものなら瞬殺で根掛かりする和田防とは違い、ポーアイ東側の場合はたまに障害物に当たるくらいで滅多に根掛かりなどしないからである。

ということはほぼ「面の釣り」になり、いかにジグを浮き上がらせずに横に動かすか、が釣果を分けることになる。
うん、お財布に優しい素晴らしい釣り場である。


その面の釣りに対応すべく投入したのがこちら。

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バリバリのバスロッドである「GlassWay makimono」。
かなりマニアックではあるが非常に優秀な竿である。

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1/12~1/3OZ対応であるのでだいたい2~9gぐらいのジグヘッドに対応できる。

以前の和田防でのトラウトロッド投入に続き、異種釣具からの参戦とあいなった。






当日は大潮前日の急激な下げのタイミングだったので想定されるジグヘッドの重さは5g、おそらく竿を設計された方が一番想定した重さのはず。


さらに名前のとおりグラスロッドで巻物(=クランクやバイブレーション)をする場合の専用ロッドであるので、少々使い方は違うが広く面を探るには適切なロッドなはずなのである。

難点を言えばそもそも底をとる竿ではないので小さな「コツン」という着底の感触を感じにくい。
でも周りは根掛かりリスクの少ない海底である。全く問題ないはずなのだ。



という訳で8防へと上陸。8防を選んだ理由は特にない。前回は7防でなぜか潮が止まり悲惨だったのと、フラットな場所で360度投げてみたかっただけである。

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水道側は2人が陣取られていたので、南側へと目を向けると

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ちょっと分かりにくいのだが先端が水没しており、途中から立入禁止になっておる。

果て、10年前はこんな感じじゃなかったはずだが…小生の記憶違いであろうか…。



記憶を手繰っていても埒があかんので早速調査開始である。

15時便で渡って満潮の潮どまりは16時半。そこから迎えの時間までずっと下げっぱなしである。
渡ってすぐは潮止まりゆえ、ゆっくりと道具をセッティング。
まずは5gのジグヘッドに適当なワームをつけて投入。
底をとってからゆっくりとスイミングさせてくる。

和田防の場合は底を取った瞬間に根掛かり防止のためすぐに跳ね上げるのであるが、ここでは着底後竿先を下げてゆっくりリーリングが正解のはずなのである。


時折コツコツと石かなにかに当たるが、それ以外はほぼ障害物なし。しかもわりかしフラットな海底状況とみた。



潮が動き始めて暫くした頃、ようやく当たりである。

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ちっちぇぇ…
10cmにも満たないガシラ様…
よくグラスロッドでアタリを拾えたものである。


さてここからが本番。潮が大きく動き出すタイミングと夕マズメが重なる最高のコンディション。
ここで釣ってもボーズの神様も怒りはしないのである。


さてさて、和田防のように入れ当たりと行きましょうか。



……
………



ピクリともしねぇ!!!!



何をどうしてもアタリがない…。


面だ縦だとそんなゴタクは横に置いといて、和田防並みの着底即しゃくり上げでも当たらぬ。

必殺「潮に任せてゴロゴロ」作戦も効き目なし。





迎えの20時半まで……

完全ノーバイトである…。


先ほどのチビラが無ければノーヒットノーラン…。



同時に8防に上がられていたエビ撒きの方やイソメでスリットを狙われていた方もノーヒットの様子であったから、これは小生の腕のせいではないのである。
きっと潮が悪かっただけなのである。
きっと…。


それにしても前回の7防に続き今回の8防…リベンジできるのはいつになるのであろうか…。

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