船タコというのは特殊なオモリを使う。
普通の小田原オモリやホゴオモリでも構わんのだが、やっぱりギンギラしたオモリの方が釣れるような気がする。
こんなオモリである。
ただ、お高いのだ。
どんなに探したって500円はくだらない。
こんなお高いオモリを使っている時に限って根掛かり爆発なんてことになったりする。
コストパフォーマンスが悪すぎるのだ。
果たして小生は考えた。
考えたあげくに出た結論が自作だったりするのだから単純である。
という訳で小生の釣りグッズ自作シリーズの最新作である。
↓過去作はこちら。
オモリのペイントなんて単純にスプレーするだけじゃねぇか、なんて声が聞こえてきそうだが、ことはそんなに単純ではないのである。
とりあえず順を追って説明していこうではないか。
まず用意するのは当然オモリ。
あとは
パーツクリーナーと
メタルプライマー。
残りは100均で
物が揃ってしまえば簡単で
①パーツクリーナーでオモリについている油分を除去。
これをしないとペイントを弾いてしまうことも。
②メタルプライマーで下地塗装。あらなんだか細君の化粧みたい。
③さらに下地でホワイトを吹く。
④お好みでカラーを吹き付ける。
⑦このままでは面白くないので娘に命じてデコレート。
うん、お安い。
これだけだとシールがすぐにめくれてしまうので、これまた100均の
⑧マニュキュアトップコートをヌリヌリ。
⑨さらにクリアを全体に吹き付けてさらにコーティング。
ちなみに①~⑨までの全ての工程の間に乾燥時間が入る。
ちゃ~んと乾燥させないと
単価を計算してみると
オモリ12個…1,800円
パーツクリーナー…400円
メタルプライマー…550円
ラッカースプレー3色+クリア…400円
小物…300円
なので、1つ287円ちょいである。
これだけでメーカー物のほぼ半額であるが、12個作って使い切ったのはクリアのみであるので作れば作るほどコストは下がっていく。
おそらく最終的には100円ちょいくらいにはなるのではあるまいか。
これで耐久性があればよし。